JWWからの乗換に適したCADのARESは強力!!!

ARES??と思うかもしれませんがJDRAFと聞けばわかる人が多いのではないでしょうか?JDRAFは評判の高いDWG互換CADでしたが今年の12月31日でサポート終了になります。その後継がARESです。

AutoCAD互換CADの中では、日本対応に力を入れています。特にJWW関連は強力で、JWWとの操作の互換性向上には消極的なDRA-CADを大きく凌ぎます。

(クリックで画面拡大)

AutoCADとはファイル互換だけでなく操作も似ています。そうなるとJWWなどのCADからは非常に乗り換えにくいと言えます。しかしARESは、JWWのファイルの読み書きができるうえ、JWWの操作性を極力採り入れたモードが存在します(上の画面キャプチャーがそれです)。JWWの左右に別れたアイコンはかなり似ている(もちろん移動できる)し、何よりもレイヤ、レイヤグループの使い勝手がほぼ同じとなるので、DRA-CADよりも直感的に操作が可能です。JWWの操作を極力変えずに、DWGなどの編集もできるCADとして考えると一番優れているのではないでしょうか?またクラウド版とモバイル版(iOS、Android)まで備えていて、1ライセンスで使える!というのもポイントが高いです。そして本家AutoCAD LTと違って、カスタマイズ機能が豊富にあるのも強みです。

試供版を使って見た限り、DRA-CADよりもはるかに、JWWっぽく使えます。逆にAutoCAD特有の部分も残しているので、そこは戸惑うかもしれません。ファイルメニューでJWWを直接読み込めないとか(あくまで追加ツールで対応しているためと思われます)、完全なシームレスにはなっていないのも残念です。

価格的にもDRA-CAD LEより安いので、JWWからの乗換の有力な選択肢といえます。日本の建築設計に長年対応し続けたDRA-CADは壁量計算や部品類など、まだまだアドバンテージがあるのですが、そのようなものが必要ないなら、ARESが良いと思います。逆にDRA-CADは機能詰め込みすぎなので、もっとシンプルなものが欲しいと考える人も多いかと思います。

 

 

JDrafがいつの間にかARESになっている?

さきほどのブログであれ??と思った方もいたかもしれないので補足。JDrafはAutoCAD互換で有名で、JWWファイルを扱えるという意味でローカライズされている意味でもお勧めしやすいソフトでしたが、現在はARESという名前になっています。

ちなみに販売元の会社名も変わっています。株式会社グレバートジャパンとなりましたね。これはドイツの会社と名前を揃えたのでしょうか??

完全にJDrafの後継CADで特徴もな同じです。JWWとのファイル互換性だけでなくJToolsで建築用の便利なツールや両ボタンドラッグ、画層コントロール(まさにJWW・・・)までついてレイヤコントロールまでやりやすくなっています(この機能DRA-CADに搭載して欲しい・・・)。今一番JWWから乗り換えしやすいDWG互換CADでしょう(二番はDRA-CADか??)。年間保守契約も10000円と安価であり、スタンドアロン版は、そのバージョンであれば無期限のライセンス使用権もついています(初年度の保守は含まれています)。

大手での採用例が多いのも頷けます。価格的にはDWG互換CADとしては若干高めですがAutoCADに比べればはるかに安価。数が必要となる場合はなおさらです。元となる会社もしっかりしていそうですし、しばらくは安心して使えそうです。

JDraf(ジェイドラフ)2016が良い感じ

JWWの速度低下や今後の開発状況など考えると、他のCADへ・・・というのは誰でも考えるところ。小規模だとDRA-CADも有力候補です。JWWも使えDWGも・・・。

ただし元々がDWG互換CADではなく、元々思想が異なるCADなので、もう少しAutoCAD寄りがいいな・・・ついでにJWWの操作性やファイル読み込みも・・・

と考えて行くとJDrafに行き当たります。

ドイツで開発されているCADエンジンを元に日本でカスタマイズされているもので、AutoCADと高い互換性(ファイル・操作性・画面)を持っているのが特徴です。価格も低価格でいわゆるAutoCAD互換CADと言われる分野に該当します。

ただ、日本向けに大幅にカスタマイズされており、JWWのファイルの読み込み(書き込みはできない)が可能なほか、JWWのような画面周り・操作性で編集できるように設定が可能です。またモバイルCADの「ARES Touch」で、タブレットやスマートフォンで作図・編集が行えます。JDrafライセンスユーザーは全機能を利用可能です。

JWWの書き込みができないことと、現在AutoCAD2013 DWGまで・・・というのあスペック上の不満点でしょうか??スタンドアロン版も5万円程度ですし、購入方法も柔軟。5年で約11万円(年2万弱)などの期間契約ライセンスなども可能です。