MOKUZO.Designer 木造構造計算の新顔が株式会社構造ソフトより登場

春先にも予告がありましたが、正式発表になりましたね。MOKUZO.Designerは、木造構造計算ソフトで、4階建て以上の建築物の計算できる新製品です。また四号建物のN値計算、バランスの検討、仕様規定の検討に対応。もちろん混構造の木造部分にも対応しています。

基本的に新グレー本(2017年)準拠で、通り数は180通り。ルート2迄対応。傾斜フレームにも対応しています。

伏図、軸組図から入力出来、リアルタイムで3D表示できます。「かんたん入力」機能という、部材断面を定義せずにプログラムが準備した断面ですぐに入力が開始できるそうです。また一貫構造計算ソフトと同様にテキストエディタによる一括入力が可能で、RC・S造の一貫計算からの移行組は、非常に重宝しそうです。

面白いのは軸組図に金物の形状が表示されること。これはST1でも導入して欲しいと思っている機能ですが、公開画面を見る限り、山形プレートやCP-Lを描画しています。新型の金物など登録できるとよりリアリティが増すと思います。もっとも仕様では岡部の筋違い金物、カネシンの金物など登録してあるそうなので、どう描画されるのか?興味があります。

また四号建築の条件を自動で判断し、そのまま四号で計算したり、許容応力度計算に進んだりできるので、他のソフトと異なりわかりやすい計算フローだと思います。どうしても他社だと4号はオマケ的になっているので。普段4号を使いたまに構造計算という人には非常によい仕様だと思います。準拠する基規準、参考文献にに住木センターの「最初に学ぶ木造住宅の構造計画壁量計算・四分割法・N値計算・演習」が入っていることから期待できます。

初心者向けにわかりやすく作ってある印象はありますが、初めて構造計算ソフトを触る方は、敷居が高いと思います。そんな場合に構造ソフトは初期導入支援サービスを用意しています。

後発の利を活かして、わかりやすいユーザーインターフェイス、丁寧な作りでファンを増やしそうです。もちろん基礎の計算もできます。

価格は定価が324000円。このクラスにはHOUSE-ST1の牙城であり、そのまんまぶつけてきた感があります。キャンペーンで2月末まで259200円、他社ユーザーは216000円と思い切った価格で攻勢をかけるようです。最近、目立った機能アップがないものの、相変わらずシェアの高いKIZUKURIからの乗換も視野に入れているようです。出荷は12月下旬から。

サポートに関しては必須のようです。有料の年間サポート会員に入会しなければなりません。ただし12月末までに買えば一年間のサポート会員費は無料!!!となりますので、この機会をお見逃し無く!!年間サポート料金は28000円+税となります。

ホームページに仕様等載っていますが、公開されているデータだけみると、他社に追いつくのはまだ先のようです。また計算フローの図が垂木・母屋の計算が二重に出てきたり、まだまだ情報整理がこなれていないようです。ただ春先に正式発表では?と思われていただけに、開発の遅れと言うより基本部分をしっかり作り込んでいる感じがします。他社がユーザーの声を反映せず会社本位の開発が目に余る時代になってきましたので逆転のチャンスは十分にあります。なにせ告示1100号の変更で耐力壁の仕様が加わったにも拘わらず、未だ追加しない、今さら追加するソフトが多い状態ですからね。価格帯から初めての木造構造計算ソフト、という感じもしますが、HOUSE-ST1やSTRDESIGN、その他ソフトからの乗換にも良いと思います。

HOUSE-ST1 Ver7.5.0.9

木造構造計算ソフトHOUSE-ST1がアップデートされました。

軽微なバグフィックスです。

最近、手軽に使える木造四号建物の計算ソフトないかな~と相談を受けることが増えています。確かに市販のものは手軽さがないですし、実用性が低いのも確か。高機能なものは高いですし。おそらく木造の意匠設計者と構造計算ソフト会社の接点が少ないからかと。同じ事は木造住宅の省エネ計算ソフトにも言えています。今までその層はJWWなどフリーソフトでまかなえてきていましたし、いろいろ創意工夫してきましたが、その層が低年齢化してきて、どうしていいのか?わからないのでしょうね。昔のNifty-Serveなどの文化ってそういう意味では非常に貴重でした。フリーソフトの作者が高齢化したうえ、主戦場がスマホに移ってしまって久しいので、今後も改善されるとは思えません。設計事務所開設の敷居がどんどん上がってしまうのではないか?と危惧しています。

 

HOUSE-ST1 Ver7.5.0.8とHOUSE-ST1の歴史

HOUSE-ST1がアップデートされています。

軽微なバグフィックスがメインです。

なまあずショップ楽天市場店で販売しているHOUSE-ST1のショップ限定セットは10月から値上げになるそうです。ST1に恋しての技術資料を別売にするか?しないかで最後までもめましたが、結局含めて値上げという形となりました。なまあずステーションも当初よりかなり充実していますし、初心者にはST1に恋してはかなり有効な学習手段だと考えているので、このような結果となりました。既存ユーザーは無料で、追加分を利用することが出来ますし、9月までに購入のユーザーは従来通りの価格なのでかなりお得かと思います。HOUSE-ST1をお考えの方!!是非9月中の購入をお勧めします。

比較的簡単とはいえ、それはあくまで操作面でのことです。計算書を読みこなしたり、追加計算を行う為には、それなりのテクニックも必要です。そんな方のために、なまあずショップではHOUSE-ST1がVer3の頃から、その初心者向けの操作性の良さから、無料の手引きなどを配布していました。Ver3.5は耐震偽装事件もあり大きく計算が変わった頃でしたので、自分のためにも作成していました。今調べたら2007年末に企画し2008年初に、「HOUSE-ST1で始める木造3階建ての構造計算」(有料解説書)、「HOUSE-ST1で始める木造構造計算の手引き」(無料手引き)を発表したわけですから、すでに10年経っているんですねえ・・・。

個人的に名作と思えるHOUSE-ST1はVer4(2009年)かな?グレー本が改訂になり計算しやすくなりました。構造計算始めるには一番良い時期だったのではないでしょうか?この頃は本当に良く売れましたね。初心者向けの構造計算ソフトって位置づけは絶妙でした(メーカーが言っていたわけではない)。操作性もこなれていて扱いやすかったです。

Ver5(2011年)は恐ろしいほどのパワーアップを果たした反面、操作しにくくなり、また消化しきれていなかったような気がします。ただユーザーが求めていたものを積極的に取り入れ、先行するKIZUKURI等に追いつき追い越すかも?と感じさせた意欲作でした。。

Ver6(2014年)は意味不明なバージョンでした。年数が経ったから・・・という部分は仕方がなかったので、メーカーも苦肉の策だったのかもしれません。改正もグレー本の改訂もありません。残念ながらVer5の積み残しもありましたし。当初の私のブログにも「あまり大きな変更がなくブラッシュアップと予想されます」と書かれています。機能的には最大軸数が90から150になったので、これだけは大満足でした。またエラー表示が見やすくなり「おっ!」と思われましたが、意外と見落としが多く早くブラッシュアップして欲しい機能となりました。各新機能の詰めが非常に甘く、トラブルも多めで一部の技術者からはさじ投げされていました。Ver5のうちにもう少し詰めて、満を持して発売されれば評価は変わったしシェアも大きく得られるチャンスではあったのですが・・・。現在使い勝手の良いプロテクト方式にいち早く対応したわけで、そういう意味ではモニュメント的なソフトでした。

Ver7(2017)年は更に混迷を深めたバージョンでした。そう。年数でみればバージョンアップもやむなしなのですが、この年久々にグレー本が改訂されました。そのため半年程度でVe7.5をリリースせざるを得ませんでした。しかもこの年はWOOD-STという上位の木造構造計算ソフトのリリースもあり、ユーザーから見ると本当にわかりにくかったです。そして値上げされ比較的安価、というメリットも薄まりました。何よりも大規模木造というそれほど一般のユーザーが興味がない部分の今日かがほとんどでした。そのため、旧来のユーザーの不満点はほとんど改善されておらず、一部のパワーユーザー離れも発生しました。ただソフトウェアプロテクトが更に改善され、現時点でもこの業界ナンバーワンの使いやすさになりました。出力機能が強化され「使い方を理解すれば」非常に出力しやすくなりました。

Ver7.5はグレー本の改訂によりVer7より無償アップでリリースされました。この時点でVer7だったらな~と感じます。ただVer6と異なり安定度が高く、またグレー本対応箇所に関してはなかなか良い感じで審査者の受けは上々でした。Ver6と異なり、Ver7は完成度は高いわけで、もう少し商品企画やマーケティングやプロモーションの部分で何とかならなかったかな~と残念に思います。

現時点で不満が多いのは、入力をスピーディーに行う為のダイアログ操作や設定画面に無駄が多い点。何かひっかかるんだよね~という声が多いです。操作性が良いから感じるわけで、他のソフトよりはマシなんですけどねえ・・・。そろそろ一から設計し直して欲しい・・・。またCAD変換も不満が多く、帳票をCAD化するよりも、構造図を描きやすいように出力して欲しい(特に金物)との意見が多いです。せっかく色々なCADの入出力に対応しているのだからもったいないです。構造計算してから構造図を描くまでが意外と面倒なソフトでもあります。あと細かいグリッドが拾いにくい・・・とか・・・。

意外と不満点が少ない割にストレスが貯まるものが多いのが悩みの種です。あと意外とCDEXM対応して欲しいという声が多いのは驚きです。他社が対応しているだけに、ということだけでなく、wallstatへの対応ということでしょう。各社あまり良いコンバーターを搭載していないので、良い物を作れば確実に飛びつくと思うのですがCDEXMとwallstatってある意味構造計算ソフトや耐震診断ソフトにとってはガンなんだと思います。

1つのソフトの成長を長年見守れることは嬉しい限りです。もっとも開発者からみると面倒なヤツ!という感じでしょうけどね。生まれたばかりのソフトを今年も面倒をみることになりそうですが、こうやって長年見続けられたらな、と思います。

HOUSE-ST1のインポート機能

KIZUKURIなどで急いでいると初期状態で入力してしまい、後から基本的な設定をしていなかった!!と激しく後悔することがあるのですが、HOUSE-ST1になってからは皆無です。もちろん忘れて初期状態で入力することもあるのですが、外部ファイルのインポート機能がありますので心配ありません。

インポートを実行すると上のような選択画面が出てきます。HOUSE-ST1で秀逸なのは、読み込む項目を取捨選択できること。たとえば、積載荷重リストだけを読み込むということも可能です。この手の機能は全部読み込んじゃうので意外と汎用性がない場合が多いのですが、HOUSE-ST1は素敵すぎます。この機能のおかげで設定などをミスして計算書を出力することは皆無になりました。まだ活用していない方、是非ご活用くださいませ。

なまあずショップ楽天市場店では、木造構造計算ソフトHOUSE-ST1に、使いこなすTIPSがたくさん詰まった会員制サイト「なまあずステーション」利用権がついた限定セットを販売中!!なまあずショップ楽天市場店でしか購入できません(コピーサイトにはご注意ください)。

 

 

 

HOUSE-ST1 Ver7.5.0.7

木造軸組構法住宅の許容応力度設計2017年版に対応した木造構造計算ソフト「HOUSE-ST1」がアップデートされています。内容的には軽微なものですが必ずアップデートしましょう。他のソフトと異なり、起動時にアップデートがあると知らせてくれるHOUSE-ST1は非常に良いですね。KIZUKURIなんかは、アップデートずっと忘れているユーザーもいるくらいですから。USBプロテクトが廃止され、今後どうなるか?と心配していましたが、特に大きなトラブルもなく順調なようです。私の環境下でも問題はなく、USBを刺さなくていいので出先などで使うときも安心です。複数台のパソコンでの切り替えも問題はありません。私は3台で切り替えています。もちろん同時使用はできません。

 

WOOD-ST Ver1.0.0.4

秋口に大幅アップデートするので、それまではあまりアップデートがないかな??と思っていたWOOD-ST1ですが、意外とこまめにアップデートしています。これは使っているユーザーが多くなっている、実務で使っていて気がつくことが多い、証拠でしょうか??ともあれ、ショップ側から見てもユーザーが増えてきていることは実感できます。実際、私が触ってみたASTIMやSEINと比較してもとっつきやすいですし、操作しやすいのは間違いありません。

大スパンのトラスを設計出来る場合、今まで鉄骨造の領域と思われたものも木造でできるようになります。WOOD-STの場合、単体でトラスの計算ができないのは残念です。HOUSE-ST1から転送できるとか何か配慮して貰えればかなり楽に設計できると思うのですが。私の場合、FAP-3&MED-3で計算したものを単純梁に置き換えて計算していますが、HOUSE-ST1のような方式のほうが楽ですね。できる形は限られますが最初は無難な形のほうが安心でしょう。

中大規模木造の講習や出版物も増えつつあります。どれくらいのものをやりたいか?は人それぞれで、学ぶべき技術もバラバラです。欲張らずに自分ができるものから身につけていくスタンスでやらないと、何もできないまま知識だけ増えていく・・・なんてこともありますのでご注意を。

WOOD-ST Ver1.5仕様公開

本日、木造構造計算ソフトのWOOD-STのVer1.5の公開予定とその内容が発表になりました。既存ユーザーは無料アップデートです。もっともこのような進化過程のソフトは年会費制のほうがしっくりくると思いますね。HOUSE-4号みたいにアップデートもしないのに年会費制だったりするソフトもあるので、??ですが。そのうち年会費になるのでしょうか??

さて、その内容は発売時に積み残したものと、ユーザーからの要望をかなり反映してくれています。構造システムも以前とかなり変わってきていますね。非常に実務よりの内容になっております。HOUSE-ST1HOUSE-DOCもこのような方向性になってくれればいいのですが・・・。

まず、基礎の計算を搭載するようです。スラブはBUS-基礎構造??となっていますが、そんなに面倒な話なのでしょうか??地中梁の計算が一体になったので、かなりスピーディーに計算書を作成できそうです。

4階建て以上への対応も面白い方法で対応しています。まあ確認機関が??というのはこの手のソフトの仕方がない部分ですが、そもそもがアレなので、設計者次第ということになりそうです。

うれしいのが、面材壁のせん断剛性や耐力設定が簡単にできるようなったこと。そして壁通しも可能になり、入力手間が著しく減ります。私はこの機能が搭載されただけで、十分です(嬉し涙)。

BUS-6やWALL-1へ転送できるようになり、HOUSE-ST1と同様に連携が楽になりました。まだまだ細かい部分ではHOUSE-ST1に追いついていない部分もありますが、これでかなり近づいたといえます。またFAP-3に転送できます。個人的には強く要望していた機能なので、さっそく対応してくれた嬉しい限りです。たぶん他の方も要望してくれていたんだな、と思います。

肝心のアップデートは、2018年秋とかなりざっくりです(・・・)。初秋ならうれしいな~とか、できた部分から搭載してくれると・・・とか贅沢なことはいわず静かに待っております!!

HOUSE-ST1 Ver7.5.0.6

木造構造計算ソフトのHOUSE-ST1がアップデートされています。軽微なバグフィックスのほか、マニュアル・ヘルプ等も更新されたようです。

最近はKIZUKURIとHOUSE-ST1を使う時間は半々くらいになっていますが、やはり入力画面の見上げか見下げか?は神経を使いますね。ここだけは長年KIZUKURIを使っていたのでHOUSE-ST1ではまだうっかり、ということが多いです。そもそもKIZUKURIの方法のほうが癖があり、慣れるの大変だったな~と思い出します。HOUSE-ST1も下階柱をもう少し目立たせる方法があれば、梁掛けのとき間違えないのにな~とも思います。

なまあずショップ楽天市場店では、昔好評だったHOUSE-ST1のセットを再開することになりました。「HOUSE-ST1 Ver7.5なまあずショップ限定セット」です。まあスペシャルセットとほぼ同等です。なまあずステーションからPDF手引きやサンプル、動画マニュアル、ワンポイントテクニックなどダウンロード出来ます。またHOUSE-ST1を使う上で便利なサブツール「もくツール」(要Excel)もダウンロード出来ます。ちなみにコピーサイトなど出る可能性はありますが、このセットは、なまあずショップ楽天市場店のみの販売になっております。コピーサイトにはくれぐれもご注意ください。

HOUSE-ST1の柱頭柱脚金物の計算

KIZUKURIからHOUSE-ST1に移行してきて戸惑うのは金物の計算とその表記。HOUSE-ST1はいろんな意味でレファレンス的。金物名で計算書も出力してくれないので全部の金物を書き換えたり・・・とか工夫が必要です。そして金物伏図も1階土台、1階柱頭2階柱脚、2階柱頭のように床面を基準に出力されます。便利なような不便なような。そして金物計算も新グレー本に準拠しすぎています。新グレー本の金物計算のところを読んでいると建物の隅柱のβ値は柱頭は通常の数値で良い・・・という部分をそのままプログラムしているので、隅柱のみ柱頭柱脚同一金物になっていません。節約にはなっているのですが最初は戸惑います。HOUSE-ST1は柱頭柱脚の補正機能もありますので算定時にミスすることも少なくて良いですね。

ソフト毎の違いって意外とあります。同じモデルを違うソフトで入力するとアレ??と思うことがよくあります。その場合は手計算で確認するだけでなくマニュアルの再読み込みも重要です。私も隅柱の柱頭の件は気がつきませんでした(汗)。まあ私の場合は柱頭柱脚同一金物が基本ですし、隅角は施行令に従いホールダウン緊結にするので、設計上はあまり変わりませんが。計算数値に従うだけでなく安全性を確保するための工夫は必要ですね。

BS耐力壁検定ツール(ベースセッター)

メーカーから公開されたベースセッター用の計算ツールBS耐力壁検定ツールを使ってみました。

はっきり言ってダウンロードしてすぐ使える、と思っていると大変なので先にダウンロードして一回使って見てください。私も二時間ほどかかってしまいました。

KIZUKURIとHOUSE-ST1で同じサンプルデータを使ってやってみました。このツールが何をやっているか?わからない人はかなり戸惑うはずです。ソフトによって用語も違いますし、数値が出てくるページも違います。

建物角で、HOUSE-ST1で入力したところ。壁倍率の上限の設定に注意してください。事実上制限がないJISモードにするとC0が0.25になるので注意です。また隅角で使う場合は直行方向の耐力壁の柱と兼用できないので、もう一本柱を入れて耐力壁を切る必要があります。HOUSE-ST1は見えにくいので、柱を非表示にして確認します。

KIZUKURIでは見やすいですね。こちらも基本設定で壁倍率の上限を15程度にしておく必要があります。

木造構造計算ソフトのほうはこれでOKです(上記は10.5センチの柱で標準的なパターンの場合です)。

もうお気づきだと思いますが、ベースセッターは集成材一本の「柱」ですが、構造計算ソフトに入れるときは、柱二本入れ、その間に耐力壁を入れるモデル化が必要です。その場合、2本の柱を精算する必要があります。そのためにツールがあります(便利!!)。

ツールはExcelのシートになっています。必要データは自分で構造計算書の中から拾ってこなければなりません。高さ関係は簡単ですが、分担水平力・軸力は通常の構造計算で追加軸力などの精算を経験していないとわかりにくいです(なんとなく表記が誤記っぽいところありますが・・・長期の柱名!)。また1つの建物で使える量も制限があり、それもこのツールでチェック出来ます。

どちらかというとKIZUKURIのほうがわかりやすいかな??確認のための画面もありますし(特に短期を左右切り替えて見ることができるので便利です)。まあ最後は印刷しなければならないので不便といえば不便なので、ユーザーは慣れている??でしょ??HOUSE-ST1は印刷(PDFやDocuWorks)に印刷しなくても全帳票を閲覧できるので便利ですが、解析ツールがないのでちょっと不便です。

このツールでOKなら大丈夫だそうです。気になる方は自分で検算してみましょう。

門型フレームなどでもそうですが、46条壁量計算では加算できないので、四号建物で使う場合は注意が必要です。構造計算できる人はかなり便利なツールになります。450の壁柱なので芯寸法は345mm。ビスダックジャパンのタフボードのタフ455より若干狭くいけます。J耐震開口フレームは片側292.5mmですので更に狭くいけますが、両側に出てきますし、運搬も大変ですし価格も高いです。建物角で使う場合はホールダウンとの干渉を特に気をつけなければなりませんが、慣れれば難しくはないでしょう。

というわけで設計では慣れが必要です。くれぐれもわーい、柱だけで耐力壁できる~なんて安易に考えないように・・・。