DRA-CADのクイックメジャー機能は便利!!

たぶん5年くらい前に実装されたDRA-CADではあまり有名な機能ではないクイックメジャー機能。起動すると問答無用で、クリックした場所のX軸とY軸の寸法が片っ端から入るという恐ろしい機能。階段などの間隔が合っているか?とか確認するときは一発でわかりますね・・・。

別に図面に書き込むわけではなく、表示するだけ・・・という思い切った機能です。非常に便利ですね。このような小技がたくさんあって、使いたい物を選んで使う・・・というのがDRA-CADの良いところですね。

DRA-CAD付属の忘れられた画像編集ソフト

DRA-CADといえば、国産建築CADの老舗だ。長い歴史の中で様々な創意工夫をしてきている。その中で世の潮流から離れてしまったものもあるし、今となっては必要???というものもあります。それらも含めて歴史があるというのだが・・・。

さて、今回紹介するのはDRA-CADに付属の画像編集ソフトDraster2。最近アップデートされているのか?も謎ですがグラフィックソフトを持っていない、インストールしていないときに、最低限の処理ができるので重宝します。

起動すると古そうな感じです。ファイル形式もjpeg、bitmap、tiff、pngのみ(それで十分ですが)。TWAINにも対応しています。背景写真とCADで作ったパースを合成することをウリとしていたらしく、マスク、アルファチャンネル、モンタージュとその手の編集面は充実。明るさや色相の補正なども一通りでき、Windows標準のものよりも使い道が多いです。なげなわ選択なども一通り揃っていて、CAD付属ソフトとしては非常に充実したものとなっています。少なくとも私はこのソフトだけで出先での急な写真の編集なども問題なくこなしています。もう少し改良すれば非常に良いソフトになりそうなのに注目もされていなくて残念です。

パースなどをアルファチャンネル編集も簡単で助かります。

ヘルプが雑すぎてわかりにくい、トリミングがドット単位で指定できない、アイコンが直感的でないなどありますので改良を望みます。CADと画像編集ソフトは併用することが多いので、もう少し改良していって欲しいところです。

Croscope Ver1.3.5 アップデート

久々にアップデートされました。

バグフィックスがメインです。

発売から時間が経ちました。価格的にも機能的にもかなり魅力的・・・と思われたのですが、i-ARM、DRA-CAD LEなどでもそうなのですが、構造システムグループは、低価格ソフト、低価格をウリにしたソフトにこれでもか、と機能を詰め込むクセがあります。それが価格維持のため、といえばそれまでなのですが、必要ない機能まで詰め込み、そのソフトに本当に必要かを煮詰めていないケースが散見されます。また発売時から有用と思われる機能をアップデートしないこともあります。

さて、Croscopeが発売されたときにくらべ、クラウドやスマホ、タブレットの重要性が高まっています。DRA-Viewerなんてタブレット用のビューワもでています。Croscopeはクラウドとの親和性と、スマホ対応が急務です。DRA-Viewerの有料高機能版となれば、誰も文句は言わないでしょう。Croscopeという名前も浸透しなかったわけなので、DRA-Viewer professionalなどという名前に変えてしまってもいいと思います。画像ビューワーとしても有能ですし、画像編集も簡易ながら搭載しているわけで、今のままCroscopeとして売っていくのはもったいないです。もっと売れるはずです。

もっともメーカーが本気にならないのは、CADの変換という意味では、価格が高くてもDRA-CAD LEが好調、という側面もあるのかもしれません。確かにCroscopeが売れるよりDRAが売れた方が良いでしょうから。しかし分野はまったく違いますから、うまく棲み分けたほうが良い気がします。

DRA-CAD18の、JWW操作の改善

DRA-CAD18は11月中旬に発売となります。毎年着実にバージョンアップしているCADがだいぶ減ってきた中、頑張っていますね。JWWかAutoCADか??といわれた時代は遙か昔。今はBIMの普及が進み、今さらCADを買う??と思う方もおおいかもしれません。しかしBIMだけですべて・・・ということは希でしょう。変換機能が優れて、毎年バージョンアップし、最新のOSに対応し続ける仕事道具は絶対に必要です。まあ、CADといえば、AutoCAD互換CADが普及してきたので、必ずしもDRA-CADを選ばなくても良い時代にはなりましたが、JWWからの乗換なら、DRA-CADのほうが良いのは間違いありません。このブログでは他にARESというAutoCAD互換CADをお勧めしていますが、操作以外の日本独自の法対応などを考えるとDRA-CADは第1候補に挙がってきます。

さて、その最新版のDRA-CAD18のアップ内容に、JWW風操作の改善があります。DRA-CADは、JWW風の操作として両ボタンドラッグでの拡大縮小に対応しています。私も最初は便利だな、と思ったのですが、DRAの場合ホイールで拡大縮小したほうが便利な場合も多いので、あまり多用しなくなりました。

というのも、線分コマンドを実行し、始点をクリックした後、ちょっと画面を移動して終点をクリックする場合、JWW風操作だとコマンドが中断してしまって線分が書けなくなります。ちなみにホイールで拡大縮小すれば大丈夫です。これは致命的でDRA-CADプログラマセンスなさ過ぎ・・・と感じてしまいました。それでも癖で拡大縮小のみに特化すれば使えていたので、JWWからの乗換ユーザーにとっては有り難かったはずです。

しかしこの致命的な特色が、DRA-CAD18では雲散霧消しています。線分コマンドで始点を入力してから拡大し・・・という場合もコマンドが継続するので作図を続けられます。

上記機能は、DRA-CAD17 plusでも確認できます。DRA-CADアソシエイト会員は是非お試しあれ!!

ホームページのリニューアルの難しさ

建築ピボットのホームページがリニューアルされ、見やすくなりました。ただ、過去のリンクがなくなっているので、google等の検索エンジン結果から機能の説明に飛べないのが残念。DRA-CADだけみても、説明などが大きく減って直感的にもどんなCADかわかりにくくなりました。あえて誤解を恐れずに言うと、i-ARMのカタログみたいになってしまいました(もっとわかりにくいか?)。多分メーカーの人間やヘビーユーザーはその製品を理解しているから、この程度の表現で良いのかもしれませんが、正直、購入検討者には??となってしまうようです。

特に、

・独自の機能がわかりにくく、せっかくの独自機能のアピールになっていない。

・操作情報など過去にあったものがなくなったのが痛い。ミニ動画などもなくなり、本当に操作が見えなくなった。残った動画も概念的なもので、実務者には不要かと。

まあ、リニューアル作業を優先してコンテンツが後回しになるのはどのページでもあることで、非常に頭の痛い問題です。ただ最初はそう思っていても、日頃の業務に忙殺され追加できない・・・ということは、あるあるなので。せっかくきれいにまとまりのある、わかりやすいページ構成になったので今後も期待しております。

DRA-CADの文字交換コマンドは便利!!

あまり宣伝されていませんが、DRA-CADの文字交換コマンドは便利です。

そもそも標準で付いている例が、しょーもなさすぎるのでスルーしている人も多いと思います。自分で使うリストを作ってみると良いでしょう。

準備は、パレットをテキストに切り替え、適当なテキスト(120床.txtのようなもの)をダブルクリックしてメモ帳を起動して、中身を書き換え、名前を付けて保存(191 金物.txtのように)します。

今回書き換えたのはこちら・・・

木造の金物にしました。kizukuriで出てきた金物の修正用です。

完成したら、文字コマンドの「文字交換」をクリックし、作った191金物.txtを選択。CADの文字列の上で、右クリック(進む)左クリック(戻る)するだけで金物名が変わっていきます!!

これを使えばわざわざ文字コマンドで書き直す手間がいりません。

文字の編集機能は、DRA-CADはピカイチですね。JWWなどでは外変を使わないと面倒な作業も標準コマンドで簡単にできます。数字だけなら、文字アップダウンコマンドもお勧めですが、金物のように特殊な文字列を操作する場合は文字交換がベストです!!

ちなみに図面番号などもS-10とか作っておくと便利ですよ。

 

 

 

 

DraftSightの無料版がなくなるが・・・

私も愛用している無料のAutoCAD互換CADのDraftSight。無料というだけでも魅力ですが、AutoCADを使っていた人なら乗り換えるのの簡単だったこともあり、多くの方に愛用されていました。

が、これほど高度なものがいつまでも無料というわけにはいかず、無償版の提供を終了すると3月に発表されていました。今年の12月31日まで無償版は使えますが、それ以降で使いたい方は有料版で・・・とのことです。

これは仕方がないことだと思います。最新OSへの対応などだけでも労力は非常にかかります。SketchUPのときもそうだったように、いつかは・・・ということは考えて無料の高度なソフトは使うべきです。いつかは・・・は無くなることも同様のリスクとなります。

さて、有料になってもDraftSightの価値は変わらないと思うのですが、やはりどれくらいの金額かは気になりますし、場合によっては使い続けることができないかもしれません。

個人的に悲しいのは、完全年会費制だということ。これは私の考えとは逆行しています。今ソフトウェアを売るためには年会費制への移行が必須だと思っています。ただ、無料から・・・という時期なので一定期間期限無制限のライセンスを作っても良かったのではないか?ということです。まあ初回バージョンだけだと思うのですがね。サポートは常に最新版で、ということが不可能になるとサポート労力が非常に大変になりますからね。

で、一番低価格なStandardは年10900円。意外と安いのにびっくりです。ただ毎年1万円づつ、というのは日本人の建築士ではケチりたい!!という方が多いかもしれません。でも20年間つかっても20万円くらい、というのは安価という他ありません。今まで無料で使っていた人は恩返しで使ってみるのも良いかもしれません。

ちなみに上位版のProfessional版は年21900円。高機能な2DCADです。こちらは機能が大幅にアップしていますが、ちょっと割高ですね。といってもDRA-CAD LEのアソシエエイトが24000円であることから見ても、初期投資がない分、だいぶお得だと言えます。

もっとも無料だから・・・といってインストールしておきたまに使っている人も多かったはず。無料じゃなくなったのは残念ですが、もし無料のCADだけで仕事をやっている人がいたら、そろそろ考え方を変えた方が良いかもしれません。まあ人間も寿命がありますが、ソフトウェアもあります。急に使えなくなるリスクは無料ソフトだけでなく有料のソフトでもありますが、どちらが可能性が高いかは明らかですね。

ちなみに私が推奨しているAutoCAD互換CADのARESは、買ってから1年のサブスクリプションがついていて、それがキレると年1万円です。初期投資がないぶん、DraftSightのほうが安いですが、日本環境へのローカライズなどはARESが上。恐らく年2万円程度のCAD投資ができないと今後は厳しくなってくるのではないでしょうか?と思います。

 

DRA-CAD 17 plus のJWW風操作の改良

とある方から質問があったので検証です。

DRA-CADでは、JWW風の操作を一部取り入れています。具体的には両ボタンドラッグで拡大縮小ができることです。まあ「風」は「風」です。違和感はあるのですが、拡大縮小、パンニング程度を癖で使っている人には良い機能でした。私もたまに使ってしまいます。まあ最近ではDRA-CAD中は拡大縮小はホイール、移動はカーソルな感じで自動で頭で切り変えていますが。

さて、DRA-CAD17までの両ボタンドラッグには、選択中のコマンドが解除されてしまうという致命的な欠点がありました(なのであまり積極的に使っていなかった)。例えば線を引こうと単線コマンドを選択してから、両ボタンドラッグで拡大縮小すると単線コマンドが解除されてしまいます。ちなみにホイール操作で拡大縮小すればこの現象は回避できます。

今回、DRA-CAD17 plusで、コマンド実行中に両ボタン押し操作をしても機能を継続できる機能が搭載されました。先ほどのように単線コマンドを選択してから両ボタンドラッグで拡大縮小してそのまま線を引けるようになりました。不思議なダイアログがでる不具合も回避できています。

ヤッターと思う方も居るかもしれませんが、JWWの操作とかなり違和感があります。やっぱり若干もっさりしますので、JWWほどキビキビ動いてくれません。隠しコマンドの「マルチ表示でタイル非表示」コマンドラインに打ち込むと、鬱陶しい4方向の機能の表示が消えて若干キビキビしますので、このコマンドは標準にしてほしいです。この機能のおかげでJWWからDRA-CADに乗り換えやすくなったのも事実で、今回の改良でクロックメニューを使わずワンキーやマウスクリックでコマンドを使っていた方は、かなり乗り換えしやすくなったのではないでしょうか?

DRA-CAD17plus

はい。今年もこの時期になりました。

DRA-CADの年会費ユーザーには恒例になりました。先行バージョンが発表(詳しい内容はこちら)になりました。先ほどのHOUSE-DOCの項目で書いたわくわく感があります。

面白いのはQRコード挿入。図面にURLやメールアドレス、テキストを格納したQRコードを挿入できるのです。まあ無料のQRコードを作れるサイトはいっぱいありますが、確かにCAD上からできると便利ですし、新しい使い方を提案出来るかもしれません。例えば設計データとリンクさせたり、地図をリンクさせたりして、他の情報を参照できるようにするとか・・・。今まででも確かに出来ましたが、気軽にやろうと思えるのが不思議です。

スケッチアップの2019形式に対応しています。DRA-CADの毎年のバージョンアップの基幹的部分は、DWGやJWWやスケッチアップの最新バージョンに地道に対応し続けること。ここを欠かすこと無く続けることが現在のDRA-CADの信頼感の向上ならびに、利用者の増加につながっていると思います。

DRA-Viewer iPadやiPhoneでDRA-CADの図面を読めるのか??

はい。アップルストアでDRA-CADの図面をiPad/iPhoneで読めるアプリ「DRA Viewer」を配信開始しました。といってもDRA-CADでXML保存したものを・・・というレベルらしいです。今後、MPZ/MPS形式にも対応する予定だそうです。

DRA Viewer

DRA-CADからは、XMLで保存で書き出し、DropboxやGoogle Drive経由で転送します。

ただでさえマイナーなDRA-CADのXMLファイル・・・もちろん2Dのみでレイアウトも無視される状態。メモなどもまだ・・・という状態ですので、とりあえずリリースしてみました、といったレベルですが、今後も機能追加するそうなので期待して待ちましょう。

個人的には、Croscopeほどの機能はいらないけど、DWG・JWWなどのビューワと手書き書き込みなどが出来れば、有料でも売れるんだろうな、と思います。