BUS-6+Revit Op.

本日発表の新製品のご紹介です。

構造システムの一貫計算ソフトのBUS-6の、オートデスクのBIMソフトAutodesk Revitとの連携ソフトです。

今まで構造計算ソフトというと、ST-Bridgeなど汎用性のあるデータで互換性を持たせる・・・という動きが主でしたが、今回は完全に専用形式とし、1つの建物データ(Revitプロジェクト)を共有し、整合性を保持しながら構造設計を進めることができます。しかも建物データだけでなく荷重や計算条件もBUS-6とRevitで共有できるのです!!

例えばRevitからはアドインでBUS-6の計算を実行し、BUS-6で修正・計算を行った内容をRevitに反映したり・・・とBIMならではの効率性を高める事が出来ます。今までもST-Bridgeなどを利用すれば・・・という声もありましたが、残念ながらまだそこまでシームレスにはなりませんし、互換性の低さが問題になることもあります。

Revitの意匠データをもらい、BUSで計算してその内容をRevitに返せれば、整合性など問題になることは少なくなります。

その運用で欠点としては、構造側もRevitを持っていることが必要、ということでしょうか?もしかしたらBUSとOpだけで運用できるのかもしれませんが、実際の内容を確認したい場合はやっぱりRevitがないと意匠内容を含め確認できませんし。

主に大手事務所・ゼネコンでの使用が想定されますが、個人構造設計事務所にも導入されるかもしれません。価格はオプションだけで50万円です。利便性、省力性を考えれば、個人事務所でも導入できる価格でもあります(BUSを一から買うのなら躊躇しますが)。BUSの年会費以外にこのオプションの年会費(確認申請用プログラム利用者の会(+Revit Op)への加入が必要で、この年会費6万円をどう見るかです。どのような運用形態で運用するか?稼働するプロジェクトの多さによっては、むしろ格安に感じられるかもしれません。

新技術や新機能がどんどんでてくるので、共通形式などでは対応が難しいと思います。実際夢見ていたことはあまり実現されていないように感じます。そういう現時点を考えるとかなり実務的で良い手法だなと感じます。

構造設計の世界もどんどん変わってきます。それについていくのが辛い世代に入ってきた私にとっても、わくわくするソフトです。

WOOD-ST Ver1.5仕様公開

本日、木造構造計算ソフトのWOOD-STのVer1.5の公開予定とその内容が発表になりました。既存ユーザーは無料アップデートです。もっともこのような進化過程のソフトは年会費制のほうがしっくりくると思いますね。HOUSE-4号みたいにアップデートもしないのに年会費制だったりするソフトもあるので、??ですが。そのうち年会費になるのでしょうか??

さて、その内容は発売時に積み残したものと、ユーザーからの要望をかなり反映してくれています。構造システムも以前とかなり変わってきていますね。非常に実務よりの内容になっております。HOUSE-ST1HOUSE-DOCもこのような方向性になってくれればいいのですが・・・。

まず、基礎の計算を搭載するようです。スラブはBUS-基礎構造??となっていますが、そんなに面倒な話なのでしょうか??地中梁の計算が一体になったので、かなりスピーディーに計算書を作成できそうです。

4階建て以上への対応も面白い方法で対応しています。まあ確認機関が??というのはこの手のソフトの仕方がない部分ですが、そもそもがアレなので、設計者次第ということになりそうです。

うれしいのが、面材壁のせん断剛性や耐力設定が簡単にできるようなったこと。そして壁通しも可能になり、入力手間が著しく減ります。私はこの機能が搭載されただけで、十分です(嬉し涙)。

BUS-6やWALL-1へ転送できるようになり、HOUSE-ST1と同様に連携が楽になりました。まだまだ細かい部分ではHOUSE-ST1に追いついていない部分もありますが、これでかなり近づいたといえます。またFAP-3に転送できます。個人的には強く要望していた機能なので、さっそく対応してくれた嬉しい限りです。たぶん他の方も要望してくれていたんだな、と思います。

肝心のアップデートは、2018年秋とかなりざっくりです(・・・)。初秋ならうれしいな~とか、できた部分から搭載してくれると・・・とか贅沢なことはいわず静かに待っております!!

BUS-6

BUS-6の記事は書かないの?と知人に言われたので、一応。

ユニオンシステムのSS7と異なり「あまり書くことないな~」というのが正直な感想です。

パンフレットにも「進化は止まらない」とありますが、構造計算ソフトは同一バージョン内でも、機能アップなど著しいので、それはウリにはならないでしょうしね。

64ビット対応がメインです。32ビットは引き続きBUS-5を継続するようです。DRA-CADなどでもそうでしたが、新設計でなければそれほど劇的に!という変化が少ないこともあるので効果はリリースされてからでないとわからないと思います。

年会費会員は、無償バージョンアップなので、販売店的にはつまらない、というのも理解できますが、ユーザーとしては非常に嬉しいです。もっともそんなに変化がないのだから・・・という声もあります。SS7に比べて内容が地味ですからね。年会費会員の対応は複数のライセンスを持つ会員のために、もう少し柔軟にしていただけたら、と思います。

3D表示機能は、同社のお得意な部分。これにiARMなどとの連携が出てくれば面白いのですが。販売店的資料にはとりあえず何も掲載されていません。BIM化はBUS-6の有無にかかわらず、同社はどんどん推進しているので、隠し球があるのかもしれません。

総じて話題が薄いのですが、発売は7月末を予定しているようです。キャンペーンも従来通りありますし、年会費を払っていない休眠ユーザーへも救済策があるようです。SS7に食餌が動かなかった方、是非ご検討くださいませ。