渋野日向子と駄菓子と「タラタラしてんじゃねーよ」狂騒曲

全英女子オープン優勝した渋野日向子選手すごかったですね。プロになって、二十歳でツアー初優勝、全英女子オープン優勝・・・・と一気に階段を駆け上っていきました。また強気のプレー、駄菓子をほおばる姿、プレー中の笑顔、プレー合間にファンと交流など、魅力的な選手でもあります。

オークション画面。たくさんのプレミア価格になったタラタラしてんじゃね~よが販売されていた。

今回は、画面上、インタビュー上でも話題に上がった「タラタラしてんじゃね~よ」という駄菓子が主人公。やはりこれだけ話題の人が食べていること、それほどメジャーではなかった駄菓子ということで、製造メーカー(よっちゃん食品工業)や駄菓子屋などにも問い合わせが殺到しました。メーカーもHP等で異例のコメントを発表しました。駄菓子屋なまあずにも、問い合わせが多くありました。過去に販売していたことはありますが、現在は定番から外れているそうで在庫はないそうです。

さてそこまでは良いのですが、いつものように困ったことも発生しています。転売やー的な人々も殺到。店が商売にならないほど。とにかくあるだけ買っていく。あるだけくれ、とかすぐに仕入れろと恫喝まがいの方もいます。駄菓子なので無くたって絶対困らないものなのにね。

それを裏付けるように、ヤフオクなどでは「タラタラしてんじゃねーよ」がずらりと並ぶ。悲しいことに入札・落札している人もいるんですよね~。こういう人から買わなければいいのに。普通に1個食べてみようかな~と思っている人から、楽しみを奪わないで欲しいです。

昨日ドンキホーテで、定点で見ていても、あっさり売り切れて空っぽになった棚。普段はそんなに売れていないのにね~。そして、結構な人がその棚をのぞき込んでいました。同じくよっちゃん食品工業の主力商品であり、渋野選手が好きと言っている、よっちゃんいか系はまだ在庫がありましたが減ってはいました。

またネットショップでも、プレミアつけて販売しているところもありました。とあるショップを定点観測してみましたが、やっぱり棚をのぞき込む方が多くいました。一部の買い込みがなければ、買えたかもしれない・・・と思うとちょっと寂しいです。

駄菓子ブーム到来か?

近年、静かに駄菓子ブームが漂っていたのですが、2016年は若干流れが変わってきたようです。

昨年末、駄菓子屋を舞台としたドラマ「おかしの家」が、深夜放送にもかかわらず人気がでました。非常に心が温まるドラマでした。

今年2016年1月から深夜のアニメ「だがしかし」が放映になりました。おかしの家は、駄菓子屋っていいな~と思える内容でしたが、個々の駄菓子に焦点を当てたものではなかったのに対し、だがしかしは、実際に日本で販売されている駄菓子自体に焦点をあてた「うんちく系」マンガなのです。

そのため各回でたくさんの駄菓子が登場します。もちろん有名なものから、そうでないものまで。あまり知名度が高くなかった「生いきビール」や「ビンラムネ」は、駄菓子屋なまあず でも急に販売数が増えました。正直そんなに売れた記憶がありませんでした(申し訳ありません)。

生いきビール(駄菓子屋なまあず)(生いきビール)

ビンラムネ(ビンラムネ)

そして、駄菓子屋さんに来る客層にも変化が生まれました。恐らくマンガを見ている世代が、だがしかしに触発されて、駄菓子を買ってみたい!と思うようになったのだと思います。

一過性のブームなのでしょうか?駄菓子屋の店頭で立っていると、そうは思えない流れを感じます。

一方、駄菓子屋を取り巻く環境は、確実に悪化しており、その速度も年々速くなってきており、そう遠くない将来に街の駄菓子屋さんは消え去ると思われます。恐らくフランチャイズのお菓子屋さんや、ショッピングセンター内の大きな駄菓子屋さん、スーパー等の駄菓子売り場で残っていくと思います。

だがしかし!

それは駄菓子屋さんとは思えません。スーパーで買う駄菓子と、駄菓子屋さんで買う駄菓子。味などは変わりません。ただ非近代的で人的な暖かみのある駄菓子屋さんと、ただ買うだけの経済の論理で動かざるを得ないスーパーとでは、まったく異なるのです。

ただ経済で成り立たないのでは生き残れません。跡継ぎがいなければ成り立ちません。それは「おかしの家」でも重いテーマになっていました。そこが解決できるのか??がブームで終わらず駄菓子文化が引き継がれていくか?のポイントになりそうです。

 

ヤッターメン

某ショップの売上げ数ナンバーワンは??と聞かれると「ヤッター!めん(ヤッターメン)」と答えます。それほど大ヒット商品なのですが、世間の認知度は異常に低いです。バーコードがない個体商品というのは認知されにくい時代になったのでしょうか??

ヤッターメンは、10円の駄菓子で、ジャックから発売されています。ベビースターラーメンの味を濃くしたような味で、ほんの少ししか入っていません。もちろんバーコードはありません。味はまあまあです。しかしこの商品のウリは別なところにあります。10円なのに当たり付きなのです!!なんと100円!!なんてものも当たります。しかもこのシリーズは、当たりが本当に数多く入っていて、普通は10円くらいしか当たりませんが、非常に射幸心をくすぐります。

個人的には儲からない商品ですし、あまり置きたくないので駄菓子屋のほうだけに置いています。しかしすぐなくなり、欲しがるので仕入れてくれ・・・と言われます。チープな外観、開きにくいパッケージは昔のままです。見つけたら買って食べてみてください。あまりの量の少なさに絶句します・・・。