いろいろと面倒なwallstat

アーキトレンドとwallstatの連携実験も無事終わりました。そんなものか、というのが正直な感想。CEDXMのデータから考えれば過度な期待はしないほうが良いでしょう。むしろwallstatの奥深さを改めて感じますね。計算時間が長いことも普通のパソコンなら計算させながら別の仕事もできますから、リズム感をもってやっていれば、意外と気にならないこともわかりました。若い人には辛いと思いますが。

パラメーターなどもなんとなくわかってきました。できればstudioで全てやれればいいのでしょうけど、まだまだ先は長そうです。それでも入力編集がGUIでできることは確認作業も含めずいぶん楽になりました。未だ不明な落ち方をしますが、そんなもんと割り切って、保存をこまめに行っていれば大丈夫です。

新製品の3DアーキデザイナーにもCEDXMの出力ができるのですが、そもそも柱の概念が薄いソフトなので・・・普通のやり方では間取りすら転送できませんでした。ついでに簡易構造診断で壁を入れても転送できませんでした。まあそういうことです。つまりアーキトレンドには、wallstatに転送しやすくなるようなCEDXMを吐き出すように工夫してあるということです。

この文章も計算時間に書いています。現在32%。やっぱり時間がかかります。初めて木造3階建てを解析させていますから。予想通りの揺れになるか楽しみです。

HOUSE-ST1と3Dアーキデザイナーの連携

まあ、誰も考えそうにないことを試すのが、なまあず日記styleということで・・・大半の人は興味がないと思いますが、やってみました。

HOUSE-ST1のパースは3DDWGに変換できます。これを他のソフトに持っていって編集できます。そこで3DDWGを読み込めるメガソフトの3Dアーキデザイナーで何かできないか?試してみました。

まずは、HOUSE-ST1の3DDWGファイルを用意して、3Dアーキデザイナーを新規で起動し、3Dモードに切り替え、HOUSE-ST1で作った3DのDWGを読み込みます。

意外と簡単に読み込めてしまいます。ちなみに位置を変えたり回転させて構図を決めたり、レンダリングコマンドも実施できます。

レンダリング後。ちなみに、外壁、屋根は認識しているらしく仕上材も変更出来ます!!もっとも開口部は共通なのでどうすべきか悩むところですね。実際はDWG編集を3DCADで行ってから持ってくると意外と使えます。果たしてそこまでする必要があるかは謎ですが。

3Dアーキデザイナー10 Professionalファーストインプレッション

メガソフトの3Dアーキデザイナー10 Professional(以下アーキデザイナー)をインストールして使って見たので簡単にレビューします。

このソフトに興味がある人なら、3D住宅プレゼンソフトのベストセラー、3Dマイホームデザイナーシリーズは触ったことがあるはず。私もかなり昔から使っています。手軽に間取りを入れてパース化できるので、一般の方でも簡単に使えますし、プロでも素早くプレゼン資料を作るのに重宝している人が多いと思います。

簡易構造診断

使って見ての一言で表すと「大きな建物にも対応した3Dマイホームデザイナーシリーズの上位バージョン」です。まったく新しいソフト!!と思って使うと拍子抜けします。恐らく長年培った操作性はそのままに、より高度なことができるようなソフトを開発した、ということなのでしょうか?つまりマイホームデザイナーシリーズを使える人ならマニュアル無しで使えます!!その点は心配なく!!

3DDXFを使ってForm・Z Freeへ転送したところ。きちんと形状が伝わる。

動作もキビキビしています。少なくとも大型案件に対応するために速度を犠牲にした、ということはないでしょう。私の環境(Core i5-7500 メモリ8GB SSD ビデオカード無し)でも、住宅レベルならストレス無くパース化できます。福井のBIMのGLOOBEの恐竜級重さを体験した後なら、羽が生えた感じがします。建築ピボットのBIMのI-ARMを使った後だと、若干重く感じます。まあ違う用途ソフトですので比較にはなりませんが・・・。

一方、CADに変換して図面の下図程度・・・と考えている人にとっては、マイホームデザイナーシリーズとこちらも大差ないです。2DCAD変換に過度な期待を持っている方は注意が必要です。あくまで下図。そのまま図面できるわけではありません。その分手軽に3Dパースが描けるのがポイントなのですから、そこは割り切りが必要です。

逆に3D変換もDWGにも対応したので、他ソフトでの利用も視野に入れられます。Form・Z(Freeバージョンも)で、読み込んだらほぼ正確に形状はインポートできました。果たしてどのような使い方ができるか?今後考えます。もっともモデリング機能も充実しているので、本来ならこのソフト内で完結させるのが正しい使い方でしょう。

使ったことが無い人にはわかりにくいのですが、解像度は高ければ高いほどいいです。少なくともXGAとか古い4:3の解像度のディスプレイだと著しく操作感が落ちます。横長タイプが必須ですね。やはりフルHDクラスは欲しい所です。

さて、すっかりわかりにくくなってしまったメガソフトの建築関連ソフト群ですが、果たしてどのような人が買うべきか?若干迷います。

マンションなどなら別にCADでもいいじゃん!という人もいるでしょうし、BIMという選択肢もあります。低価格に抑えたいなら、3Dマイホームデザイナーを工夫して使えばある程度のことはできますし、PROバージョンならかなり表現力がupします。

アーキデザイナーは、初期プレゼン、打合せで、住宅だけでなく、店舗、共同住宅など幅広く行う設計者、営業担当を対象にしていると思うのですが、そのような営業担当・設計者はそんなに多くないはず。そうなると機能面では、マイホームデザイナーの上位バージョン的なので、加わった新たな機能に魅力を感じるか?という点で購入するかは決まりそうです。とはいえ試しやすくわかりやすく、お得感満点のクラウドライセンスは魅力的であり、サポート料金も発生しませんので、どうせ買うなら良い方を!と思っている方にお勧めです。

今後も使い続けて、気がついたことがあればブログに書いていきます。また特設ページも設けてまとめていきます。