あかねの前のナッチャンWorldやナッチャンReraは揺れたのか???

佐渡汽船の高速カーフェリー「あかね」。昨年は新潟航路のカーフェリーの船舶整備等での休航中の補充として新潟航路を運航しましたが、いろいろ不評だったようです。なので、今年の冬の運航は見直され、新潟航路であかねが運航するのは11月7~13日の7日間に短縮され、季節もまだ海が荒れにくい時期に変更になりました。

そもそもこの船が導入された理由は、青森ー函館の青函航路で運航していた、同じ形のナッチャンWorldとナッチャンReraの運航を見てのことでした。不幸なことにこの2隻は実力を出す前にたった数年で定期運航を終了した悲劇な船として有名です。

原因は、原油高に伴う燃料高騰により大幅な赤字が見込まれたことです。もっともそんなことは運航前にも予測できたはず。実際は乗る人が少なかったのでしょうか?

あかねで問題になっている揺れ。果たしてナッチャンではどうだったのでしょうか?既に運航していませんので、ブログなどの記事を参考に類推するしかないのですが、導入前に揺れにくいという評価だった割にやっぱり揺れたようです(ナッチャン 揺れなどで検索すればいくつか出てきます)。佐渡航路と違い島影に入る時間が長い青函航路なので、突然揺れ出すんでしょうね。あかねよりもかなり大きな船ですが、揺れたと言うことは、本来の企画ではなく小型に作られたあかねは揺れの面では更に不利なのは仕方がないことなのかもしれません。もっとも波が高く風も強いこの海峡はどんな船でも大変ですし、揺れも激しいのですが・・・。

一部のニュースでは、あかねの導入で年間20万人ペースで推移と、当初は好調を維持したようですが、2016年度は15万人程度。導入前よりは多いものの苦戦は否めません。やはり通年運航できないのは辛いです。寺泊赤泊航路も心配なのですが、早く通年運航に戻さないと大変なことになりそうです。あかねでなくて、最新鋭のフェリーであっても冬場はかなりきつい直江津小木航路なので運航自体が難しいのはわかっているのですが、そうしないとどんどんまた航路を使う人が減ってしまいます。北陸方面の人にとって直江津はやはり便利です。電車を使わない人にとってはカーフェリーは無くてはならない存在です。長期的な視点に立ってじっくり取り組んで欲しいところです。

 

佐渡汽船のあかねは、本当に乗り心地が悪いのか?

先日、佐渡に1泊2日で行ってきました。行きは早朝6:00の新潟発のときわ丸、帰りは16:30小木発のあかね。

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特に佐渡島民の私の関係者には、あかねは不評です。小木町に住んでいるんだから、もう少し応援してよ!と思うのですが、従姉妹に聞いたら「・・・まだ乗ったことがない」・・・。まあ私の親族は船自体嫌いな人が多いですからねえ・・・。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

さて、あかねに乗るのは昨年の初夏以来。私は運が良いのか?そのときも海が静かでした。ただし、着岸が難しいのか?運航自体問題なかったのですが、着岸作業に時間がかかり、だいぶ遅れての佐渡上陸となってしまいました。せっかくの高速船なのに・・・と残念に思いました。ただ椅子も比較的しっかりして座りやすく、船内も高級感はないけど、鉄道などの雰囲気に近く親近感があります。またワンフロアなのでリアルに迷うことはありません。座席指定なので落ち着いて座れます。

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

寝転がれないことを残念がる人も多いですが、高速船ですから1時間40分と2時間を切っているので、寝るには短いですし、そんなに退屈になることはないでしょう。船内は、売店がありますが、自販機やその他楽しめるところはありません。売店でコスプレ衣装を借りられますので撮影したい人は必見です!!食堂がないのが地味に残念です。売店も食べ物はあまり多くありません。まあ時間が時間ですからね。食べたい人は予め買っていきたいところです。もっとも直江津はともかく、小木はフロアに売店がない(1階にある)し、あまり物量も多くありません。そっちのほうが問題かと。唯一の楽しめるところと言えば、船後方の甲板。この時期は風が強い上、高速船だから・・・外に出っぱなしなんてできません。まあ季節によっては気持ちが良いかな。酔う人が多いのと寝転がりたい人の要望からか?カーペットエリアが増設されていました。実際初めから寝っ転がる人もいました。

やはり揺れは気になるらしく、前日の時化た状況であかねに乗船した客が受付で海の状態をしつこく聞いていました。まあ聞いても海の状態は改善しないのですが(爆)。私も前日ときわ丸で佐渡入りしたときに、そこそこ荒波で揺れたので興味がありました。3mくらいの波なら、私の場合ときわ丸では気にならないのですが、酔ってはいている人もいましたね。たまに波がぶつかったときの衝撃は船旅になれていない人には、きついようです。まあこれだけ頑丈で大きな新造船で冬は荒波ばかりですからね。普通心配はしませんが。

ときわ丸やおけさ丸に比べて揺れやすいと言われるあかねですので、今回嫁もかなり緊張していましたが、トップの写真のように波がほとんどなかったので、快適に過ごしていました。しかし風の影響を受けるらしく、波の状態からは想像できないような大きめの揺れがありました。普通に座っていれば気にならないレベルですが。波は1m程度でしょうか?ビル上の長周期地震動の揺れのようなものが気持ちが悪い、という人には影響があったかもしれません。もう少し波がきついときに乗ってみたいのですが、運が良すぎて体験できていません。10月末でも天気が良ければ快適に船旅できる性能は、あかねは持っています。私も旅の疲れか、ついうとうと寝てしまいましたが、変に体が痛くなったりもしませんでした。快適な旅をありがとう!!あかねと佐渡汽船の皆様!!

佐渡汽船でポケモンGO!

佐渡汽船でポケモンGO!(写真はときわ丸にて)

携帯電波は、港に近い場合は問題ありませんが、ある程度出るときつくなります。昔はもっと飛んだような気がしますが。特にネットは厳しくなります。人気のポケモンGOもしばらくプレイできます。海の上を歩いて行きますね。新鮮!乗船の際は歩かずに座ったままでお試しあれ!!

10月末なのであかねの運航中に夕日が沈みます。運が良いと日没が見えます。船内アナウンスもありますので、日没タイミングで乗船中の場合はぜひ夕日を眺めて見てください。運良く水平線に沈むところを見ることができました。

佐渡汽船あかねからの日没

佐渡汽船あかねからの日没

船の揺れの感じ方は個人差が大きいです。乗らず嫌いはやめて、まずは波が少ないときに乗ってみることをお勧めします。カーフェリーの感覚からすると、かなり短時間で渡れるなと実感できます。今回、これだけ好条件なのに、乗船客が少なく寂しかったです。是非是非佐渡に渡るときは、直江津ー小木ルートもお忘れなく!!

佐渡汽船 船舶の歴史

佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ交通・物流の要というだけでなく、船好きの方にも愛されています。特に昭和後半の大型新造船ラッシュやジェットフォイルの投入など短い航路ながら先駆的だったこともあります。私も大好きです。

さて、いつ頃どの船が運航していたか?記憶があやふやになるのですが、さすがは佐渡汽船。ホームページに船舶の歴史を掲載しています。

佐渡汽船 船舶の歴史

なんと大正時代の船までのっています。第一佐渡丸は大正3年~昭和9年まで運航していたようです。全長33m、総トン数173tと小型でした。これで日本海を渡れるのか?不安になるほどです。速度も10.8ノット・・・。この時代に生まれなくて良かった!と思います。最近の船で揺れるとか文句言っている人は、この時代だと確実に死にますね・・・。昔の人はすごい!!

昭和になると現在の方にもお馴染みの船の名前がでてきます。といっても現在運航している船の名前はある意味奇抜で古さは感じさせないかわりに、ちょっと寂しい気もします。

私が記憶に残っている最古の乗船した船は、初代おおさど丸です。1865トンもあったんですね。佐渡汽船大型化時代の幕開けで長年活躍しましたね。もっとも私が乗り始めた頃は既に旧型化して小木~直江津航路で運用されており、両津~新潟航路には最新(といってもそんなに時代は変わらない)の、こがね丸とおとめ丸が就航していました。両船とも3000トンクラスで、おおさど丸をスペックでも凌駕していました。なので小木~直江津航路にこがね丸がやってきたときは嬉しかったですね。ちなみに両船が来る前は、おおさど丸より若干大きいえっさ丸も小木~直江津航路に就航しており、子供の頃は、えっさ丸かおおさど丸のどちらに乗れるか?を楽しみにしていましたね。ちょっとの差でえっさ丸が多かったような気がします。

そんななか、こさど丸が就航したときはびっくりしましたね。豪華な写真と総トン数や全長も大きかったおとめ丸を大きく凌駕していました。おとめ丸は全長101m、こさど丸は全長119mでしたからね。速力も軽く20ノットを超えました。その後、おおさど丸、おけさ丸まで大型船が続きました。佐渡の人口減、佐渡汽船の経営悪化などでその後は若干寂しい感じがしましたが、最近は、「あかね」や「ときわ丸」が就航し、再び活気が出てきました。

このホームページ、写真が小さくシンプルなのが残念です。もう少しスペックや逸話などが書いてあれば更によいと思うのですがね。愛される船があればこその佐渡汽船ですから。来年また佐渡に渡るとき、どの船なのか??今から楽しみです。

 

佐渡汽船のあかね、初の冬を迎えるが・・・

あかね

あかね

佐渡汽船は、言うまでもなく本州と佐渡島を繋ぐ船会社です。3航路あり、主力航路は、新潟ー両津です。この航路は荒れた日本海にあっても驚異的な稼働率を誇っています。佐渡汽船の船や船員が優秀なだけでなく、かなりの部分を佐渡島の島影に隠れる理想的な航路となっているためです。といっても冬の日本海をなめてはいけません。私も何度も死にそうな(・・・以下略)思いをしました。慣れてない人にとっては辛いです。まあ時化てなければ快適そのものなのですが。

あとの2つは、若干斜陽というか・・・年間を通して運航しない航路となります。その中でも昔は非常に人気のあった直江津-小木航路は、今年の春、新造船「あかね」が就航し盛り上がりました。北陸新幹線開通にあわせて(ちょっと遅れた)就航し、車も積める高速船ということで話題を集めました。意外と運航が難しそうな船だな、と思いましたが、晴れた凪いだ海上を滑るように走る?姿は今までのカーフェリーとはまったく違う感じ。船に乗るという楽しみが犠牲になった(遊ぶところがない、甲板は狭い、イス席ばかり)反面、なんと従来より1時間も時短が実現する素晴らしい船です。ジェットフォイルもそうでしたが、短時間ならば船旅に退屈することはありません。もっともジェットフォイルは1時間ほど(新潟航路)、あかねは1時間40分なので若干遅いわけで、個人的には、ジェットフォイルと違い飽きてしまいました。

さてさて話が脱線。佐渡から親族がもうすぐやってくるのですが、私の親族は小木ばかり。というわけで、就航している場合は直江津ー小木航路を利用します。しかもそもそも佐渡汽船にいた人なので詳しいです。夏にいったときは意外と好意的な意見をいっていたのですが、やはりカーフェリーとはいろいろな部分が違うみたいで、接岸が難しかったり、9月19日のワイヤー切れ事故で欠航したり・・・すでに海外では実績が多数の船なのであとは、慣れの問題なんでしょうね。

あかねは基本的にイス席です。

あかねは基本的にイス席です。

それにしても夏場でもちょっと海がうねると酔いやすいという問題も、カーフェリーと若干事情が違うようです。そもそもイス席が嫌いな人もいますからね。このあたりも慣れの問題かな?と思います。ただちょっとだけ波があるだけでも意外と揺れるので、もしデリケートな方は、新潟航路の、ときわ丸やおけさ丸のほうがいいかもしれません。というわけで、この冬の運航が気になります。といっても年内は11月23日まで(年末年始は運航します)。なので案外大丈夫なのかな?と思っていたのですが・・・

なんと12月は、あかねは新潟ー両津航路で運航します。これは需要が少ない時期に、ときわ丸やおけさ丸が船舶整備を実施しているためです。大丈夫かな~と心配になりますが、新潟航路は直江津航路よりも波は酷い時間は短いです。どちらにせよ一回、荒れているときに一回乗ってみたいものです。