ARCHITREND ZERO Ver4

ついに利用できるようになりました。昔はアーキトレンドは冬にupするようなイメージがありますが、完全に夏になってしまいましたね。どんどんバージョンアップ間隔が短くなっているようなイメージが(爆)。といっても年会費制ですからあまり関係ないのかも。インストールも既存ユーザーはネットで簡単にできますし。

今回も3Dカタログを前面に出したバージョンとなっています。既存の利用料も普通の設計事務所等では辛いのに、そちらを下げずに3Dカタログの金額が上澄みされると、最早、使い続けることが難しいですね。それだけの価値はあると思うのですが、外皮性能計算連携だけでも月額1000円取られるし、他にAプラン・Bプラン・・・。負担が大きいです。VRといいい、魅力的だが高額なオプションが増えたような気がします。

それを除けば、省エネ、耐震を中心に更に使い勝手が向上しています。毎年良くこれだけ魅力的な内容をアップできるものです。プログラマの皆様の努力はともかく、ユーザーからの声の吸い上げをきちんと行っているからだと思います。

昨年度のアップが根本的な使い方にも関わる内容だったのに対し、今年はそのようなことはない落ち着いた内容ですので、素直に新機能を楽しめますね。

個別に関しては、またレポートします。

HOUSE-ST1と3Dアーキデザイナーの連携

まあ、誰も考えそうにないことを試すのが、なまあず日記styleということで・・・大半の人は興味がないと思いますが、やってみました。

HOUSE-ST1のパースは3DDWGに変換できます。これを他のソフトに持っていって編集できます。そこで3DDWGを読み込めるメガソフトの3Dアーキデザイナーで何かできないか?試してみました。

まずは、HOUSE-ST1の3DDWGファイルを用意して、3Dアーキデザイナーを新規で起動し、3Dモードに切り替え、HOUSE-ST1で作った3DのDWGを読み込みます。

意外と簡単に読み込めてしまいます。ちなみに位置を変えたり回転させて構図を決めたり、レンダリングコマンドも実施できます。

レンダリング後。ちなみに、外壁、屋根は認識しているらしく仕上材も変更出来ます!!もっとも開口部は共通なのでどうすべきか悩むところですね。実際はDWG編集を3DCADで行ってから持ってくると意外と使えます。果たしてそこまでする必要があるかは謎ですが。

3Dアーキデザイナー10 Professionalファーストインプレッション

メガソフトの3Dアーキデザイナー10 Professional(以下アーキデザイナー)をインストールして使って見たので簡単にレビューします。

このソフトに興味がある人なら、3D住宅プレゼンソフトのベストセラー、3Dマイホームデザイナーシリーズは触ったことがあるはず。私もかなり昔から使っています。手軽に間取りを入れてパース化できるので、一般の方でも簡単に使えますし、プロでも素早くプレゼン資料を作るのに重宝している人が多いと思います。

簡易構造診断

使って見ての一言で表すと「大きな建物にも対応した3Dマイホームデザイナーシリーズの上位バージョン」です。まったく新しいソフト!!と思って使うと拍子抜けします。恐らく長年培った操作性はそのままに、より高度なことができるようなソフトを開発した、ということなのでしょうか?つまりマイホームデザイナーシリーズを使える人ならマニュアル無しで使えます!!その点は心配なく!!

3DDXFを使ってForm・Z Freeへ転送したところ。きちんと形状が伝わる。

動作もキビキビしています。少なくとも大型案件に対応するために速度を犠牲にした、ということはないでしょう。私の環境(Core i5-7500 メモリ8GB SSD ビデオカード無し)でも、住宅レベルならストレス無くパース化できます。福井のBIMのGLOOBEの恐竜級重さを体験した後なら、羽が生えた感じがします。建築ピボットのBIMのI-ARMを使った後だと、若干重く感じます。まあ違う用途ソフトですので比較にはなりませんが・・・。

一方、CADに変換して図面の下図程度・・・と考えている人にとっては、マイホームデザイナーシリーズとこちらも大差ないです。2DCAD変換に過度な期待を持っている方は注意が必要です。あくまで下図。そのまま図面できるわけではありません。その分手軽に3Dパースが描けるのがポイントなのですから、そこは割り切りが必要です。

逆に3D変換もDWGにも対応したので、他ソフトでの利用も視野に入れられます。Form・Z(Freeバージョンも)で、読み込んだらほぼ正確に形状はインポートできました。果たしてどのような使い方ができるか?今後考えます。もっともモデリング機能も充実しているので、本来ならこのソフト内で完結させるのが正しい使い方でしょう。

使ったことが無い人にはわかりにくいのですが、解像度は高ければ高いほどいいです。少なくともXGAとか古い4:3の解像度のディスプレイだと著しく操作感が落ちます。横長タイプが必須ですね。やはりフルHDクラスは欲しい所です。

さて、すっかりわかりにくくなってしまったメガソフトの建築関連ソフト群ですが、果たしてどのような人が買うべきか?若干迷います。

マンションなどなら別にCADでもいいじゃん!という人もいるでしょうし、BIMという選択肢もあります。低価格に抑えたいなら、3Dマイホームデザイナーを工夫して使えばある程度のことはできますし、PROバージョンならかなり表現力がupします。

アーキデザイナーは、初期プレゼン、打合せで、住宅だけでなく、店舗、共同住宅など幅広く行う設計者、営業担当を対象にしていると思うのですが、そのような営業担当・設計者はそんなに多くないはず。そうなると機能面では、マイホームデザイナーの上位バージョン的なので、加わった新たな機能に魅力を感じるか?という点で購入するかは決まりそうです。とはいえ試しやすくわかりやすく、お得感満点のクラウドライセンスは魅力的であり、サポート料金も発生しませんので、どうせ買うなら良い方を!と思っている方にお勧めです。

今後も使い続けて、気がついたことがあればブログに書いていきます。また特設ページも設けてまとめていきます。

 

 

3Dアーキデザイナーと3Dマイホームデザイナーとの違いと用途

たぶん3Dマイホームデザイナーの利用者なら興味のあることです。少なくとも操作の重さ以外に私はあまり欠点を感じないマイホームデザイナーの上位に当たるこのソフトの必要性には疑問を覚えていました。しかしWEBにある情報を見る限り、単なる上位というだけでなく、CADやBIMとの棲み分けも考えられているソフトに見え、非常に魅力的に映ります。

肝心な部分ですが、マイホームデザイナーのデータを読み込むことができるのが大きいですね。逆はできないのは仕様上仕方の無い部分です。

CADなどとの親和性が高くJWWやDRA-CAD、AutoCADなどとも問題なさそうです。プレカットも見据え、CDEXMにも対応しています。SketchUPも最新の2017に初期から対応しています。IFCなど今後どうなるんだろうか?とか興味はありますが、現時点では過不足無さそうです。

機能面での違いは、高層マンションや大規模な商業施設など、マイホームデザイナーでは難しかった部分に対応できます。もちろん1戸建て住宅には強いことをアピールしているので、マイホームデザイナーなしで乗り換えて運用できそうです。パーツ類も相変わらず多いですし、プレゼンボードなどの機能も内包していますので、オプション価格がほとんどかからないのも魅力です。

クラウドライセンスなら、住宅素材ダウンロードや、レンダリング、3Dプレイスなどのオプションも無料で利用できます。全体的な価格設定が高いのでは?と思うかもしれませんが、フルセットと考えればむしろ安かったりします。またクラウドライセンスなら3台のパソコンを切り替えて使えます。そうやってみると買い切りはあまり得ではありませんね・・・。

福井のアーキトレンドと方向性が似ているような気がしますが、あそこまで実務的ではありませんし、これだけで全て、というパッケージにはなっていません。必ずCADとの組み合わせが必要になってきます。ただ、その段階までもっていくのに、CADやBIMが必ずしも便利なわけではないので、このような中間的商品には必ず需要があると思います。

汎用のプレゼンソフト・3Dと考えれば、SketchUPやFormZなどとレンダリングソフトを組み合わせれば、それなりの価格になりますし、使いこなすのも難しいです。3DCADと考えれば、DRA-CADやVectorWorks、AutoCADなどがありますが、こちらも価格が高い上、プレゼンだけに絞ると建築的な知識も必要ですしコスパも悪いです。BIMは、施工などとの一致性などはいいですが、汎用性では劣りますし、操作性も難しいです。住宅向けと考えればアーキトレンドなどの住宅専用CADが近いのかもしれませんが、やはりCADですからね。

もっとも新商品だから、実際は見てみないとなんとも言えません。大きな物件を扱うため、スピードもアップしているはずですが、そのあたりで印象は大分違うでしょうね。ちょっと資金不足で買えるかどうか?わかりませんが、今後も応援していきたいソフトです。

3Dアーキデザイナー新発売キャンペーン(9月29日17:00まで)

3Dマイホームデザイナーで有名すぎるメガソフト(個人的にはMIFESで有名といいたい)より、「あらゆるシーンでご利用いただける「建築プレゼンテーションソフト」」の3Dアーキデザイナーが、いよいよ発売になります。メガソフトのまったく新しいソフトというだけでわくわく感があります。(以下価格は税抜きです)

クラウドライセンスという期間を決めてのライセンスと、永久ライセンスという購入方法があります。なかなか高いソフトなので、両者を用意したのは正解と思います。

パッケージ版の永久ライセンスは29万円。クラウドライセンスは1年で91200円。継続料金も同じなので、3年間使う自信がない?場合は、クラウドライセンスのほうがお得です。

ちなみに1年も使う自信がない??というより試したい!!という方向けにキャンペーン限定で180日のスターターキットも発売となっているようです。ちなみに永久ライセンスもキャンペーン価格が設定されており、初回ならかなり安価に購入できそうです。

個人的にはこれからのソフトなので、末永く使って一緒に育っていこうということで、クラウドライセンスで毎年更新をお勧めします。

機能面でもCADやBIMなどとは、一線を引いた仕様となっており、非常に実用的で使う人を選ばないように感じます。発売が本当に楽しみですね!!

DRA-CAD15 plus

今年もDRA-CAD16がでるということかな?DRA-CAD15の機能強化版DRA-CAD15plusが公開されました!!

印刷範囲で分割保存という一瞬??の機能が搭載されました。これは同一図面内に複数の図枠などで作成している図面を印刷範囲毎に図面ファイルに吐き出すもので、結構便利そうですね。納品時とか。

構造関連では開口補強筋の作図機能。毎年この手の機能って追加されますが、使っている人いるんですかね??構造屋さんなら独自で書いてしまいますし、標準図化ってこともありますし。木造では、あの●●●●●と噂の壁量計算関連コマンドに柱と壁の直下率計算が加わっています。まずはツール自体の完成度を高めるのが先かと思いますが、そこも改善されていることを期待します。関係ないけど、HOUSE-ST1HOUSE-DOCにも搭載したほうが良いといっている人もいます(ショップの要望でもありましたね)。

トグルスナップや、SketchUP2017形式への対応などもありますが、全体的におとなしいバージョンになっています。完成度が高かったDRA-CAD15の後ですからね。あとは16が出てからのお楽しみ!!ということでしょう。

 

 

wallstat Ver3.3.8

木造住宅倒壊解析ソフトウェアwallstatは、中川貴文氏の開発したソフトウェア(中川氏はしろなまずと同い年)で、最近、いろいろなところで取り上げられているので有名になってきましたね。特にソフトウェアの連携が相次ぎました。木造耐震診断ソフトを始め、プレカットのシーデクセマ(CEDXM)ファイルの読み込みが可能となったりして、kizukuriの最新バージョンなどのようにCEDXMを書き出せるものであれば、入力手間が減るようになりました。アーキトレンドZEROの次期バージョンにも変換がつくようですので、一気に活用する人が増えてくると思います。しかしながら、解析ソフトなのでパラメーターなどは自分で設定しなければなりません。入れてパッと振動アニメーションができる代物ではないのです。ダウンロードして使えない・・・という人が多いのも頷けます。

開発者もその当たりは憂慮しているようで、上記連携のほかに、wallstat studioというCADライクに入力出来るソフトを開発しています。このソフトは比較的使いやすいのですが、出来ることも限られます。最近少しずつ安定してきましたが、これだけで何とかなるものではありません。ネット上に情報が少ないこともあり、意外と活用している人は少ないのかもしれません。

(クリックで拡大)柱や筋かいなどは、CADライクに入力できます。

5月に更新されたVer3.3.8はCEDXM系の修正がメインです。水平構面の自動生成機能が追加されて、パラメーターの設定が少し楽になりましたね。依然として建物の荷重などどうよ?と言われてしまうと厳しいのですが(・・・)、構造設計者ならある程度自力で解決できそうな気もします。

(クリックで拡大)熊本地震の益城町などの最新データもあって興味深いですね。

某設計事務所でも夏のイベント向けにデータを作り始めているみたいですが、実用的なデータとなると意外と時間がかかりそうです。

木造構造計算が技術者には不人気?

個人的に木造の構造計算って工学的判断という恐ろしいものによって恐ろしい設計になりがち・・・と考えていたのであまり追いこんで考えず、余裕を持たせて・・・というのが持論です。ただいろいろな形状に挑戦したり、かなりギリギリ設計を行ったり、耐震等級3を必須にしたり・・・さまざまなチャレンジを聞きます。でも全体的に見たら構造技術者の中では木造は不人気だな~と感じます。

それでも昨年のCLT告示の制定などで、木造に注目が集まっているのか?木造構造計算ソフトの開発については、いろんなところで各メーカー模索しているようで、試作品や怪しげな情報も含め情報が入ってきます。私が担当者から聞いたもので有望だな~と思ったのは一貫構造計算ソフトからの転用の木造構造計算ソフトで、形状の自由さ、保有への対応も含め面白い試みだな~と思いました。まあ元々転用している人いますしね。非常に魅力的!だったのですが、まだ本格開発・・・というわけにはいかないようで、出るとしてもまだ先の話です。ルート3対応は各社頭を悩ます部分のようで、東京デンコーのように木造耐震診断の精密診断法2を転用しているものもあります。そーいえばルート3に対応のソフトが他の会社からももうすぐでるとか。任意形状からの転用の話も聞きますが、なかなか難しいようです。理想はどんな形状でも入力したら解析!!というモノらしいですけど、角度によっては金物取り付かないし、SketchUPで納まり書いてから・・・という慎重さがないと難しいかと思います。

構造計算結果(3D)内に、実際の納まりなどを詳細に書ける3DCADが含有されているソフト(もしくはそう思えるようなアドオン機能)を強く求めます。計算結果と、その納まりの因果関係を覚えさせ(これは設計者がやること!)、過去に出てきた納まりは自動変換してくれるとかあるとかなり楽かな。間違えてやった場合は目をあてられないけど。入力すれば構造的に安全な建物が設計できる、と思っている人が未だ多いのですが、本来のモデルとかけ離れていて、強引にモデル化、というのも今の時代では受け入れられないと思います。

ARCHITREND ZERO Ver4

毎年どんどん発売日が早くなっているよーな、と思っていたら今年は7月発売のARCHITRENDの新製品。しかも4月に発表されていました。

今年リリースの商品らしく、省エネ計算関連が強化されているようです。新発売のオプションプログラムは気になるところですが、徐々に完成度が上がってきていて良い感じです。

そのオプションは、施主が気になる省エネ住宅の性能・コストを「見える化」し、これからの最適なライフスタイルの提案を可能にするそうです。まあハウスビルダーなんかが好きそうな話題です。

構造面では、直下率チェックや建物チェックが強化されるとともに、WallStatへの連携が可能だそうです。WallStatは個人的に何も魅力に感じませんが、世間はそうは思っていないんでしょうね。ある程度内容を理解し、使ったことがある方なら、その有用性と危険性はなんとなくわかるはずなんですが・・・。少なくとも間取りをいれてポン!というのは作者の意図ではないと思いますがどうなんでしょうかね??

他にもバーチャル空間体感システムARCHITREND VR Ver2がリリースされたり、アノ、3Dカタログ.comがスマートフォン・タブレット対応だったり、話題性のある今回のリリースで楽しみですね。

2×4壁式に、アーキトレンド転送プログラム新発売!!

株式会社東京デンコーのツーバイフォー構造計算ソフト「2×4壁式」。非常に高機能で4階建てにも対応していることから、根強い人気があります。一方、操作性やユーザーインターフェイスが古めかしいなどで習熟できず放棄する人も多いと聞きます。このたび意匠CADで有名な福井コンピュータのアーキトレンドシリーズから、ファイル転送し各リスト及び配置を行える「アーキトレンド転送プログラム」が新発売されました。もちろん荷重など詳細は別途追加入力しなければなりませんが、これでかなり省力化できるのではないでしょうか?

在来版も出るのかな?ちょっと期待です。