DOC-3次診断Ver5の詳細が公式HPに

掲載されましたね。予定通り発売のようです。キャンペーン期間は7月31日までたっぷりあります。案件があるときにどうぞ。

さて、某ショップのHOUSE-ST1が1月上旬から買えない状態になっていたそうです。店長に代わってお詫びいたします<(_ _)>。現在は買えるようになっているそうです。

また某本舗の公式ホームページが見えない状態が続いています。乗っ取られたとかではなく、何らかの不具合です。まったく同じスクリプト・管理画面を使っている、某ソリューションのページが何事もなく動いているのでWORDPRESS自体が落ちている訳ではないようです。現在精査しているところだそうです。復旧に時間かかるとのこと。

阪神・淡路大震災から23年

あの阪神・淡路大震災から23年。かなりの年月がたち、神戸新聞のサイトには8401日と書かれていました。関連死を含めると6434名の命を奪ったと言われています。

常に様々な衝撃的な事件や災害が発生しているので記憶が薄れていると思いますが、あれ以来、高速道路が落ちたり、たくさんの死傷者が出た火災、都市型震災というものは実は発生していません。大きな地震は新潟県中越地震や東日本大震災など発生していますが、大都市から離れていたり、大都市ではそれほど被害が大きくなかったりしました。そのため震災対策が行き届いているような印象を受け、大都市では震災に対する恐怖感が減ってきているような気がします。しかし都市は日々老朽化していきます。これは紛れもない事実で、新型の建物もいずれ老朽化していきます。

阪神・淡路大震災のとき、新耐震の建物は比較的被害が少なかった、といいます。しかし、新耐震の建物はその当時築15年に満たず新しかったという事実を忘れてはいけません。新耐震導入当時の建物が現在は築35年を超えてきています。それだけの月日が経っていることを理解せず、未だに新耐震にこだわる政策には納得はいきません。もちろんそれ以前の老朽化したものが先というのはわかりますが。となると、今後は新耐震の建物をどのように分類して対策を講じていくのか?が課題となります。

備蓄品についても定期的に入れ替えなければならず、一回対策を打てばいいというものではありません。継続性が大事です。

大都市では人口が多すぎて外からの対策には限界があります。そこに住む1人1人が少しずつ対策をし、少しずつ助け合うことで、どれだけ助かることか。そう思いながら、1人1人がこのような機会に対策を考えていって頂ければ、と思います。

サーモグラフィー付きスマホS60が楽天より発売!!

楽天モバイルで新発売される機種を見ていたら、CAT S60 SMARTPHONEの名前が!!この機種登場は古いものの、非常に頑丈で現場向きです。もちろん防水防塵。水深5mで60分間動作が可能です。デザインも唯一無二の男らしい感じです。そしてFLIRのマークがあるとおり、サーモグラフィーを搭載しています。

スマートフォンとしてはミドルレンジでディスプレイも4.7インチと小型。デュアルSIM仕様だが片方はGSM専用と設計はやや古めです。

建築現場で使うにはうってつけですね。重量も223gバッテリーも3800mAhとそこそこ重量級。

このようなとんがった機種が楽天モバイルで販売されるのはいいですね。二子玉などでも取り扱いがあるようですし。価格はスーパーホーダイ長期優待ボーナス適用で69800円とやっぱり高いです。通常は89800円なので税込だと10万円というところ。ただサーモグラフィーで小型のFLIRの現行機種もそれくらいの価格なわけで、タフネスが加わったサーモグラフィーと思ってもおつりがくるな~と思えます。

約二年前の機種と考えると購入に躊躇しますが、Android6.0でメモリ3GBですし、最近は特に技術の進歩が薄い分野でもあるので、実用には問題ないかと。

過去の記事を見るとSoCが変更になったのかもしれないとか、改良されているのかもと思える節もあります。スマホということで、サーモグラフィーで撮影した画像をすぐに送付できるメリットも見逃せません。SIMフリーですし、あえてSIMを刺さないというのもアリです。楽天ということで、分割払い含め買い方も柔軟性がでていますので、サーモグラフィーが高いけど・・・と思っていた人にもお勧めです。

DOC-RC/SRC Ver9

こちらも構造システムのバージョンアップ商品です。DOC-RC/SRC Ver9です。そんなにバージョンを意識するソフトではないので、Ver9ということで逆にビックリします。2018年2月1日から7月31日までキャンペーンとなっています。2月中旬出荷予定です。利用者のほとんどは年会費ユーザーだと思うのですが、過去のバージョンを寝かしている方もバージョンアップできますし、耐震診断用プログラム利用者の会に再入会する価格もキャンペーンが適用されますので、詳しくは公式ホームページに情報が載ってからお問い合わせください。

ちなみに、主な新機能は、DOC-3次診断とほぼ同じです。高速化はもうやっていたような気がしますが。もちろん耐震診断用プログラム利用者の会の会員は無料でバージョンアップとなります。

DOC-3次診断 Ver5

はい。構造システムからのバージョンアップ商品です。DOC-3次診断 Ver5 です。RC/SRC造の3次耐震診断及び、RC/SRC/S造建物の総合耐震診断計算を行うソフトです。今回のバージョンアップで、2017年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準に対応しました。他にマルチスレッド処理の追加で計算を高速化したり、複数結果の比較が可能になるなど、同社製品の特徴に追いついた感じがします。

キャンペーンは2018年1月15日から7月31日まで。出荷は2月中旬を予定しているそうです。あまりユーザーが多くないソフトですが、3次診断ソフトとして貴重ですので、DOC-RC/SRCユーザーにもお勧めです。

 

HOUSE-DOCの憂鬱 CAD下図

HOUSE-DOCという木造耐震診断ソフトを使っているのだが、ずっと使っているからこそ、このソフトの良さもわかるのですが、逆に悪い部分も目についてきます。前回、ほとんど基本機能をアップせずに建防協評価更新+使えない新機能でバージョンアップしましたが、実際使い勝手をアップするちょっとした改良などが少なかったのが残念です。私の周りでももう次のバージョンはないな、と思っている人も多くて残念です。ユーザー、特にヘビーユーザーは不思議なくらいメーカーの対応などを観察しています。そして物を言わずに去って行きます。木造耐震診断ソフトというものが、S56以前の旧耐震を主な対象にしている、という特殊性があるわけですし、次回あたりのマニュアル改定では新耐震が対象になると思われる向きもあるので、あまり手をかけていられないのかもしれませんが、他社の動きを見ていると市場の動きを見ながら、次の手を打ってきています。独自の機能もいいですが、より多くの人に使って頂ける努力をしていただければ、と思います。

さて、そんな今日の憂鬱は、HOUSE-ST1でもお馴染みのCAD下図からスパンピッチと軸名の設定。非常に斬新かつ便利な機能なのですが、ヘルプの解説も足りていないし、作りっぱなしなのか?利便性のアップもされていません。CAD図面を作っていると不用意なラインも作ったりしますし、読み込みプログラムのせいなのか?不要な通り芯が後ろにずら~っとできてしまうこともあります。それらを簡単に一括削除する機能など搭載してもらえないと安心して使えません。例えばX5以降を全部消すとか、チェックボックスで任意の通り芯を消せるとか?使っていない通り芯を消すとか、そういった機能が欲しいです。またCADの読み込み画面などに、ヘルプに描いてあるようなレイヤ設定の注意書きを書くとか、もっと使いやすくするための配慮がされないと、この機能を誤解したまま使う人も多いです。HOUSE-DOCやST1に入力する前に設計者がやることは、10人10色。そのため、レイヤに何が含まれてくるか?HOUSEシリーズに読み込むためだけに作っているわけではないのです。なので、簡易な方法を示すとか、もう少し作り込むだけでなく、情報発信をしてほしいものです。

まあ、どんなソフトでもそうなんですけどね。構造系の初心者向けソフトって、各社すごい神経を使って作っていますよね。それが上級者には非常にウザくなってしまうこともあります。操作が遅くなってしまうこともあります。HOUSE-DOCって速度の軽快さと説明書を読まなくても操作できることがウリです。しかし、ユーザーのところで教えたり講習会でしゃべったりすると、意外な機能が知られていなかったりするんですよね。上級者でも・・・。DRAにあったようなワンポイントを表示するとか、いろいろ工夫の仕方はあります。せっかく良いソフトなんだから、いろんなユーザーの声を聞いて発展していってほしいものです。

新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法と耐震診断ソフト「HOUSE-DOC」での検証

新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法と耐震診断ソフト「HOUSE-DOC」での検証http://www.kozo.co.jp/topics/tpi_20170711/index.html

株式会社構造システムのホームページにアップされていますね。今年は新耐震基準の木造住宅の耐震診断についてのターニングポイントとなる年かもしれません。

先日発表された新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法により、従来「旧耐震」が主な対象であった木造住宅も、新耐震基準について診断を行っていく方向性ができました。実際、木造耐震診断を数多く行ってきたなまあず本舗でも、もはや半分以上が新耐震の診断の依頼です(助成金を伴う診断を除く)。なので遅すぎるくらいです。

このページでは木造耐震診断ソフトHOUSE-DOCでの入力方法にも言及されています。完全対応というわけではないですが、比較的簡単に対応できそうです。

HOUSE-DOC Ver4.0.0.1

Ver4になって初めてのアップデートです。約1年放置されてきただけあって、がっつり変えてきています。ソフトウェア上でアップデートできないようなので、ファイルをダウンロードしてからやる必要があります。

最大の恩恵はネット認証が自動で行われるようになったことでしょう。他のソフトはともかく、HOUSE-DOCはN値を持っている場合2つチェックして認証するのが地味に面倒でした。これでHOUSE-ST1と同様の快適な起動ができるようになりますね。

他にも細かなチューニングをして安定度を高めています。元々計算方法が変わったわけではないのに、メジャーバージョンアップしたので、それほど訂正することが残っているとは思えません。が、新機能について作って放置してある感が強いです。昨年7月に出荷開始したはずです。既に1年ですね。今回調査シートの改善は行われたものの、根本的な改善とはなっていないようです。せっかく加わったVer4の新機能に期待をかけているユーザーはいると思いますので裏切らないで欲しいな~と個人的に思います。

 

wallstat Ver3.3.8

木造住宅倒壊解析ソフトウェアwallstatは、中川貴文氏の開発したソフトウェア(中川氏はしろなまずと同い年)で、最近、いろいろなところで取り上げられているので有名になってきましたね。特にソフトウェアの連携が相次ぎました。木造耐震診断ソフトを始め、プレカットのシーデクセマ(CEDXM)ファイルの読み込みが可能となったりして、kizukuriの最新バージョンなどのようにCEDXMを書き出せるものであれば、入力手間が減るようになりました。アーキトレンドZEROの次期バージョンにも変換がつくようですので、一気に活用する人が増えてくると思います。しかしながら、解析ソフトなのでパラメーターなどは自分で設定しなければなりません。入れてパッと振動アニメーションができる代物ではないのです。ダウンロードして使えない・・・という人が多いのも頷けます。

開発者もその当たりは憂慮しているようで、上記連携のほかに、wallstat studioというCADライクに入力出来るソフトを開発しています。このソフトは比較的使いやすいのですが、出来ることも限られます。最近少しずつ安定してきましたが、これだけで何とかなるものではありません。ネット上に情報が少ないこともあり、意外と活用している人は少ないのかもしれません。

(クリックで拡大)柱や筋かいなどは、CADライクに入力できます。

5月に更新されたVer3.3.8はCEDXM系の修正がメインです。水平構面の自動生成機能が追加されて、パラメーターの設定が少し楽になりましたね。依然として建物の荷重などどうよ?と言われてしまうと厳しいのですが(・・・)、構造設計者ならある程度自力で解決できそうな気もします。

(クリックで拡大)熊本地震の益城町などの最新データもあって興味深いですね。

某設計事務所でも夏のイベント向けにデータを作り始めているみたいですが、実用的なデータとなると意外と時間がかかりそうです。

HOUSE-ST1の短期めり込み

新グレー本2017の発売によって短期めり込みが必須という確認機関が急増している今日この頃。連層の高倍率の耐力壁を設けると一気に短期めり込みNGで困ることが多いと思います。これはソフトの種類を問わず頭の痛い問題です。短期めり込みの検討ができないソフトはないので、検討自体は出来るのですがその対応は各社マチマチです。

kizukuriの場合は、土台プレート、合わせ柱、ほぞなど比較的柔軟に対応できます。パラメーターの変更も手軽です。欠点は入力した内容と伏図のチェックが面倒なことくらいです。

アーキトレンド構造計算は、梁、土台別途に計算の有無を指定できるほか、ほぞ、土台プレートに対応です。土台プレートの使用の有無とサイズを選べます。標準だと短期めり込みの検討を行わないようです。

HOUSE-ST1の場合、計算時に短期めりこみ検討する、しないを選択できるので非常に手軽です。ただ・・・土台プレートに未対応なのでNGの対応が、柱サイズの変更かほぞ穴程度と、少々心許ないです。

新グレー本になって、添え柱や土台プレート等の利用を前提とした記述となっているので、早々に対応して欲しいところですが、工夫すれば大丈夫です。

HOUSE-ST1の場合は、通常の計算書の後ろに、NGが出た部分を土台プレートや添え柱を使っての土台接地面積を入力してめり込みだけ検討したものを添付すればいいのです。若干面倒ですが比較的簡単に対処できます。HOUSE-ST1の利点としては、このとき柱のサイズが画面に反映されるので、土台や梁にきちんと載る検討かどうかを確認できます。kizukuriだと手軽な反面よくミスしますからね・・・

アーキトレンドの対応はもう少し簡単です。土台プレートのサイズを柱+添え柱にすればいいのです。もちろん特記は必要ですが、検討、計算は問題なく行うことができます。

個人的には、ほぼ2017に対応が終了しました。耐力壁の配置が一番面倒です。各ソフトとも柱間のチェックプログラムを入れて欲しいな~と感じます。