カルキング365

いくら良いソフトでも、売り方や価格設定など間違えれば継続も難しいです。カルキングは非常に良いソフトながら、近年はパッケージなどで迷走していましたが、最終的に非常に良い方向で落ち着いたと思います。

カルキングは、数式表現だけでなく、その数式を計算してくれる非常に優れたツールです。なまあず本舗でも構造計算で非常によく使われています。価格はその手のソフトの中では安価なものの、一般的には高いと思われても仕方がない価格設定でした。そのためジャストシステムから限定版をだしたり・・・いろいろしていました。その結果非常にわかりにくくなっていました。

近年は、ダウンロード版の直接販売に落ち着きました。WEBの集客力を集めれば利益率も高いしアップデートなどの管理もしやすいです。また年間使用料のように、1年ごとの更新なので、購入時の負担が少なく、万が一使いこなせなくても!というリスクを低減できます。そもそもこの手のソフトは指名買いがほとんどでしょう。また長年使い続ける人も多いので、非常に相性の良い販売方法にたどり着いたと思います。

そして、製品構成も優れています。中学生や高校生向けのカルキング・ライトが出たのは非常に画期的です。確かにこの年齢で使う必要はないかもしれませんが、検算などで使ったり、レポートなどで使えば効率的ですね。しかも1年間1980円とソース○クスト価格はインパクトがあります。この年代は長く使い続ける人はいないかもしれませんが、毎年需要がありますし、将来、上位バージョンを買うかもしれない潜在顧客を作り出せるという点でも優れています。

サブスクリプション制をひいた、カルキング365がメイン製品となります。こちらはスタンダードとプロフェッショナルの2種類があり、価格が違います。スタンダード版は1台6250円/年、プロフェッショナル版は1台9500円です。結構金額差があるので悩むところです。嬉しいのが2台価格があること。若干ですが安くなります。通常価格で複数台使えるソフトが増えているのでケチだな~と感じる人もいるかもしれませんが、その分安価に抑えてくれているので個人的には良いと思います。法人用ライセンスやアカデミックライセンスパックも用意されております。サポートは年会費制になっており年10回までのテクニカルサポートを提供しています。まあ一度使い始めればあまりサポートはいらないような気がしますが、あるとないのでは大違いです。

海外勢も良いソフトを提供していますが、日本のソフトメーカーという点でも安心感がある株式会社シンプレックス。今後もお世話になると思います。数式作成・計算ソフトをお探しの方は是非ご利用くださいませ。

株式会社シンプレックスのホームページ(カルキングの購入・情報等)

 

3D設計をDRA-CADからSketchUPに変えると・・・

3D設計といってもいろいろあります。昔はきれいにパースを仕上げることを主眼とする場合が多かったような気がします。レンダリングに鬼のように時間をかけましたね。ただ現代では、設計から施工・管理まで一貫して考えるようなBIMなども普及してきています。

しかしもっと単純に検討したりモデリングしたりしたい場合もあります。昔、スチレンボードでやっていた作業をコンピュータ化したい人も多いと思います。そんなときは建築的な機能はほとんどなくてもいいわけで絵を描くような感じで作れた方がいいのです。

その点DRA-CADは建築的ですし(建築CADですからね)、モデリングも慣れればできるのですが、パースを作るためのツール感が強く、手軽に・・・というのは意外と制限があります。特に寸法を入れたり形状を検討したりするのは、DRA-CADでもできますが制約があったり面倒だったりします。

その点SketchUpは手軽です。昔みたいに無料だったら更に手軽なのですが(注:仕事で使えるのは有料版)。

もちろんSketchUPも2次元CADに比べれば習熟は意外と難しいのも事実です。無料時代に挑戦して挫折した人も多いはず。

その頃と比べると機能アップしていますしスピードも速くなっている(感じがする)ので、とりあえず現在の無料版で試してみるというのもいいかもしれませんね。

私はSketchUP 8を使っています。これは無料だからいいというわけではなく、使っているプラグインなどの関係です。変換などが弱いバージョンなので、必要に応じて有料版を購入する予定です。本当はとっくに購入しているはずだったのですが、他に資金を使ってしまって(汗)。

ユニオンシステム ご紹介キャンペーン

3月1日から8月31日と非常に長い申し込み期間を持つキャンペーンです。

ユニオンシステムの構造計算ソフトウェアの購入を検討されているお客様を紹介し制約すると紹介記念品がもらえるそうです。

景品が豪華で、以前も営業さんが自慢していましたが・・・。100万円以上、って結構難しいようにみえますが、一貫だったらそれくらいいきますからね。iPad mini4やPowerShot G9Xなんて品選びもセンスを感じます。

ちなみにライバル?の構造システムは3月31日までで同様のキャンペーン(名前まで同じ)を行っています(まあ一般的な名前ですし)。こちらの景品はカタログギフトかギフト券です。金額的にみれば、こちらも豪華。でも販売店なのでね・・・。いっそユニオンさんに紹介してしまおうか??なんて考えちゃったりして。まあ私は構造系設計事務所なので、どちらも繁栄してほしいというのが本音なんですが(汗)

CLTのパブコメ・告示化(あくまで感想)

なんでそんなに急ぐのか??わかりませんが、急ピッチに進んでいますね。誰が得するんでしょうか??

以下はパブコメ等から読んだ個人的な感想です。まだ告示は正式には出ていません。くれぐれも内容を鵜呑みにしないように・・・引用もお控えください

CLT(直交集成板)を利用した木造建築物の設計・施工ができるように、国交省は着々と準備を進めています。CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板を並べた層を板の方向が層毎に直交するように接着した大判のパネルです(日本CLT協会HPより。以下も参照にして書いています)。1995年頃からオーストリアを中心に発展してきた比較的新しい木質構造です。メリットは、寸法安定性の高さ厚みがあることから高い断熱・遮音・耐火性を持つことです。近年木質材料を使っていこうという日本においても魅力的な構法だと感じたに違いありません。通常の木造に比べて燃えにくいというのはポイントが高いかもしれません。日本でも2013年12月にJASが制定されています。

CLTパネルは国産材でも作ることができます。無垢材の良い材料が少なくなってきた反面、CLTに用いるような材(合板用として活用されるB材なども使える)は豊富なようです。輸入集成材に頼るよりは・・・というのもあるのかもしれません(すみません、あまり国産化に関しては知りません)。

CLTパネルと集成材の違いは、集成材は張り合わせる板の繊維方向が平行方向で張り合わせますが、CLTは直交しています。

CLTの建築での使い方は、壁式RC造のような感じですね。壁式RC造に比べた優位点は、軽量で短期間で工事ができること。断熱性でも多孔質な木のおかげでかなり良いです。強度も軽量な割に高いのです。耐火性も通常の木造よりもあるので、壁式RC造のシェアを奪っていくかもしれませんね。

3月8日までパブコメやっているので、覗いてみるといいでしょう。意見がある方も。内容的にはあまり問題がなさそうなので、恐らく4月頃には告示を公布・施行するでしょうね。

パブコメの告示案では、材料強度などが定められています。また構造計算の方法も60m以下の建物が対象で・・・という他の構造形式に近い区分です。CLTの場合、区分イ(31m超60m以下)は、ルート3(保耐or限耐・大臣認定)。区分ウ(31m以下)はルート2もしくはルート3、大臣認定。ここが一番多いと思うのですが、通常は適判で、ルート2に関しては、前回の改正であったように確認検査機関(主事)次第で、適判の対象外になるのも同じです。区分エ(3階以下、軒高9m以下、最高高さ13m以下)は、ルート1等。住宅などはここになるんでしょうね。日経アーキテクチュアの記事を見る限り、4号建物の場合、構造計算が必要なようです(ごめんなさい。私はパブコメでそこまで読み取れませんでした)。

パブコメを読んでの感想は、土台は必要なのか~とか、ラミナの方向も関係あるのかとか、耐風梁の補強どうするんだろ~とか色々。

個人的には壁式なのに、鉛直力のみ負担する柱を使ってもいいのは助かります。まあ耐火で・・・ってことでしょうか??

垂れ壁や腰壁パネルの両側には無開口壁を設けなければならないと明記されていますが、どれくらいのサイズなのかな~とか、あいまいにして欲しくないところです。

→90㎝ですね・・・意外と長いです。普通に低層で設計するならやはり共同住宅が適しているようです。

地下室にはやはり使えません、と思ったら外周以外は使える・・・面白い用途が思い付きそうです。

構造計算については、限界耐力や保有はちょっと読めませんが、ルート1とルート2は意外と簡単にできそうだな~と感じます。もっとも施工に関する知識がないと設計自体できそうにありませんが。壁量も15kN/m程度なら、形状の自由度はともかく設計しやすいと思うし、接合部を止める金物がきちんとしていれば、細かい設計は不要で、良い感じで設計できそうです。CLTやってから在来木造やっていると気が狂いそうになりますねえ。

耐火に関しては、準耐火では必要な燃えしろが、接着剤によっても異なるのが興味部会です。45分で3.5㎝(フェノール樹脂接着剤で耐力壁)、60分で4.5㎝とCLTならそれほど難しくなさそうです。共同住宅などで形状も含めて、在来やツーバイフォーから乗り換える業者も増えるのでは??と感じます。

まあしばらくはCLTパネルの入手性や、施工業者など問題は多いと思いますので、我々には無縁かな~と感じています。

以上はパブコメ等から読んだ個人的な感想です。まだ告示は正式には出ていません。くれぐれも内容を鵜呑みにしないように・・・引用もお控えください。

某ショップの商品を扱うらしい変なサイトを発見(重要)

最近、HOUSE-DOCを始めとする、なまあずショップ楽天市場店でしか販売していない、なまあずショップオリジナルの商品を販売しているサイトを見かけます。外国人グループなのか?なまあずショップ購入特典!なんて表現までそのままコピーしています。当然ながら、なまあずショップがオリジナルの特典を他社に販売したりしません。すべて彼らが勝手にやっていることです。怒りを覚えます。しかも大量にコピーサイトがあります。「なまあずショップ HOUSE-DOC」と検索すると本家よりも先に出てくるサイトすらあります。

彼らのサイトは詐欺サイトとネット上で騒がれているものもあります。安価ですが絶対に騙されないでください!!なまあず本舗は一切係わっていません。

 

鉛筆型字消しの開発に着手

長年構想を温めてきた、鉛筆型字消しの開発に着手しました。おこし型の開発に一定の目処がついたため(あとは彫るだけ!)、次です。

今回、開発するのは、紙が傷みにくい印刷物やボールペンなどの字を消す字消しです。そういうと私が大好きなマルチリスイレーサーを想定される方も多いと思いますが、原理や材料の差こそあれ、同様のものを想定していただければと思います。

マルチリスイレーサーといえば、廃番になったとはいえ、非常に人気と性能の高い鉛筆型消しゴム(砂消し)です。紙が削られにくく、きれいに消えます。現在高機能な砂消しが多数販売されています。個人的にはそれらのほうが使い勝手がいいと思っているのですが、用途によってはマルチリスイレーサーが必要な場合があります。だったら似たものを開発してしまおう、というのが今回のプロジェクトです。

マルチリスイレーサーを長年愛用し、それなりに研究してきましたが、どうやらあの特殊な太さには理由があるようです。そしてその理由こそが偶然性能を発揮する理由の一つになっているのでは?と感じています。使えそうな材料は現在各地から取り寄せています。私より長年利用している利用者からの声を総合し、より現代的で合理性の高いものが作れればと思っています。もちろん市販などは考えていません。現在手元にある自分用も無くなろうとしているので、まずは、その代替品を作れればな、と思っています。

GRATINA 4Gに見る日本の硬直化

せっかくシャープがガラホの流れを作ったのだから、もっと良いガラホを作ってやる!とかいう気概はないのでしょうかねえ。

京セラはGRATINAの販売で何かを掴んだはずで、それをシャープに似せただけ、と感じさせているのは残念です。

何の話しかというと、auのAndroidベースの携帯電話(いわゆるガラホ)の新機種、GRATINA 4Gを見たときの感想です。

もちろんGRATINAは低価格で使いやすいガラケーです。しかしLINEをやりたい、フルブラウザを使いたい!というユーザーがいる・・・そこでAndroidベースで普通の携帯電話のように使え、一部のアプリを実装できるAQUOS Kの登場です。意外にも使いやすかった初代AQUOS K。LTEのみになった2代目。そしてGRATINA 4G。AQUOS Kのモデルチェンジは初代でVoLTEが間に合わなかったので妥当なところですが、GRATINAは十分な時間があったはず。もう少し進化すれば、流行を作れたのに・・・と残念でなりません。といってもAQUOS Kの販売状況や使い勝手からそれで十分と思ったのかもしれませんが。

個人的には、AQUOS KでGmailやFacebook、Twitterなどコミュニケーションツールのみ充実させたモデルが欲しいです。Facebookなどもブラウザで十分使えるのですが、やはり通知の部分で劣ります。この部分はバッテリーを食う部分らしいので、確かに現状のアプリを改良しないと難しいのかもしれませんが。ただ、今時携帯電話のアドレスでのメール交換のみ、というのはいかにも寂しいです。

私のSHF31の場合、会社のメールはauのメールに転送して見ています。返信は携帯メールアドレスになるので面倒です。なので緊急時以外はスマートフォンで返信するか、ブラウザでoutlook.comを利用して返信します(これは使いにくいです)。Facebookとtwitterはブックマークでブラウザより利用しています。twitterは若干不満が残りますが、Facebookは閲覧や投稿だけならそんなに不満はないです。コミュニティツールだからもっと手軽に使いたいですが、できないより100倍マシです。あとはサイボウズOfficeを使うために、KUNAIを組み込んでいます。これは非常に便利で若干高度なインストール法ですが、もしサイボウズOfficeを使っているなら是非とも試してほしいものです。あとSUICAが使えるのはいいですが、楽天Edyが使えないので、こちらも組み込んでいます。ちょっと不具合がありますが今のところ使えています。システム変更とかで使えなくなると怖いので、メーカーで正式サポートしてほしいところです。

私は、意外とAQUOS Kだけで外出先でなんとかなったりするので、この機種を長く使いたいところ。その間に、上記のような問題を解消して欲しいな~と思っています。

外国語を学ぼう♪教材選びその4

まあ、現在独学の真打ちといえば、やはりカシオの電子辞書のエクスワードシリーズでしょう(あれこの話題まだ続いていたんだ)。

何しろ充実した辞書。調べ物にも使えます。NHK英会話がついていますから、音声、テキスト両方使えます。スマホのように遊べません。スマホのバッテリーも使いません。

研究者などに向くプロ用はともかく、ビジネス用のXD-K8700、生活・教養用のXD-K6500など他にも役に立つ辞書をたくさん揃えつつ、充実した英会話環境が整っています。

なにしろ自分の発音を録音し、採点してくれます。ネイティブの発音と聞き比べることもできます。電子辞書によってついている教材は異なりますが、最低限の英会話学習のツールは付属していますし、旅行用の他の外国語の会話用教材もついていたりします。たくさんツールがあるので迷いますが、自分にあう教材を使えばいいのかな~と思います。

辞書を別に買うことを考えれば、安価で済むこともポイントです。使い込んで故障するまでにマスターできれば・・・と思うと理想的に思えるのですが、私の周囲に電子辞書で外国語をマスターした人が皆無なのが不安材料です。

ThinkFree Officeの最新版(MS Office2016対応版)

あんなに、互換OFFICEがもてはやされのに、最近あまり見なくなりましたね。結構互換性も高かったし安かったのですが、互換Officeも値段が上がっていきましたからね。

さて、互換OfficeのベストセラーのThinkFree Officeが10月22日に新バージョンを発表しました。Office2016対応が目玉のようです。ソースネクストの特化で割引きなど適用すると2000円ほど!と激安な価格設定になります。通常のeSHOP価格も2280円なので、サブパソコンなどに入れておくには適した価格といえます。ワープロと表計算とプレゼンテーションソフトがあれば、とりえあずビジネスでは十分という方もいると思います。最近はタブレットで無料のOFFICEを使っている人も増えたと思いますが、まだまだパソコンのほうが使いやすいですし、プリンター対応もしっかりしています。当たり前ですが64ビットにも対応していますし、Windows10にも対応しています。オンラインサービスも古くから定評があり、オンライン上でも編集できるのは強みです。古いOfficeをバージョンアップするのは高すぎる!という人にもお勧めです。まあ互換性を厳しく追及する人(=私)は、素直にMSを買うのが吉です。

HOUSE-ST1のCAD出力機能

HOUSE-ST1の強力な機能の1つとして、ほとんどの帳票をCAD化して出力出来る点。なぜか表示が乱れたりすることがあるのが残念ですが、この機能を使うことで、HOUSE-ST1の機能不足の部分を補うことができますし、場合によっては非常に良いチェックツールになります。

まず金物図。標準のCAD出力では金物図が出力出来ませんが、計算書をCAD化することで表示できます。どっかのソフトと異なり、各階の上下の金物を表示しているので、設計時に楽ですね。

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でも金物って案外立面的に見なければわからないのですよね。よく他人のkizukuriの図面をチェックしていて、これは内だろ!のような設計を普通にしてしまいます。できたつもりになってしまうのがkizukuriの最大の欠点だったりします(案外できちゃうんですけど)。

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必要耐力が中段に出てくれる軸組図。上下階の金物を見ながら座金の有無や金物取り付けの可否など判断できます。本当は3Dだと助かるんですが。HOUSE-ST1でこの図を見たことない人もいると思います。計算書の8.1.4で表示できるはずですが、たいていの人は×がついているのではないでしょうか?実は、計算前に出力する位置を指定しなければなりません。指定する方法は、ファイルメニューの軸組図(印刷)の画面で、出力したい軸組を指定する必要があります。印刷だけのコマンドだと思っていたら、こんなところに隠れているんですよ・・・。他社ソフトに比べて構造図作成の補助となる図面が劣るHOUSE-ST1なのですが、工夫次第でいろいろできますよ。