佐渡の本州への過去の航路

私は佐渡汽船でしか佐渡に渡ったことはないが、実は佐渡と本州を結んだ航路は今の形だけではないのです。

私の生まれた昭和50年、小木と珠洲市(石川県)と姉妹都市締結し、能登飯田港と定期航路が開設されました。なんとカーフェリーです。しかし3年後すぐにホバークラフト「しぐなす」に変わり、五年後には廃止になってしまいました。ちなみにカーフェリーの名前は「かもめ」。当時から??の航路というわけではなく、昔は北前船などで交流があった地域同士だったようです。しかし需要があるわけでもなく、あえなく廃止になったようです。

ちなみに近年では、たらい船で有名な力屋観光汽船が、高速船「あかしや」(定員64名)を夏の間運航していましたね。こちらも需要が少なくあえなく廃止になりましたが。あんな小さな船で外洋は怖いのですが(汗)。夏なら大丈夫なのでしょうか?

その他では、昭和45~52年は、小木ー柏崎航路もありましたね(それ以前に昭和25~30年にもあり。みゆき丸)。あと私の子供の頃は新潟ー赤泊航路なんてのもありました(平成元年廃止)。新潟ー赤泊はなんか限定で復活しそう・・・と思ったら新潟ー小木でした。

昔も別に定期航路が普通だったわけでなく、荒海の日本海なので、ゆるく期間限定で夏だけとか普通にありました。もちろん主要航路は毎日運航してもらわなければ困るのですが、他はスポットで、夏や観光だけとやってもいいと思います。そのほうが弾力的に運航できますし。

佐渡汽船には、新潟ー両津、直江津ー小木の国道は死守して欲しいところです。他はスポットなど柔軟に運航できればいいと思います。力屋のような他の汽船会社でも構わないと思います。個人的には馴染みの力屋にがんばって欲しいところですが・・・。

あかねの前のナッチャンWorldやナッチャンReraは揺れたのか???

佐渡汽船の高速カーフェリー「あかね」。昨年は新潟航路のカーフェリーの船舶整備等での休航中の補充として新潟航路を運航しましたが、いろいろ不評だったようです。なので、今年の冬の運航は見直され、新潟航路であかねが運航するのは11月7~13日の7日間に短縮され、季節もまだ海が荒れにくい時期に変更になりました。

そもそもこの船が導入された理由は、青森ー函館の青函航路で運航していた、同じ形のナッチャンWorldとナッチャンReraの運航を見てのことでした。不幸なことにこの2隻は実力を出す前にたった数年で定期運航を終了した悲劇な船として有名です。

原因は、原油高に伴う燃料高騰により大幅な赤字が見込まれたことです。もっともそんなことは運航前にも予測できたはず。実際は乗る人が少なかったのでしょうか?

あかねで問題になっている揺れ。果たしてナッチャンではどうだったのでしょうか?既に運航していませんので、ブログなどの記事を参考に類推するしかないのですが、導入前に揺れにくいという評価だった割にやっぱり揺れたようです(ナッチャン 揺れなどで検索すればいくつか出てきます)。佐渡航路と違い島影に入る時間が長い青函航路なので、突然揺れ出すんでしょうね。あかねよりもかなり大きな船ですが、揺れたと言うことは、本来の企画ではなく小型に作られたあかねは揺れの面では更に不利なのは仕方がないことなのかもしれません。もっとも波が高く風も強いこの海峡はどんな船でも大変ですし、揺れも激しいのですが・・・。

一部のニュースでは、あかねの導入で年間20万人ペースで推移と、当初は好調を維持したようですが、2016年度は15万人程度。導入前よりは多いものの苦戦は否めません。やはり通年運航できないのは辛いです。寺泊赤泊航路も心配なのですが、早く通年運航に戻さないと大変なことになりそうです。あかねでなくて、最新鋭のフェリーであっても冬場はかなりきつい直江津小木航路なので運航自体が難しいのはわかっているのですが、そうしないとどんどんまた航路を使う人が減ってしまいます。北陸方面の人にとって直江津はやはり便利です。電車を使わない人にとってはカーフェリーは無くてはならない存在です。長期的な視点に立ってじっくり取り組んで欲しいところです。

 

佐渡汽船の11月以降の運航ダイヤ決定♪

なぜか運行表が・・・と思っていたら船舶整備などの調整などで決まっていなかったんですね。ようやく発表になり安心しました。

さすがに、あかねを新潟航路で酷使するのは無謀と感じたのか?11月7日~13日の7日間という非常に短く、また天候的にもまだ大丈夫な可能性が高い時期になりました。昨年は12月に26日で怖い思いをした方多かったと思います。すっかり揺れるというレッテルを貼られたあかねですが、そもそも冬の荒天はどんな船でも揺れますし、あくまで程度の差です。昔のフェリーを知っている人ならね・・・。でも本来の船で運航できるほうがいいに決まっているわけで、この計画は歓迎です。

そして小木なのですが、あかねがいない11月は、ジェットフォイルが1日1往復するそうです。2往復欲しいな~と思うのですが、なんと新潟ー小木間のジェットフォイル運航を申請しているそうです。試行錯誤しながら良い案を考えて行ってほしいものです。

廃止が噂される寺泊航路は10月2日から運休です。寂しい話です。

 

佐渡汽船、寺泊ー赤泊航路撤退で住民説明会

佐渡に行ってきました。昨年の10月以来ですが、夏の佐渡はやっぱりいいものです。しかしこの島にも様々な問題があるようです。
先月、佐渡汽船が佐渡と新潟を結ぶ3航路のうち、真ん中の寺泊-赤泊航路の撤退方針を発表し、県と佐渡市、長岡市に説明しました。

現在のこの航路の問題は、そもそも一回も黒字化していないうえ、経費節減のため2005年にカーフェリーから高速船あいびすに切り替えたことです。
そのこと自体悪いことではないのですが、そもそも荒海の日本海を渡るには役不足で、多少の改造を施したものの、荒天での欠航率が高すぎて地元の足としても、観光としても使いにくいのが現状です。そのため更に乗客数減少しています。私が赤泊港にいったときも乗客は少なめでしたね・・・。

この航路は新潟側、佐渡側とも交通の便が不便であることが問題視されています。佐渡側はさしたる観光名所もない赤泊で、しかも観光地や他の街にも遠く、バスの便も不便・・・です。寺泊側もJRの駅からも遠いうえ、その駅も大きな駅で無いため電車で行くのも難しいです。幸い北陸道からのアクセスは悪くないのですが、その時間プラスアルファで新潟港につけてしまうので、時間的なメリットは少ないのです。

しかしメリットも多いです。寺泊自体が観光名所です。そもそも大都市で観光という感じではない新潟港や、春日山城などの名所もあるものの観光地というイメージが少ない直江津に比べれば、はるかに楽しめます。温泉・宿もありますし、何よりも魚の市場通りは新鮮な魚を購入できるだけでなく、味わえることから根強い人気もあります。もちろん弥彦山や弥彦神社という名所もそれほど遠くはありません。

何よりのメリットは高速船が稼働すれば、約1時間で佐渡に到着すること!!これは新潟のジェットフォイルとほぼ同じです。もちろんジェットフォイルのほうが速いのですが、寺泊-赤泊のほうが遙かに距離が近く、3ルート中最短ということもあります。距離が短いので乗船料も安いです。往復でもジェットフォイル片道と変わらないコストパフォーマンスです。日帰りも可能です。

船の欠航は天候なので仕方がないのですが、この航路の欠航数は尋常じゃないです。少し不便でも新潟周りで行こうと思ってしまう地元の人も多いと思います。現代の人は揺れにも本当に弱いので、この航路は揺れが少なく欠航が少ない船を導入していかないと、どうにもならないのでは?と感じます。

そもそも日本海は揺れるの当たりまえですし、観光客自体の大幅増や、地元の人たちが本当に船を使って行き来が増える見込みも少ないわけですから、対策は本当に難しいのだと思います。それでも佐渡を愛するものとして、この航路を存続して欲しいと切に願っています。

佐渡汽船のあかねは、本当に乗り心地が悪いのか?

先日、佐渡に1泊2日で行ってきました。行きは早朝6:00の新潟発のときわ丸、帰りは16:30小木発のあかね。

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特に佐渡島民の私の関係者には、あかねは不評です。小木町に住んでいるんだから、もう少し応援してよ!と思うのですが、従姉妹に聞いたら「・・・まだ乗ったことがない」・・・。まあ私の親族は船自体嫌いな人が多いですからねえ・・・。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

さて、あかねに乗るのは昨年の初夏以来。私は運が良いのか?そのときも海が静かでした。ただし、着岸が難しいのか?運航自体問題なかったのですが、着岸作業に時間がかかり、だいぶ遅れての佐渡上陸となってしまいました。せっかくの高速船なのに・・・と残念に思いました。ただ椅子も比較的しっかりして座りやすく、船内も高級感はないけど、鉄道などの雰囲気に近く親近感があります。またワンフロアなのでリアルに迷うことはありません。座席指定なので落ち着いて座れます。

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

寝転がれないことを残念がる人も多いですが、高速船ですから1時間40分と2時間を切っているので、寝るには短いですし、そんなに退屈になることはないでしょう。船内は、売店がありますが、自販機やその他楽しめるところはありません。売店でコスプレ衣装を借りられますので撮影したい人は必見です!!食堂がないのが地味に残念です。売店も食べ物はあまり多くありません。まあ時間が時間ですからね。食べたい人は予め買っていきたいところです。もっとも直江津はともかく、小木はフロアに売店がない(1階にある)し、あまり物量も多くありません。そっちのほうが問題かと。唯一の楽しめるところと言えば、船後方の甲板。この時期は風が強い上、高速船だから・・・外に出っぱなしなんてできません。まあ季節によっては気持ちが良いかな。酔う人が多いのと寝転がりたい人の要望からか?カーペットエリアが増設されていました。実際初めから寝っ転がる人もいました。

やはり揺れは気になるらしく、前日の時化た状況であかねに乗船した客が受付で海の状態をしつこく聞いていました。まあ聞いても海の状態は改善しないのですが(爆)。私も前日ときわ丸で佐渡入りしたときに、そこそこ荒波で揺れたので興味がありました。3mくらいの波なら、私の場合ときわ丸では気にならないのですが、酔ってはいている人もいましたね。たまに波がぶつかったときの衝撃は船旅になれていない人には、きついようです。まあこれだけ頑丈で大きな新造船で冬は荒波ばかりですからね。普通心配はしませんが。

ときわ丸やおけさ丸に比べて揺れやすいと言われるあかねですので、今回嫁もかなり緊張していましたが、トップの写真のように波がほとんどなかったので、快適に過ごしていました。しかし風の影響を受けるらしく、波の状態からは想像できないような大きめの揺れがありました。普通に座っていれば気にならないレベルですが。波は1m程度でしょうか?ビル上の長周期地震動の揺れのようなものが気持ちが悪い、という人には影響があったかもしれません。もう少し波がきついときに乗ってみたいのですが、運が良すぎて体験できていません。10月末でも天気が良ければ快適に船旅できる性能は、あかねは持っています。私も旅の疲れか、ついうとうと寝てしまいましたが、変に体が痛くなったりもしませんでした。快適な旅をありがとう!!あかねと佐渡汽船の皆様!!

佐渡汽船でポケモンGO!

佐渡汽船でポケモンGO!(写真はときわ丸にて)

携帯電波は、港に近い場合は問題ありませんが、ある程度出るときつくなります。昔はもっと飛んだような気がしますが。特にネットは厳しくなります。人気のポケモンGOもしばらくプレイできます。海の上を歩いて行きますね。新鮮!乗船の際は歩かずに座ったままでお試しあれ!!

10月末なのであかねの運航中に夕日が沈みます。運が良いと日没が見えます。船内アナウンスもありますので、日没タイミングで乗船中の場合はぜひ夕日を眺めて見てください。運良く水平線に沈むところを見ることができました。

佐渡汽船あかねからの日没

佐渡汽船あかねからの日没

船の揺れの感じ方は個人差が大きいです。乗らず嫌いはやめて、まずは波が少ないときに乗ってみることをお勧めします。カーフェリーの感覚からすると、かなり短時間で渡れるなと実感できます。今回、これだけ好条件なのに、乗船客が少なく寂しかったです。是非是非佐渡に渡るときは、直江津ー小木ルートもお忘れなく!!

北沢浮遊選鉱場跡

佐渡は名所がたくさんありますが、最近の話題は北沢浮遊選鉱場跡です。佐渡金山の関連施設でコンクリート部分のみが残っています。全天空カメラで撮影すると四周に迫力ある遺跡のように存在していることがわかります。戦前の建設でありながら昭和27年にも閉鎖されているうえ、非常に神秘的な景観から廃墟や遺跡のようにみえ、近年再注目されています。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

お休みが取れたので10月29、30日で佐渡島に行ってきました。いつもと異なり若干観光時間も取れたので、話題の北沢浮遊選鉱場跡に行ってきました。佐渡金山の関連施設で、遺跡マニアや廃墟マニアの間で話題になっています。昨年の世界遺産へ・・・のときにもクローズアップされ、最近はテレビでの露出も増えてご存じの方もいるかもしれません。

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北沢浮遊選鉱場跡

広い佐渡島でも北のほうの相川地区に位置し、金山からそれほど離れていません。関連施設ですからね。ただ巨大な施設なので上記の全天空カメラで撮影した写真で見てもわかるとおり、非常に広く迫力があり、日本離れしています。そのためラピュタやら、マチュピチュやら、いろいろ喩えられています。あくまで戦前の工場なのですが上屋が取り払われていてコンクリート部分だけが残り、蔦が絡まっているため、古代文明などのように見えてしまいます。

直径50mのシックナー

 

火力発電所

佐渡金山自体も非常に魅力的な観光スポットでしたが、近年更に整備されて見学しやすくなりました。オリジナル商品も増えていますし。そして周辺にもこの北沢浮遊選鉱場跡のような魅力的なスポットも数多く点在していて一日いても飽きません。佐渡って遠いな~と思っている方も是非是非見に行ってみてください!!

佐渡汽船 船舶の歴史

佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ交通・物流の要というだけでなく、船好きの方にも愛されています。特に昭和後半の大型新造船ラッシュやジェットフォイルの投入など短い航路ながら先駆的だったこともあります。私も大好きです。

さて、いつ頃どの船が運航していたか?記憶があやふやになるのですが、さすがは佐渡汽船。ホームページに船舶の歴史を掲載しています。

佐渡汽船 船舶の歴史

なんと大正時代の船までのっています。第一佐渡丸は大正3年~昭和9年まで運航していたようです。全長33m、総トン数173tと小型でした。これで日本海を渡れるのか?不安になるほどです。速度も10.8ノット・・・。この時代に生まれなくて良かった!と思います。最近の船で揺れるとか文句言っている人は、この時代だと確実に死にますね・・・。昔の人はすごい!!

昭和になると現在の方にもお馴染みの船の名前がでてきます。といっても現在運航している船の名前はある意味奇抜で古さは感じさせないかわりに、ちょっと寂しい気もします。

私が記憶に残っている最古の乗船した船は、初代おおさど丸です。1865トンもあったんですね。佐渡汽船大型化時代の幕開けで長年活躍しましたね。もっとも私が乗り始めた頃は既に旧型化して小木~直江津航路で運用されており、両津~新潟航路には最新(といってもそんなに時代は変わらない)の、こがね丸とおとめ丸が就航していました。両船とも3000トンクラスで、おおさど丸をスペックでも凌駕していました。なので小木~直江津航路にこがね丸がやってきたときは嬉しかったですね。ちなみに両船が来る前は、おおさど丸より若干大きいえっさ丸も小木~直江津航路に就航しており、子供の頃は、えっさ丸かおおさど丸のどちらに乗れるか?を楽しみにしていましたね。ちょっとの差でえっさ丸が多かったような気がします。

そんななか、こさど丸が就航したときはびっくりしましたね。豪華な写真と総トン数や全長も大きかったおとめ丸を大きく凌駕していました。おとめ丸は全長101m、こさど丸は全長119mでしたからね。速力も軽く20ノットを超えました。その後、おおさど丸、おけさ丸まで大型船が続きました。佐渡の人口減、佐渡汽船の経営悪化などでその後は若干寂しい感じがしましたが、最近は、「あかね」や「ときわ丸」が就航し、再び活気が出てきました。

このホームページ、写真が小さくシンプルなのが残念です。もう少しスペックや逸話などが書いてあれば更によいと思うのですがね。愛される船があればこその佐渡汽船ですから。来年また佐渡に渡るとき、どの船なのか??今から楽しみです。

 

佐渡汽船のあかね、初の冬を迎えるが・・・

あかね

あかね

佐渡汽船は、言うまでもなく本州と佐渡島を繋ぐ船会社です。3航路あり、主力航路は、新潟ー両津です。この航路は荒れた日本海にあっても驚異的な稼働率を誇っています。佐渡汽船の船や船員が優秀なだけでなく、かなりの部分を佐渡島の島影に隠れる理想的な航路となっているためです。といっても冬の日本海をなめてはいけません。私も何度も死にそうな(・・・以下略)思いをしました。慣れてない人にとっては辛いです。まあ時化てなければ快適そのものなのですが。

あとの2つは、若干斜陽というか・・・年間を通して運航しない航路となります。その中でも昔は非常に人気のあった直江津-小木航路は、今年の春、新造船「あかね」が就航し盛り上がりました。北陸新幹線開通にあわせて(ちょっと遅れた)就航し、車も積める高速船ということで話題を集めました。意外と運航が難しそうな船だな、と思いましたが、晴れた凪いだ海上を滑るように走る?姿は今までのカーフェリーとはまったく違う感じ。船に乗るという楽しみが犠牲になった(遊ぶところがない、甲板は狭い、イス席ばかり)反面、なんと従来より1時間も時短が実現する素晴らしい船です。ジェットフォイルもそうでしたが、短時間ならば船旅に退屈することはありません。もっともジェットフォイルは1時間ほど(新潟航路)、あかねは1時間40分なので若干遅いわけで、個人的には、ジェットフォイルと違い飽きてしまいました。

さてさて話が脱線。佐渡から親族がもうすぐやってくるのですが、私の親族は小木ばかり。というわけで、就航している場合は直江津ー小木航路を利用します。しかもそもそも佐渡汽船にいた人なので詳しいです。夏にいったときは意外と好意的な意見をいっていたのですが、やはりカーフェリーとはいろいろな部分が違うみたいで、接岸が難しかったり、9月19日のワイヤー切れ事故で欠航したり・・・すでに海外では実績が多数の船なのであとは、慣れの問題なんでしょうね。

あかねは基本的にイス席です。

あかねは基本的にイス席です。

それにしても夏場でもちょっと海がうねると酔いやすいという問題も、カーフェリーと若干事情が違うようです。そもそもイス席が嫌いな人もいますからね。このあたりも慣れの問題かな?と思います。ただちょっとだけ波があるだけでも意外と揺れるので、もしデリケートな方は、新潟航路の、ときわ丸やおけさ丸のほうがいいかもしれません。というわけで、この冬の運航が気になります。といっても年内は11月23日まで(年末年始は運航します)。なので案外大丈夫なのかな?と思っていたのですが・・・

なんと12月は、あかねは新潟ー両津航路で運航します。これは需要が少ない時期に、ときわ丸やおけさ丸が船舶整備を実施しているためです。大丈夫かな~と心配になりますが、新潟航路は直江津航路よりも波は酷い時間は短いです。どちらにせよ一回、荒れているときに一回乗ってみたいものです。

新潟ふるさと旅行券!!

新潟県ふるさと旅行券公式サイト

なんか全国的にばらまき的な文化が広がりつつあるのですが、新潟も「ふるさと旅行券」を発行します。

申込み受付は8月1日から。9月1日~来年1月31日までの旅行に使えます。土曜日などは使えませんが、平日の旅!ということであれば、かなりお得です。

1人一泊当たり最大20000円オフだそうです。もちろん佐渡島でも使えます。まあ宿泊費の半額ですから通常はそこまで割引きにはなりませんけどね。複数人での旅行で威力を発揮しそうです。

ときわ丸の楽しみ方(甲板編)

東京人を佐渡島に連れて行くとき(自分が行くときもそうですが)、必ず佐渡汽船に乗ります。ジェットフォイルや新造船「あかね」の場合、高速に快適に佐渡に到着する「足」と考えられるので、楽しみの要素は少ないです(それでもワクワクしますね!)。その点、カーフェリーは、到着が遅い分、楽しめる要素が多く、特に晴天だと本当に楽しいです。フェリーとみたら2時間半という飽きずに楽しめる比較的短時間の航路だというのも見逃せません!!一緒に乗った人に聞いても本当に楽しめたそうです。特に行きはあかねでしたから(あかねも楽しめたけど、更に良かったという意味だそうです)。そこで、佐渡汽船のカーフェリーに乗り始めて40年!子供の頃から乗り慣れている、しろなまずが、佐渡汽船のカーフェリーの楽しみ方それも屋外の甲板での楽しみ方を紹介します!これであなたも佐渡汽船に乗りたくなるはず!!

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<その1>すれ違う船(左:すれちがうおけさ丸 右:追い抜いていくジェットフォイル)

直江津ー小木航路では、あかね一艘で運航しているので楽しみが半減しますが、両津ー新潟航路は、必ずフェリーとすれ違います。前回は、ときわ丸に乗ったので、おけさ丸とすれ違いました。遠くからフェリーは見えますが、すれ違うときは意外とスピードがあり、ワクワクします。そのほかにもジェットフォイルに抜かれたり、すれ違ったりします。疲れていなければ甲板でイスに座って眺めて見るといいと思います。ただ今回お話しした船員曰く「どちらを通るかわかならい」(汗)。ええっ!それくらい前もって調べておいてよ・・・。ちなみにその船員のアドバイスは、一番上の甲板で見ていれば、どちらも対応できるよ・・・確かにそうですけどね!

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<その2>海鳥と遊ぶ

佐渡汽船の港の海鳥たちは、観光客を狙って船に近づいてきます(ヒントはかっぱえび〇ん(笑))。比較的近くで見ることができますし、停まっている鳥からある程度距離を取れば記念撮影も可能です。また船の速度で飛んでくれる親切な(?)鳥もいるので、鳥が羽ばたきながら空中で制止しているように見えるのは貴重ですよ!動きが速いのですが、海は晴れていれば異常に明るいので高速シャッターを切れます。顔まではっきり写すことも可能でしょう。かっぱ〇びせんを投げれば、空中で食べてくれる芸当も見応えがありますが(・・・)、個人的にはお勧めしません!ちなみに指でかっぱえ〇せんを持ったまま食べさせる猛者もいます・・・。

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<その3>陸を観察(宇賀神社編)

佐渡は景色が良く、初めて行った方は本当に感動して帰られます。その景色、海からでも見えるんです!天気に左右されるのですが、双眼鏡があれば、かなり観察することができます。船酔いが心配な方はお勧めしませんが、できることなら挑戦して欲しいと思います。まずは、両津港を出ると両津湾をゆっくりカーフェリーは運航しますが、陸はしばらく見ることができます。それをただ眺めるのも楽しいのですが、上級者は、宇賀神社を探してみましょう。両津から車で20分ほどの両尾にある、海抜100mの山頂に立つ神社です。独立峰のようで、周囲から独立しているので、500段を超える階段で上るのは非常に大変です。私も登ってみましたがかなり体力を消耗しました。そこからの景色も絶景なのですが、カーフェリー上からも探すことができます。写真は、屋上甲板から望遠レンズで撮影した物です。左側の写真は山の全景が見えるはずです。右側の写真は、神社の屋根がかろうじて写っています。目が良ければ、肉眼でも屋根は見つけることができます。あらかじめ地図で確認しておけば見つけることができます。ぜひ挑戦してみてください。

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<その4>広い甲板を満喫

ときわ丸では、屋上の甲板は何もありません!!ベンチくらいあれば・・・と思うのですが、逆にないのが魅力的です。何しろ人が少ない・・・ですから。甲板に寝っ転がって空を眺めるなんて少年時代からほとんど味わったことがない都会人には本当に魅力的です。ただ5月であっても暑いです。敷く大きめのバスタオルや帽子、サングラスくらいは用意しましょう。雲が流れていても風情がありますし、青空に何もなくどこまでも澄み渡る感じも壮観です。あとある程度人数がいるときの記念撮影にも向きます。10分も寝転んで空を見れば、心が洗われること間違いなし!

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<その5>船筋

カーフェリーの最後尾は、船が通った跡が白く美しく伸びます。これを眺めるのも心が洗われます。楽しかった旅の思い出に浸るもよし、観光気分を消し去り翌日からの仕事に備えるもよし。夕方だと更にもの悲しくなりますが、それが船旅の良いところです。

季節によって暑い寒いが非常にあります。風は凪いでいるときでも、結構あるので上着は絶対持っていきましょう。5月でしたが場所によっては上着を着ても寒かったですし、屋上甲板は裸になりたいくらい暑かったです。甲板を制する者が、カーフェリーを制すともいいます。特に服装に気をつけ、あとは天気が良いことを願って、船旅をお楽しみください!