全国から高力ボルトがなくて施工できない例が増えてきている・・・

この話題、夏頃がピークだったのか?と思っていました。私の事務所では、元々鉄骨造が多かったわけですが、今年は木造のほうが多かったので、それほど重要視していませんでした。

しかし9月頃にも解消の見込みがない、との情報がでてきたのと、本来不足するはずの大型案件はスムーズに進行していることから、何を信じたら良いか?と自分でも判断できない状況が続きました。ボルトの在庫がある問屋さんなど知らないか?みたいな問い合わせもありました。

10月に入ると状況は一変。完了する予定の物件がボルトだけのために完成せずに完了検査を受けられない物件を複数報告受けることになります。とはいっても、計画変更が発生する事案ですし、そんな簡単に変えられないしどうするか?を検討し始めました。

11月に入ると、それらの物件の進捗がなく、大騒ぎになってきています。いうまでもなく引き渡しは出来ませんし。月末には業界からの通達のようなものがでて、国内全般で不足が続くことが明らかになりました。木造やRC造でできるものは、構造変更して望んでいます。しかしアパートなどの外部階段はなかなか置きかえが難しく対応に苦慮しています。運が悪いことに、この時期から鉄骨造の案件が急増したため、仕方なく断ったり、ボルトが不足していて・・・を伝えるようにしています。確かに設計のせいではないのですが、建物が完成しないことにはこちらも商売にもなりませんし、結果的にご迷惑をおかけすることになります。

現在、行っているのは、耐火木造にならない鉄骨向けの建物は、木造に置き換えて提案しています。RC造内の屋内の鉄骨階段はRC造で提案しています。当然早く解決してもらえれば、いいのですが、各方面からの話では解消にはまだまだ時間がかかるようです。

そんなわけで鉄骨造案件には、しばらく十分に注意した方がいいでしょう。