構造屋さんも分類がある

一般の人、そして建築に携わる人から見ると構造屋さんって理解されにくい職種ではあるのですが、分類というかタイプがあるのはあまり知られていません。

構造っていっても、鉄筋コンクリート造(これはだいたい誰でもできる)が基本ですが、その他は得意不得意、できるできないは結構顕著です。例えば壁式鉄筋コンクリートができないとか(もしくは壁式鉄筋コンクリートだけできるとか)はありますし、鉄骨造はできない、木造は駄目、ツーバイフォーは駄目、擁壁は駄目、地下室苦手・・・とか色々です。近年はRC造の耐震診断に特化した方もいて(高齢者に多い)、新築自体を受注しない方もいます。また規模の問題もあり、狭小が得意とか、大規模が苦手とか、細かな部材計算は苦手とか、細かいものは大好きとか。

構造計算はメーカーの販売しているソフトでやっている、と思っている方が多いと思います。もちろんメインはそうかもしれませんが、それだけで済むことはほとんどありません。逆にソフトウェアを持っていないのでできない構造もあります。そんなわけで、構造屋さんいろいろあります。1人でできることは限られています。医者が内科と外科・・・とかの大まかな分類の他にもいろいろあるのと似ています。

ちなみに私は鉄骨造まったくだめです。これは先代と同僚が鉄骨造のスペシャリストだったため、私がやる必要性がまったくなかったからです。瞬間で仮定断面を出してくれて、簡単にモデル化してくれる便利な人が身近にいたらチャレンジしようとは思いません。そんなわけで彼らが苦手なツーバイフォーとか、変な耐震診断とか、変な木造とか・・・マニアックな部分に進んでいったわけで・・・(大汗)。

そんなわけで、近くの構造屋さんにそういった得意不得意を聞いてみてはいかがでしょうか??

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