wallstat 4 β版のwallstat studio

ネット上にあまり情報がないので備忘録

勾配梁の指定も今回から大分楽になりましたが一回修正して戻すのが難しい。部材の指定はかなりやりやすくなりました。

wallstatは木造軸組構法住宅を対象とした数値解析ソフトなのだが、わかりやすいアニメーションと無料で使えることから、一部で流行しています。私も各バージョンを使い続けていますが、正直怖さも感じて実務で投入するのをためらっていました。まあ設計の参考、シミュレーションとして割り切って考えて使っていこうと思っています。

さて、wallstatのデータを作るのは以前は難解でしたが、今は各種構造計算ソフトやCADソフト、耐震診断ソフトから転送出来るのでだいぶ楽になりましたし、wallstat自体にも簡易な形状なら入力出来るwallstat studioなるソフトも付属したので一気に敷居が低くなりました。もっともExcelがあれば、かなり凝った入力もやりやすいですし、実際は併用していくことになると思います。

今回wallstat4のβ版がリリースされ、そのwallstat studioが機能アップしています。正直ようやく使える感じになったなと、作者に感謝です。柱頭柱脚の金物の指定や各部材のパラメーターの指定がだいぶやりやすくなりました。もっとも私がやっているような建物はこれだけではできないので、相変わらずExcelでにらめっこです。

母屋下がりがある建物や、縁側がある建物、片流れの建物の挙動は現在の高耐震の建物でもかなり不安が残ります。wallstatならモデル化するだけでその傾向はつかめますので、わざわざ振動台を使うより手軽です。そういった知見を集めていくのにはwallstatって適していると思います。耐震診断でお客さんを恐れさせて契約に結びつけるようなツールではないと思います。自社の建物の優位性を示すのはいいと思いますが、それだけでは物足りないですよね??ぜひご活用くださいませ。

[`evernote` not found]
LINEで送る