WOOD-STは個人住宅の設計で使えるのか?

現在、確認申請や性能評価ではHOUSE-ST1で計算書の出力をすること前提でWOOD-STでも計算していますが、このソフトは大規模の木造構造設計にはあまり向かないですね。小規模の個人住宅や共同住宅、店舗などで狭小なもの、耐力壁の数を減らしたいもの、スキップフロアがあるものに向きそうです。現在計算書を精査していますが、比較的読みやすいものの、計算書枚数が多くなりがちなので、やっぱり小規模で使いたいです。

そもそもプリセットの金物がプレセッターやテックワンなので、住宅向けと思った方がいいです。正直確認検査機関や意匠屋さんが許してくれるのなら、すぐに確認申請で使いたいところです。特に告示面材を変換して・・・の方法は長さを考慮しなければならないのは苦痛ですが、その他の部分では結構楽ですのでいいですね。新グレー本より、建物の弱点がピックアップしやすいので壁量だけでコントロールしているより健全です。

こうなってくるとエラー処理の不備と基礎の計算がないのが残念ですね。エラー処理は比較的簡単に修正できると思いますので、基礎の計算をしっかり作り込んで欲しいところです。恐らく混構造で使いたい人も多くなると思いますので、HOUSE-WLやWALL-1との連携などもHOUSE-ST1と同等になってくれれば、爆発的に使いたい人は増えると思います。

もっとも普通に計算すると新グレー本のほうが有利になったり計算が簡便になります。ただそんな整形で簡単な建物は少ないので、確認申請が降りやすくなってくれば、こちらが主流になるかもしれませんね。

 

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