地震に強い建物で地震に備えるということ

職業上、家を建てたばかりの方やマンションにお住まいの方とも建物に関する会話が多いです。

そのなかで不安に覚えるのは、私の家は耐震等級3だから大丈夫、とか一流企業が建てたブランドマンションだから大丈夫、との声です。

もちろん、古い耐震性の低い建物より強いわけですし、個人的見解ですが、そのような建物が倒壊する確率は低いです。絶対はないとはいえ、不安に怯えて生活するよりよっぽど健全です。

でも心配なのは、果たして建物は大丈夫ですが、その他の対策をしなくてもいい、と勘違いしてるのでは??という点です。

仕事をしていれば、自宅にいない時間が多いです。学校に通っているお子さんもそうです。地震は来る時刻は指定できません。よって家から出ているときの対策もかなり重要です。いざというときの集合場所、伝達手段といった初歩的なことを忘れているのです。また備蓄などは耐震性の有無にかかわらず必要です。特に東京はすぐに水や食料が届かないと思っていたほうが確実です。マンションで備蓄がある、といっても長期には耐えられません。水道だってすぐに回復する保証はありません。エレベーターもしかりです。建物が大丈夫でも避難所へ、なんてこともあるかもしれません。

いたずらに怯える必要はありませんが、建物が安心、というだけで地震に安心なわけではありません。特に東京のような大都市は、東日本大震災が襲った東北沿岸とは勝手が違います。津波はこないかもしれませんが、他の脅威は確実に存在します。特に人口が多いので、備蓄が鍵となります。特に耐震性などに不安がない場合、忘れ去ってしまう可能性もありますので、十分に注意してほしいものです。

最近、また地震が多くなり東北や熊本だけとは思えません。備蓄にタイミングはありません。東日本大震災のとき準備したものは、賞味期限など過ぎてしまったものがほとんどだと思います。年末に入る今のタイミングでもう一度確認してみてはいかがでしょうか?

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