BIMで4号建物の確認申請を!の衝撃

外国では建築確認申請で、BIMのモデルデータが義務づけられている国があるそうです。(建設ITブログ9/2より

日本では無理だろうな~と思っていましたが、確認検査機関である住宅性能評価センターと設計事務所であるフリーダムアーキテクツデザイン、そして大塚商会とオートデスクが協力して、なんと日本初のBIMモデルでの確認申請を提出、そして確認済証が交付されたそうです。

官からではなく、民間主導でこのようなことが行われたことに衝撃を受けます。フリーダムアーキテクツデザインといえば、ネット広告がたくさんあり、支店もどんどん増えているというイメージが多く、私の知り合いも働いていたのでまったく知らない、ということはなかったのですが、このような取り組みをしていたのは軽い驚きです。過去にも大規模に設備導入したとか噂は聞いていたので、新しいタイプの設計事務所なんだな、とは思っていましたが。

ホームページによるとスタッフ数は2016年4月で185名だそうです。ちょっとした大手設計事務所を凌駕しそうな人数です。規模が高まると、このようなコラボレーションにも挑戦できる・・・ということでしょうか?

さて、建設ITブログの記事によると昨日のAutodesk University Japan 2016でも紹介されたそうです。簡単にいうと、3次元のBIMモデルで設計したものを建築確認申請用テンプレートを付けて提出したようです。このテンプレートは、案内図・配置図・求積図・平面図・立面図・断面図を表示できるもののようです。これを審査機関側が紙の図面を印刷し審査したそうです。BIMモデルなので平面図と立面図が食い違っているといった設計図書間の食い違いは発生しないというメリットがありますし、確認機関が印刷することで、紙図面段階での不正を防ぐという意味もあるそうです。

口でいうのは非常に簡単ですが、これをシステム化し導入するのは非常に多くの時間と技術がかかったと思います。もちろんそれを回収するためにはたくさん申請しなければ意味がないので、フリーダムアーキテクツデザインは初年度100件のBIM申請を目指しているそうです。

今後他も追従してくるのか?興味があります。遅々として進まなかった日本のBIM化も今度こそは・・・なのでしょうか?

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