CLT関連告示等解説書

いよいよCLTの解説書がでましたね。さっそく講習会に行ってきました。満員御礼です。

どこかのSNSに所員たくさんで参加とか言っていた人いましたが、できればみんなに機会を分けてほしいところです。参加したい人たくさんいたんですからね。まあ先着順なので仕方がないのかもしれません。主催者側に配慮がほしかったな~と思います。

さて、この本、意外と良さそうです。まあ住木センターの本だから初版に期待はしませんが(たぶん訂正の嵐が吹くんでしょうけど)。

3、4月に出た告示の解説ですが、構造設計の手法、構造計算書の構成(サンプルあり)、CLTの材料強度、許容応力度、規格、品質。防耐火設計など幅広いです。驚いたのがわずかとはいえ混構造にも言及している点、鉄骨造や耐震補強、在来木造への利用の取り組みについても書かれている点です。まあ読み応えがあるので、講習後ほぼ徹夜で読んでしまいましたが。

まだ専用の構造計算ソフトなどでていませんが、意外と過去のソフトを組み合わせれば計算を省力化できそうです。別にエクセルで作ってもいいのですが、やはりCADライクのほうがわかりやすいですし。構造設計例1(ルート1)の2階建ての戸建て住宅の計算書を見ていると仕様規定を覚えるのは大変なものの、計算自体は比較的簡単です。サンプルなのに、いきなりバルコニーを1.8m跳ね出しているところに、意気込みを感じますね。各階の許容層せん断耐力関連は非常に単純な計算にまとめてくれているので、プラン作成時のチェックは楽でしょう。壁式鉄筋コンクリート造やツーバイフォーをやっていれば、できる形状が限られている分やさしく感じるかもしれません。もっとも実務で必要となってくる形状などでは苦しむかもしれません。仕様規定であるていど縛っているのですが、果たしてこれからどうやって進化していくのか?楽しみですね。