DRA-CAD14簡易レビュー(新機能編)

体験版ですが届いたので若干レビュー(製品版とは違う部分もあります)。

DRA-CAD13が近年希に見る良いバージョンだったため、一年もたたずにバージョンアップを迎えるDRA-CAD14にはあまり期待していませんでした。

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13よりJWWの両マウスドラッグの機能が追加されました。本バージョンでは第4,5のボタンに機能を割り当てられるようになりました。ヘビーユーザーはカスタマイズマウスでもうやっていると思いますが、標準で対応したことは良いことです。恐らく、やり直し、元に戻すを割り当てる人が多いと思います(もしくはレイヤ)。もう少し割当に想像力が必要かと(汗)。私の環境では動きませんでした(涙)。相性があるのかな??

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前バージョンから導入された両マウスドラッグの拡大縮小の画面。丁寧にも各方向の機能が表示される。

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似ている分だけ違和感がある。拡大している最中の表示。ちょっと五月蠅い。まあ機能的には問題なくJWWからのユーザーには嬉しい配慮です。

 

大方の期待を裏切り?3Dが進化したのはびっくりでした。i-ARMの発売を社内から妨害しているみたいで興味深かったです。

逆に2Dは順当といったところ。なにしろ予告版からそれほど日数もたっていないので仕方がないのですが。

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断面パース。位置の指定がしにくいですが、用途次第だと思う機能。もう少し使う方が迷わない操作性にして欲しかったけど。

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文字コマンドは本当に充実している。コレになれると他のCADに移れない。面積を図形で作ったら面積文字で一発で面積記入出来る。周長も一発。面積を変更しても追従します。少しコツが必要ですが(汗)。

面積区画同士の四則演算もできますので、非常に便利です。他に模文字囲みもいいかもしれません。個人的には次を検索・前を検索はツボです。特定の文字を含む文字列を次々に検索できます。ただ威力を発揮しそうなシーンが限られますね。

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昔からですが、手軽に文字を線分化できます。図枠などに威力を発揮します。

新機能の文字交換は、非常に中途半端。連想される文字列に変更したくてもね。このあたりは、ATOKとか日本語変換ソフトって優秀なんだな~と改めて感じます。

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今回の最大の目玉(?)は、グリッドの設定でしょう。DRA-CADの欠点だったグリッドが柔軟になって飛躍的に使いやすくなる・・・と思ったのですが、そこはDRA-CAD品質。やってくれました。ダイアログみてわかりますかね・・・わかりませんよね。もう少し直感でわかるインターフェイスを作れない物でしょうか(汗)。慣れれば大丈夫なんですけどね。

不便なのは、主マーカーと区切りマーカーという名称もそうなのですが、何に使う人が多いのか?ということです。共同住宅などで等間隔の部屋がある場合、主マーカーで910とかグリッドとして、部屋の幅が2730とかであれば、区切りマーカーで表示間隔を3にすると、拡大縮小のときに迷わずにいける・・・たぶんそういう使い方を想定しているのでしょうけど。それはそれで非常に便利です。考え方次第でいろいろな活用方法が見えますね。

しかしながら、主に木造では、910グリッドで、それを3分割とか2分割とか場合によっては6分割したいときがあります。その場合、このダイアログだと・・・できません。小数は指定できませんし、910の三分割は整数になりませんからねえ。JWWとアーキトレンドとかだと普通にできる機能なのに不思議です。

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2分割だとこんな感じです。910のグリッド(青)と455のグリッド(赤)です。線分でグリッドを表示する人はあまりいないでしょうけど、これもできます。でも点線が指定できた方がなお良いかもしれません。

木造の場合3分割は必須ですね。できれば6分割も。そうするとプランの時非常に楽になります。

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お気に入りのグリッド。十字の点と点で区別できるので非常に見やすいです(クリックして図を拡大してみてください)。

というわけで、進化した部分は順当ながら、13のときと同様にその実装した部分の使い勝手が?なのが若干残念なところです。それと前バージョンで注目された新機能がほとんどブラッシュアップされてないのが残念です。壁量計算やN値計算はもう少し改良すればかなり使い勝手が良くなるだろうな?と誰でも思うはずなんですが。レイヤ操作もそうです。昔からのこなれたCADの機能と新機能との完成度の差が気になります。ただ、大方のユーザーにとって基本的な部分が重要であって、付加機能に関してはもう必要ないのでしょう。そういう点で新機能は気に入ったら使う、程度に考えた方がいいのかもしれません。

13ユーザーは迷うところだと思います。会員制も毎年冬にバージョンアップされるようなら会員制のほうがお得となります。以前のように不定期のバージョンアップに戻るとも考えられます。そのあたりきちんとアナウンスして欲しいところです。気に入っているのであれば、会員制に移行、迷っているならバージョンアップを見送ってもう少し様子をみるというのも良いでしょう。

12ユーザーは迷わずアップですね。私はメインの環境は12ですが14との差は顕著ですし、14は最初からWindows10に対応していることも魅力で、気に入れば当分バージョンアップしなくてもいい、というメリットもあります。11以前のユーザーは・・・もう比較になりません。OSのアップグレードのタイミングに合わせて考えたらいいと思います。幸い年間かなりの期間がキャンペーン価格になっていますし(汗)。キャンペーン期間以外に買うのは得策ではないので、その日程を頭に入れて・・・ということになると思います。

これから冬休み。新しいCADを買って慣れる!には良い機会です。特にJWWユーザー、AutoCADとよくファイル交換されるユーザー、CADコンバーターが欲しいユーザー、図面画像ファイルをCADファイルに変換したいユーザーにお勧めしています。ただ冬休みはメーカーは休みで出荷できないので・・・今のうちに購入しておきましょう♪

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