ジオクロス工法

先日、注目している住宅向け地盤改良工法のジオクロス工法の説明を聞いてまいりました。3月にも書きましたが、現在主流の柱状改良は手軽で低コストな反面、施工不備も多い上、撤去費用が高く、環境負荷も大きいのであまり採用したくありません。だからといて計算や調査法の変更だけで地盤改良を回避するような真似は避けなければなりません。代替としてジオクロス工法がいいのでは?と思っていました。

ジオクロス工法は、ハンモック効果を利用した、地盤改良の一種で、ジオクロスを敷地に敷き込み住宅の不同沈下を防ぎます。あまり地面深くじゃなくてもいいし、大きな重機も必要ありません。撤去も簡単ですし、振動や騒音もないので住宅地でも安心です。

ただ、柱状改良の置き換え・・・とは完全に行かないようです。まず、シートを広く貼らなければならないため、建物に対して敷地に余裕がなければいけません。柔らかすぎる地盤や、軟弱層の厚さが異なっていたりすると採用できないこともあります。またシートを敷き込むため、かなりの量の土を1回敷地外に搬出する必要があります。そしてシートを敷く都合上、その上に樹木などを植えられないのも戸建てではちょっと・・・という感じがします。

メリットとデメリットを考えると、基礎があまり深くないシンプルな形状(平らがいいな~)、総2階や平屋のような荷重が偏らないタイプの住宅で採用したいな~と思います。もっとも敷地の余裕が・・・というところがネックになりそうですが・・・。