木造ラーメンの評価方法・構造設計の手引き

昨日、事務所のHが講習を受けてきました。木造ラーメンに興味をもつ人は多いらしいです。大断面なら問題ないと思うのですが個人住宅レベルの木構造でラーメンはリスクが高すぎるような気がするのですが。マニュアルの執筆者もそのあたりを感じているらしく、かなり慎重な物書き。なんだかいいところだけ切り取られ悪用されそうな予感・・・。ただ従来のラーメン構造に比べてわかりやすく、計算しやすいと思います。注意が必要なのは鉄骨やRCラーメンに比べて制約が特殊な点。木造ならでは・・・が通用しません。逆にRCラーメンなどと似た感覚もあるので、案外非木の構造技術者なら、うんうん言っているかもしれません。

講習会では、表題の書籍の他にモデルプランによる設計例があります。マイナーなソフトでモデル化していますね。こういうときはメジャーなものを使った方がいいような気がしますが利権でもからんでいるのでしょうか??ただ手計算前提でわかりにくいよりは電算利用を前提に執筆した方がわかりやすいのも事実です。モデルプランは2つ。Aはラーメンフレームのみ、Bはラーメンフレームと耐力壁の併用です。併用は案外難しいです。本来、任意形状系のソフトで解析するのが筋ですが、今回は壁量計算系の木造構造計算ソフトを使うことを限定の解説のようです。それのほうが実用的ですし、わかりやすいです。ただラーメンを組めば、簡単に等価壁倍率に変換できる・・・という代物ではないので、マニュアルを読んで十分理解をして・・・・ということになりそうです。壁倍率がそのまま書いてあるので、そのまま利用されそうな予感・・・・。4Pも2Pも石膏ボードより壁倍率が高く設定してあります。もちろん1899ルート(令46条2項)になりますので厳密な意味では壁量計算は不要です。そういえばJさんが講習会で目立っていたよ~な。

本舗では、この手引きによる木造ラーメンの導入は慎重に検討します。思ったより耐力を出そうとしているな~というのが正直な感想です。運用もちょっと気をつけないとな~と思います。

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木造ラーメンの評価方法・構造設計の手引き” への2件のコメント

  1. 私は地方の人間なので東京大阪まではしんどいのでとても参考になりました。
    壁倍率置換のやりかただったんですね。

  2. コメントありがとうございます♪個別のラーメンフレームの耐力を算出して、手軽に木造構造計算ソフトに入力できるスタイルで、ちょっと木造ラーメン??と思う内容でした。それはそれで面白いのですが、鬼のようなテキストの修正がある模様・・・。初回の講習は怖い!

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