kizukuriになくてHOUSE-ST1にある機能

初心者向けというイメージが強い木造構造計算ソフトのHOUSE-ST1。本日アップデートされています。現在一番使われていて多機能といわれているkizukuriに比べるとあと一歩感が強いのも事実。しかしながらkizukuriにはない機能も多数搭載されています。今回はその中からいくつか紹介します。

<見つけ面積算定>

kizukuriの場合、別途図面を書いて算定する必要があるのですが、HOUSE-ST1の場合は、ソフト内で作図して見つけ面積求積ができます。高さや屋根形状などは入力データである程度拾えるので便利です。

<登り梁計算>

切り妻など整形のものに限られますが(工夫次第ではいけるか?)、入力データで直接、登り梁も計算できます。屋根入力で小屋ばりを登り梁で指定すれば入力できます。なぜか入力時には勾配を指定できないので、使い道は限られますが切り妻でシンプルな形状であれば便利です。

<品確法の計算>

品確法の耐震等級の計算が手軽に行えます。kizukuriでも耐力壁のみで構成すればできる(まあ工夫すれば準耐力壁などもできるといえばできる)のですが、HOUSE-ST1では準耐力壁、腰壁等も入力できます。ただ見かけ上耐力壁と見分けができないので、注意が必要です。ワーニングメッセージもでるので安心です。

<妻壁の入力>

kizukuriの切り妻の妻壁荷重は等分布しか入力できないので工夫が必要ですが、HOUSE-ST1では勾配状の妻壁入力できるので手軽です。それでも対応できないときは、分布形状の異なる5つの梁特殊荷重を使えば、適切な荷重を追加することが出来ます。これと「はり負担範囲」を応用すれば、スキップフロアや小屋裏収納などの荷重も適切に加算するのが非常に簡単になります。

<CAD下図>

DRA-CADだけでなく、JWWやAutoCADファイルも下図として表示させることができるので入力がスムーズです。

<計算省略条件>

現在の主流の計算法のマニュアル「新グレー本」では、計算を省略できる条件があります。HOUSE-ST1ではその省略条件をチェックする機能が搭載されています。いたずらに印刷枚数を増やさずにすむので重宝します。

[`evernote` not found]
LINEで送る