同口径の望遠鏡の性能差

 

本日、今秋の最初の天体観察。時間は違えど口径8センチの望遠鏡2台で観察しました。そこで気がついたのは「やはりEDアポクロマートは高性能!!」という当たり前のことでした。

天体望遠鏡は正面にレンズがついている屈折望遠鏡と、ミラーを使った反射望遠鏡と分けられますが、更に細分化しています。安価な機種はアクロマートレンズという比較的色収差が補正されているものが多く、主に眼視で利用します。高価な機種はアポクロマートレンズを使用し、主に写真撮影で利用されています。長めの望遠鏡のほうが色収差など低減に有利ですが、重くなりますし揺れやすくなります。また暗くなるので撮影時に不利の場合もあります。

さて私の手元には比較的優秀なアクロマートレンズの鏡筒とEDアポクロマートレンズの鏡筒がありました。私は眼視ではほとんと同じ性能だと思っていました。8センチクラスの鏡筒は比較的欠点も少なく性能も十分なものが多いということもありますが、長い鏡筒のアクロマートレンズは優秀という知識が邪魔していましたね。事実8センチのアクロマートは確かによく見えます。6センチクラスとは大違いです。

とはいえ、高価で下手すれば10倍近く価格が違う望遠鏡が同じわけはありません。撮影では明確に違うのは知っていますが眼視ではねえ・・・。しかしやっぱり色収差は倍率をかければ差が明確ですし、月などは知らない間に色収差が気になったり、コントラストが気になったりします。鏡筒の長さがアクロマートのほうが長いのもあり(焦点距離は910ミリと600ミリですからだいぶ違います)揺れやすいのも違いの1つです。高倍率は焦点距離が長い方が有利にもかかわらず、高倍率帯は、圧倒的にEDアポクロマートが見えますね・・・。色収差の問題だけではなさそうです。しかも像が安定している・・・。

今日、EDアポクロマートで木星を見たのですが、シーイングが悪いにもかかわらず破綻がなく見えました。若干暗いと感じるのですが高倍率が十分使えLVW3.5が使えました。170倍はさすがに過剰倍率ですが木星ならなんとかなります。とりあえずスマートフォンでぱちり。

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