「中・大規模木造建築物の設計実務と確認申請の要点と注意点」に行ってきました

昨日、構造システム主催の上記講習会に参加しました。テーマがテーマなだけに、思いっきり参加者が多くて驚きました。ただ内容わかって参加しているのかな~という人もいましたし、当ブログを見て参加された方もいました。

第一部は、中・大規模木造建築物の確認申請について。ハウスプラス確認検査の方のお話しで、非常に簡潔にまとまっており、わかりやすかったです。案外この分野は勉強不足な方も多く、何も知らないで構造屋さんに相談に来る方が後を絶ちません。ぜひぜひ今後も開いていって欲しいものです。

第2部は、中・大規模木造建築物の構造設計プロセスで、金物メーカーのタツミの方のお話しでした。あの金物の話も出ていましたね。おそらく春には実用になるのでは?という感じです。それ以上に実務家ならではの貴重なお話しで技術者的にも非常に参考になりました。思いっきりマニアックでしたが、その内容にしては大変わかりやすく狙いも明確でした。さすが・・・と思いました。FAP-3,MED-3、HOUSE-ST1の連携について非常にわかりやすかったです。もっともこの3本を買ったらキャンペーンでも50万円を簡単に超えてしまうわけで、実務者育成だけでなく、木造に絞った一括セットを作成したりとマーケティング的にも工夫がいると思います。

そもそも任意形状立体フレームの弾性応力解析ソフトであるFAP-3なんかは、構造屋さんであっても、買って使っていないソフトの上位にランキングされるソフトです。MED-3も同様です。なにしろ一貫計算に比べて使うチャンスは少ないですし、計算書としてまとめるのも大変です。あと案外難しい・・・。非常に魅力的に映りますが、FAP-3なんか平面フレームしか使わないよ!という人もいるらしいです。もっとも最新バージョンでは、使い勝手も向上したうえ、セットで使うMED-3との連携が劇的に改善されたので、今から設計を行おうという方にはお勧めです。また例の金物のデータを入れたバージョンが春先に発売されるそうです。そうなれば、木造トラスなどの設計が劇的に敷居が下がると思われます。驚いたのは、木造ラーメンについてかなり否定的なこと。これだけ優秀な技術者が難しいというわけですから・・・慎重に取り組まなければなりません。

なまあず本舗では、春先までに、TEC-ONE P3プラスの設計環境を整える予定です。TEC-ONE P3の追加金物で、主に中規模対応という位置付けだそうです。トラスを組みやすくする金物や、方杖フレームや高倍率フレームを組みやすくする金物、高倍率フレームでも利用できる強固な柱脚・・・。これらがオープンに利用できるという素晴らしい思想です。TEC-ONE P3という比較的普及している金物工法の設備で刻めるのは強みですね。あとは価格・・・どれくらいでしょうか??まずは一棟やってみたいですね。

とりあえず、ソフトを買って構造計算しようとする人は、まずはストラクチャーの「かんたん応力計算」というフリーソフトで、応力計算ソフトの使い方を覚えてから!というのをお勧めします。かんたんという名前とは違い、平面骨組だけとはいえ結構本格的です。実際にこの講習会の例でもFAP-3を立体モードで動かしたとはいえ、それは二次元だと材端バネ入力ができないというFAP-3の制約からであります。HOUSE-ST1は通常の木造2階建ての構造計算、壁量計算でも役に立つので、こちらは先に購入してみてどんどん使っていっても良いでしょう。

<なまあずショップでも取り扱っています>

FAP-3 MED-3セット(キャンペーン)

HOUSE-ST1スペシャルセット

もうすぐDRA-CAD12(プレビューだけど)発売・・・

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