TEC-ONE P3+の設計手法

 ジャパン建材フェアで話題になったTEC-ONE P3+。今日、営業さんに資料を持ってきてもらいました。これを利用した第一号の建物はすでにあるそうです。あくまでTEC-ONE P3に「プラス」するものなので従来のプレカット技術・プレカット工場などが応用できる利点があります。4つの主な構成金物があり、これを複合して10倍相当の耐力壁、小屋トラス、張弦トラス、方杖ラーメン・フレームを構成できるそうです。特注になりがち立った金物が標準化するため設計、施工ともメリットがあります。
 ただ4号建物のように壁量計算して・・・では駄目のようです、というよりフルに性能を発揮できそうにないです。建築基準法施行令46条2項ルートで許容応力度計算を行うのが基本です。2項ルートなので壁量計算除外でき、告示第1899号に基づき・・・です。おそらく約10倍の壁も方杖も大臣認定を取得していないので壁量計算は無理でしょう。
 2項ルートなので、やりようによってはkizukuriなど壁倍率ベースの木造構造計算で可能なのかもしれませんが(私はやりません)、厳しそうです。おそらく任意形状構造計算ソフトで・・・ということになりそうです。メーカーも理解していて、どうやらFAP-3などを想定しているようです。こうなると木造の構造屋さんにはお手上げで、鉄骨系などの構造屋さんの出番かもしれません。部材性能が明らかなわけなので、コレを気にFAP-3を買い、来たるべき木造ラーメン時代に備えるというのもありかもしれません。

 さて、FAP-3で木造の凝った建物や木造ラーメン、TEC-ONE P3+などの設計を行う場合、他に必要なソフトは、断面計算ソフトです。幸いセットとして使うことを想定されている高機能断面計算ソフトのMED3とFAP3は連携できます。これがないと・・・大変です。他には二次部材ソフトなども用意する必要があるでしょう。残りはexcelで・・・となると思います。
 資料がないのでわかりませんが、ASTIMなどでもできると思われます(メーカーに問い合わせてください)。
 なぜか手元に転がっているFAP-3だが、それを触っている暇は・・・ないです(涙)。


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