69800万円の激安3Dプリンター

 急激に価格が下がるときは、いつもそうですが驚きですね。

http://ascii.jp/elem/000/000/810/810845/

 正直商用利用にはつらそうですが、なかなか面白い商品です。おそらくキャノンが参入したら一気に実用になりそうな気がします。
 というのも1985年にBJ-80に始まったキャノンインクジェットプリンタの歴史は、当時としてもすごかったです。私が子供の頃、PC-9801の主流のプリンターはPC-PR201系でした。1983年発表のこの機種は、いうまでもなく国民的普及度で、歴史を作った名プリンターでしたが、方式はドットインパクトプリンタでした。もちろんうるさかったですねえ。速度もソコソコで低価格ワープロの熱転写方式とともに一時代を築きました。このころは文字がギザギザが当たり前でしたね。ちなみにPC-PR201の価格は30万円を切るくらい低価格で(・・・)画期的でしたね。もちろんカラーなんて・・・という時代でした。
 しかしキャノンがBJC-820Jを1992年に発売。この大型インクジェットは20万円を超えていましたが画期的でした。そして・・・1994年にBJC-600Jが発売になります。この機種は当初から128000円と戦略的な価格でしたが、後に79800円に価格改定されます。この時点ではWindows95の発売もあって爆発的に売れることになります。今だったらとても高価格で・・・という価格ですが、ここまで一気にさがると普及します。同じ頃にエプソンもMJ-700V2Cを発売。良きライバルがいると製品の質も一気に向上しますし価格も下がります。1996年になるとエプソンの不朽の名機である、PM-700Cという6色インクシステムの写真を印刷してもきれいなプリンターが生まれます。価格は更に下がって59800円となります。ちなみに私がパソコン販売店で働いていた2000年頃は、3万円でかなり良いプリンターが買え、普及機は2万円を大きく切ってきました。キャノンのBJ F360などが該当します。
 3Dプリンターも100万円を優に超える機種しか数年前はありませんでした。昨年10万円台のものがでてきて、今年には10万円を切るスピードで低価格機がリリースされています。恐ろしいですが、カラープリンターの歴史を見れば、その程度のことが発生してもおかしくはないことに気がつきます。家庭で3Dプリンターが普通に使える世の中が数年後に来るのでしょうか??先は読めませんね。
 

 
 

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