耐震診断のダブルチェック

 私が所属している部会では、木造耐震診断は、診断を行った人が審査者にチェックしてもらう体制を早期から整えています。もちろん診断者だって自分でチェックしていますが、凡ミスなんかもあるかもしれません。また間違った判断をしているかもしれません。そんなわけで、最終チェックを診断技量が高い他の会員がチェックを行う体制を築き上げています。信頼性の向上と、診断者の技量向上に役に立つので、導入していない団体は是非とも導入して欲しいものです。

 さて、その際問題になるのは、診断ソフトの種類。いろいろな種類があるとチェック者も大変です。またチェックが難しいソフトですと、チェックミスの可能性も高くなります。やはり同一団体内では、同じソフトをみんなで導入することが理想です。そして、チェックしやすいソフトを導入することをお勧めします。

 さて、そのような用途に向くソフトは??まず候補に挙げられるのは、エイム株式会社の木耐博士Sです。まず帳票が見やすくチェックしやすいです。他のソフトが帳票が縦なのに対し、帳票が横で画面上でもチェックしやすいです。なぜなら入力画面も横だからです。他社が縦帳票が多いのは謎です。機能も少ないし、一般診断専用ということで非常にバランスが取れている良いソフトです。建防協のプログラム評価も受けています。会員数が多い木耐協が標準で採用しているだけのことはあります。木耐協専用と思われがちですが、一般の方でも購入できます。悲しいのは2012年改訂版への対応はまだ未定という点です。価格も1ヶ月単位から申し込みできますし、3年で5万円程度というサポートのあるソフトでは格安です。

 次にお勧めなのは、お馴染みHOUSE-DOC。こちらは若干高いものの、構造計算ソフトで定評のある構造システムの老舗耐震診断ソフト。精密診断法1にも対応しています。帳票は縦ですが、画面構成がシンプルで操作しやすく、帳票だけでなく、画面上でのチェックにも適したソフトです。つまり印刷しなくてもチェックしやすいです。これは個人で利用していても非常にありがたいポイントです。多機能で何でもできるといわれるソフトは、非常にチェックがしにくいのが現状です。

 私が所属する支部は、HOUSE-DOCで統一しているため、チェックも迅速に行えるのでチェック者の負担を軽減しています。また操作内容も同じなため、支部内での学習なども効率的に行うことができました。勉強会などもソフトの差異を考えずにできるので、会員内でのレベルの差を減らし、統一した見解で診断を行うことができます。

 1人の力で診断するというのは、ある意味危険なことです。やはり情報は技術者間で共有し、お互いチェックし、技量向上をともに行い、技を磨いていく。これが必要な時代だと感じています。


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