DRA-CADの需要

 昨日で無事キャンペーンが終わったので、DRA-CAD25周年キャンペーンの感想とDRA-CADに対して感じたことを書きます。
 まず、従来のキャンペーンに比べて、一部ユーザーにとって非常にお得なキャンペーンだったのに、私の知っている対象ユーザーは、その事実を知らなかったこと。キャンペーンが多すぎて感じなくなったのか?ということはともかく、ちょっともったいない感じがしました。もっとも既存ユーザーの要求は新OSへの対応が多く、それ以外では完成度の高いDRA-CADなので、あまりバージョンアップんへの興味がなかったのかもしれません。新OSも、昔と異なりOSだけ買ってと言う人は少なく、本体の買い換えを伴うことがほとんどであり、購入時期にならないとソフトにまで目が回らないという実情もあるのかもしれません。
 販売店的にいえば、バージョンアップ以外のキャンペーンは、嬉しい反面、価格訴求になりがちです。キャンペーン価格は普段より安い反面、他のCADの価格を考えるとやはり割高なのは事実で、余程の資金余力があるか、新OSへの変更が無い限り厳しいといえます。またDRA-CADアソシエイトの存在で、販売店でDRA-CADを購入する必要がなくなってきたことも事実です。このあたりは、なまあずショップでも今後の販売をどうするか検討しなければならない時期にきたようです。
 DRA-CADを使い続けるなら、現状ではアソシエイトに入って更新し続けるのが最良だと思います。最新機能もアソシエイト会員に優先的に公開されていますし。まあバグなどをパワーユーザーに取ってもらおう?という感じもあるのかな??と構造屋だと勘ぐってしまいますが(構造計算ソフトってそんな傾向がありましたからね。CADは知りません)。
 他のCADに比べ、他CADからの乗り換えに配慮した作りになっていないのも気になります。既存ユーザーが他のCADに乗り換える障壁を作っている反面、他のCADからの乗り換えも難しいCADといえます。JWWの操作性を取り入れたり、AutoCADやVectorWorksの操作性を取り入れたりという努力が必要だと思います。AutoもVectorも昔に比べ価格的に厳しいですしJWWは、最近めぼしい機能アップもありません。どのCADもクラウド対応の可能性はありますが、大幅な機能アップも望める状況ではなく(完成度が高くなったということです)、頭打ちの感はありますからね。やはり、乗り換え需要は大きいので考慮しなければならないでしょうね。これは他のCADでも同じです。
 CADは手軽で誰にでも使えなければ意味がないと思います。私の知っている建築設計事務所の場合、人数のいるところでは所員の得意なCADを入れているというケースが多く、社内でもCAD形式がバラバラという事務所が多いです。これは成長している設計事務所では顕著です。本来なら同じCADを使うべきですが、そうなりません。それを考えると、所内で同じCADを使うためには、もう少し操作性などが共通する必要があるのではないでしょうか?そういうCADの登場を望みます。
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