STRDESIGN V15

 噂のストラデザインのV15がついに発表されましたね。発売は9月初旬だそうです。HOUSE-ST1と真っ向から勝負で楽しみですねえ。
 まず長期優良住宅制度と住宅瑕疵担保履行法への対応。4号建物用の機能が大幅にパワーアップしました。横架材の梁の断面算定・チェックや、基礎のスパン表への対応、床倍率のチェックなど。これで耐震等級2の計算は飛躍的に楽になるでしょう。もっとも構造計算をすればいいだけなので、この機能が歓迎かどうかは従来ユーザーには疑問。ただ敷居がさがるので、新規ユーザー開拓にはいいかと。あと個人的に欲しかった検定比図、応力図の単独の出力も対応したみたいです。こちらも個人的に歓迎のアーキトレンドZとの連携強化。正直弱かった連携もちょっとだけ良くなりました。しかしまだまだって感じです。
 どんな対応か注目するのが対象床面積の問題。2000平方メートルまで拡張されました。これでグループホームなどの設計が正式にできるようになります。もっとも印刷はどうなるのか??結構疑問です。kizukuriでもつぶれまくりますからねえ・・・。
 その他では、床組の自動生成。ストラの自動はまったく当てにならないという、過去の戯言は今回も継続されるのか??めり込み防止プレート追加など他にも改善されています。
 正直、かなり裏切られたバージョンアップになりました。既存のユーザーで構造計算を実務でやっている人間で必要になりそうなのは面積アップ程度です。これならユーザー辞めよう、と思う人も出るかもしれません。一方、これから構造計算をやろうという方には、本格的な構造計算ソフトであるストラデザインを使いこなせる自信がなくても、長期優良住宅や耐震等級などを使って簡易に検討ができるというのは強みかもしれません。ユーザー数の割に実働数が少ないといわれるストラデザインですが、今回のこのバージョンアップで解消されるかもしれませんね。少なくとも耐震診断・壁量計算を拡張した構造計算ソフトなどよりも、かなり機能的には充実しています。今回あまり追加機能がないといっても、他のソフトとの差は歴然としていますからねえ。
 7月発売のHOUSE-ST1もストラデザインとの機能差を詰めてきています。扱いやすさでは逆に差をつけられている感のあったストラデザイン。今回用途を広げたことが吉と出るか?発売が楽しみです。
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