メリカリ震度階級と日本の新・旧震度階級

 地震の揺れを表す単位に震度というのがありますが、日本で使われているのは日本固有の震度です(気象庁震度階級)。国によって異なります。メリカリ震度階級というものは、1873年考案のロッシ・フォレル震度階級(10段階)をもとにして、1884年に火山学者のジュゼッペ・メリカリによって考案、その後も改正を重ねられ、現在の形になりました。
 12段階になっており、被害の大きさの違いが明瞭にわかるように区分してあるそうです。昔の日本の震度みたいですねえ。日本も1908年に現在の震度階級の元となる震度0から6までの7段階の震度階級が明文化されました。1996年10月1日に改定されるまで使われ続けましたが、気象台の職員の体感や建物などの被害状況を階級表に当てはめて震度を決定していました。1996年の改訂後は、計測震度計により自動で測定され、きわめて迅速に震度が発表できるようになっています。
 よって、1996年以前と以後では同じ震度であっても揺れが違う可能性が高いです。近年「震度の割に被害が~」という言葉が多いのは、昔は被害状況=震度だ他のに対し、現在は計測震度計によるデータのみで震度が算出されるからです。震度は一つの基準であって揺れのすべてではなく、よって震度が高くても建物が倒れにくかったり、震度が低くても被害が大きかったりする理由の一つでもあります。
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