たくさんアプリケーションがある強み

 私が小学生のころ、まだパソコンは高価でした。またソフトウェアも機能が少ないし高価だし数も少なくBASICなどでゲームを作ったり、仕事のソフトも皆自作をしていました。建築もCADが少しずつでてきましたが、実用性は薄かったです。当時のパソコン業界は様々なメーカーから個性的なパソコンがでていました。シャープのMZ-2000,X1,X68000、富士通のFM7,FM-TOWNS、東芝のパソピア、カシオのFP1100など・・・NECはPC6001やPC8001など・・・。まさに群雄割拠。パソコン雑誌は本当に楽しかったです。しかし16ビットパソコンの時代になるとPC9801が圧倒的なシェアを持つようになりました。そのとき圧倒的なソフトウェアが販売されました。そしてパソコン通信の世界で便利なフリーソフトが流通し、更にPC9801が盤石な状態になりました。その後マイクロソフトのWindows95が圧倒的なシェアを取りました。いつの時代も使えるソフトウェアが多いことは強みです。
 そして、現在。アップルのiPhone、iPadも圧倒的なソフトの数で他を圧倒してスマートフォン市場を席巻しています。ソフトウェアの数だけでなく入手しやすい価格というのもウリでした。1社でやっているという点ではPC9801の時代に戻ったといえなくもない。しかしスマートフォンもAndroidが徐々に普及。Androidは各メーカーでカスタマイズできるので統一性はないけど、一気に普及してきました。急激な進化でソフトウェアの互換性や使い勝手などで問題がでています。ソフトウェア的には1社でハードを作っているiPhoneのほうが安定しやすくなりますので、しばらくはiPhoneが優勢だと思います。しかしAndroidは進化という点ではiPhoneを凌駕していて、今後激戦になるでしょうね。するとパソコンが必要なのか?という時代もそろそろくるかもしれません。
 たくさんアプリケーションがあり、安価であることが普及の決め手。どうしても寡占状態になると高くなります。それはマイクロソフトのオフィスがそうであったように。その寡占状態が崩れたときに市場は動くのでしょうか?
 そんなことを考える日が増えています。今後の設備投資をどうするか?企業にとっては深刻な問題です。昔、PC-9801がまだまだ頑張る!と思いWindows化が遅れた企業がたくさんありました。圧倒的なソフト数も、更新されなければすぐに優位性は薄れます。今後どうなるかな?熱い市場のスマートフォン、タブレット市場を見ながら考えています。
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