Croscopeレビュー

 忙しくて(・・・)、すっかりレビューすることを忘れそうになった(だから・・・)Croscope(FMシステム)!のレビューをします。

 過去にさんざん取り上げているのですが、Croscopeは超多機能なCADビューア、エディター、変換ソフトです。某社の3つのソフトが一緒になった!とのことです。あらゆる意味で過去のこの手のソフトを凌駕していて、今年前半の大注目ソフトです。
 独特のユーザーインターフェイスです。超多機能とは思えないそっけない画面ですが、直感的にわかるとは思えない・・・慣れの問題ですが、ちょっと工夫が少ないのが残念。まあ使い込み方で威力を発揮するのでよしとしましょう。
 しかし使ってみるとそれなりに優秀。フォルダ毎ブラウズできるので、複数ファイルをレイヤグループのように切り替えながら見ることができます。しかもワンタッチでCADを起動できますし、ワンタッチでCAD変換や画像変換できるのでかなり便利です。またDocuWorksに登録しておけばDocuWorksのCADビューアとして活用できるので、両社の相性はかなりいいと言えます。逆にDocuWorksフォルダ内のCADファイルを起動した場合、悲しいことにDocuWorksファイルだけ見られない!という現象が発生します(涙)。まあCroscopeにはDocuWorksのビューア機能がないので仕方ありませんが・・・。使い勝手が飛躍的にアップするので、是非搭載してほしいものです。
 ビューア機能は比較的優秀です。動作も速いパソコンなら(・・・)十分高速であります。JWWファイルも寸法などちょっと?ですがビューアとしては十分です。JWW7に現状で対応していないのは残念。マルチページにも対応しているのですが、PDF計算書のページめくりはありえないほど遅いです。DocuWorksがなくても大丈夫かな?と思ったのですが・・・この点はかなり悲しいです。またJWWのレイヤグループもJWWの感覚では切り替えられません。一応レイヤ毎には切り替えられるのですが・・・これではビューアの意味がありません(涙)。印刷もおかしくなる場合もあります。フォント部分に難があります。まあ一発でJWWを起動できるのでよしとしましょう。DRA-CADもそうだが、ファイル変換に力を入れているのだが、そのCADの文化を取り入れようという気持ちはないようです・・・。
 ファイル変換も軽い物なら非常に手軽にやれます。ただ重いファイルは・・・。ちなみにPDFもTIFFに変換するとページめくりが嘘のように軽くなります。ただ変換に得意不得意があるらしいです。
 測定機能は優秀です。DocuWorksでは無理な縮尺付で簡単に行えます。しかもピック(スナップ)してくれているようで操作性もいいです。
 思った通り、CADのままでは追記できません。TIFFに変換したあとで行います。もっとも元のデータをいじりたくないことのほうが多いので、この仕様で正解だと思います。わかりにくい操作ですが、すぐ慣れます。書き込みは手軽で使えます。ちょっと機能が少なすぎですが、これで十分という人も多いです。矢印があるのは助かります。写真を挿入することもできます。建築の概要書など作るには十分ですし、CADでやるよりもいいかもしれません。しかも汎用性の高いTIFFで残せるのはポイントが高いです。しかも書き込んで保存してもTIFF内ではアノテーション?で保存できているらしく後でも消したり追記したりができるようです。
 若干作りが甘い部分はありますが、思ったよりも仕事の効率化には優れたツールです。変換ソフトとしてだけ使うにはもったいないです。構造設計時に様々な書類・図面を開いて作業しますが、Croscopeがあれば、かなり手間が省けます。おそらく構造よりは意匠や設備で威力を発揮しそうな気がします。
 テクニックなどはNasebanalyで公開予定です。お楽しみに!
 

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