STRDESIGNの壁量計算機能

 昔の見事なほどの割り切りは何だったのだろう?最近は何でも搭載しないと気がすまない?木造構造計算ソフトSTRDESIGN。昨年搭載された4号建物向けの機能は、いろいろな意味で考えさせられる機能です。
 壁量計算・N値計算・バランスの検討(偏心率と1/4法のどちらか、もしくは両方が選べる!)計算できます。見つけ面積も計算書が添付されていて、4号用と考えれば完成度が高いです。でも私が使わない理由はひとつ。検討にかかる時間が長いこと。構造計算なら許されるタイムロスも4号建物だと致命傷になります。機能的にも帳票的にもHOUSE-4号より優秀なのは間違いないのですが、ツールとして考えると「常用するのはつらい」と感じてしまいます。
 もっとも金物の計算書は初心者にとってわかりやすいし、偏心率も搭載されているので設計の自由度は広がります。この画面で耐震等級2など長期優良住宅として使いにくいですが、構造計算してしまえば解決するのでマイナスではありません。アーキトレンドのように構造計算と壁量計算の機能がわかれているよりもいいと個人的には思います。まあアーキの構造計算はそもそも別売なので比較になりませんが。また帳票はDXFにできるのも便利。これがDWGやJWWだったらなあ。惜しいです。
 なによりもサンプルで出力すると30ページ!というのはねえ。いくらなんでも出力しすぎでしょう?でも、壁量計算機能を搭載したおかげで、使えなくて押入れにしまいっぱなしの人が多い同ソフトの使い道ができたというものです。えっ?壁量計算も使えないって?それはただの努力不足でしょう。手数はかかりますがそんなに難しくないですよ。
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