DRA-CAD9

 構造システムのベストセラーCADのDRA-CAD9が12月中旬に発売になるようです。CAD分野に関しては、ここ数年どのCADもそれほど進化しておらず、バージョンの数だけ上がっていくような状態が続いています。つまり実用域ではほぼ完成しているというのが実情で、しかも無料のCADなどを使うことが習慣化し、有料CADの存在意義が問われている時代になってきているのです。
 さて期待通り??DRA-CADも「大きな変化はありません」(きっぱり)。見た目は大きな変化がありました(ユーザーインターフェイスの変更)。では細かいところを見ていくと非常に魅力的なバージョンであることがわかります。まあ細かいところですが。
 まずWindows7正式対応。当方の環境では過去の環境でも一部問題が発生する場合もありますが、最近のバージョンは動くことは動くようです。でも正式対応というのはサポートも含めてですので安心感があります。
 最近は互換性が非常に高いことが特徴になっていますが、ついにAutoCAD2010に対応しました。Autoの維持費が高い!と思っている方はDRA-CADに乗り換えましょう♪モデル空間、レイアウト空間に完全対応したので、かなり高い互換性が期待できます。事実、AutoCADからの乗り換えが発生しています。まあ操作性がかなり違うので、操作への慣れが最大の問題になりそうですが。もちろんJWWとの互換性も高いです。
 おもしろいところでは、PDFデータを読み込んでCAD化して編集可能な機能がついた点。精度次第で評価がわかれると思いますが、非常に画期的と思います。このような一般的なCADでこの機能がついたことを評価します。使ってみたいな。
 操作性も改善(改悪?)しています。Windowsにちょっと寄ってきたな?と感じます。触ってみないとわからないので評価は書きません。
 建築系のCADなので、従来通り、建具表機能や、換気量計算、採光計算、日影、天空率などの機能を搭載しています。これらも一部改良されています。
 3次元関連をやっている旧DRA-CADユーザーはバージョンアップを勧める機能強化があります。まずマルチコアCPUへの対応。レンダリングなど高速化します。DRAでの効果は見ていないのでわかりませんが、他社のマルチコアへ対応したソフトの劇的な速度向上を見ると非常に魅力的です。メーカーも具体的数値を示して欲しいものです。屋根もヴォールトやドーム屋根に対応したらGoogleEarthへの書き出しに対応したりと確実に進化しているようです。
 これからCADを導入したいという方にもお勧めです。個人的にはVectorWorksと競合しますが、あちらはマックとの親和性、3Dでの操作性・汎用性などで優れていると感じています。一方DRA-CADは国産で日本の建築環境にあった機能を積極的に搭載し、総合的なプレゼン環境、高いファイルの互換性など優れていると感じています。どちらもお勧めできます。かなりタイプが異なるソフトですので、機能操作性を考慮して選んで欲しいものです。


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 意匠設計を中心に高い評価のVectorWorks。住宅や建物の設計以外にも使いやすく、小物のデザインなどで昔活用していました。私はShadeも持っていますが、簡単な造形ならVectorWorksでやっていましたね。まあ私はデザインは向かないのでデザインの仕事はしないと思いますけどねえ。

 

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