新グレー本対応ソフトの比較

 新グレー本の木造計算にまだ慣れないものの、だいぶ理解できてきました。制約はあるものの、旧グレー本よりはいいかな?と感じています。確認申請では年明けより切り替える予定です。
 さて手元に4本の新グレー本対応のソフトがありますが、一番適確だなと感じるのはStrdesignです。今日現在Windows7には対応していないのが残念(私はXPモードで強制的に動かしている)ですが、非常に完成度が高いです。
 一方kizukuriはVer6で新グレー本に対応しましたが、もう少し!という感じ。特に低減率関連は、ざっくりやるには構わないのですが、梁の種類が多くなるとうっとうしくなります。反面、独自にグループ化して計算する私のようなタイプの計算者にとっては非常に効率的です。また旧グレー本のときの積み残しを解消しきれていない感じがします。今回から青本への対応がなくなりました。これで日本の木造構造計算は青本が激減することでしょう。kizukuriの今回のバージョンで最大の感動は、アーキトレンドから柱や耐力壁がコンバートできること。非常に使いやすく適確です。
 新グレー本対応という点では、アーキトレンドZ構造計算も完成度が高いです。構造計算ソフトとしての完成度という点では上記2本に対して劣る部分もありますが、こと新グレー本に対しては素直に対応しユーザーインターフェイスもわかりやすいです。もっとも悲しいのは、アーキトレンドの図面からはkizukuriにコンバートしたほうがわかりやすい点。もう少し意匠図・構造図から計算部に移行がしやすいといいのですが。
 HOUSE-ST1は、もともとグレー本対応がアバウトだったため、旧グレー本と変わりなく設計できるのが強みです。もっともそのためには仕口などのデータをあらかじめ表にしたり頭にいれておいてやらないと辛いです。上記ソフトに比べてもソフト内に部材等のデータが少なすぎるのです。もっとも登録しておけばいい話ですが、ちょっと面倒。
 この4商品の比較は来月の「もくさんのポイント」で記事を掲載する予定です。
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