CADを考える

 最近のCADは高機能です。特に建築専用CADは。しかしそれは設計者の能力を削り取るという側面があることを忘れてはなりません。
 アーキトレンドというCADには平面図計画を入力し窓を入れると自動立ち上げで壁や柱が入ってくれます。屋根も簡単に入力でき、立面図や断面図も自動立ち上げで書き上げてくれます。もちろん設定をきちんと行っていればということですが、それさえきちんと行っておけばかなりの部分をCADが自動でやってくれます。もちろん他社の建築専用CADでも同様です。
 しかし、これに慣れてしまうと本当に能力が落ちてしまいます。まだ手書き時代に書いていた方々は大丈夫だと思いますが、業界に入ってすぐにこの手のソフトを使ってしまっている方は、将来が心配です。そのCADでしか書けないし、図面を見たり書いたりする能力が育たない危険性があります。そのため私の事務所では入社した若い社員にはそういった便利なCADは使わせません。CADに頼るようになると後で大変な目にあうとわかっているからです。
 私も入社時のCADはアーキトレンドでした。自動立ち上げの便利さに甘えて建築の納まりや作図のルールを学ばずに育ちました。その悪影響が今になって出ています。別にアーキトレンドが悪いわけではなく、学ばなかった私が悪いのですが。それに気づいたのは入社2年目。それ以降、ラフプランを書くとき以外はJWWで作図するようにしています。JWWもCADとしては特殊な操作性でCAD初心者向けではないのですが、無料でユーザー数も多くファイルのやり取りもやりやすいです。手書きをしない今となっては初めてさわるCADとしては非常に適しているのでは?と感じます。
 業界標準のCADといえばAUTOCAD。このCADを使いこなしている人はやはりCADの達人が多いです。小規模住宅などの設計に使っている人は少ないようですが、大きな建物の設計ではかなり使われています。私も縁があったらマスターしたいです。
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 様々な製品構成のAUTOCAD。私には違いが良くわからない。LTは2次元のみ。フルバージョンは高いです・・・。

 3次元ではベクターワークスが周囲では使っている方が多いです。操作は洗練されており教育機関でも使っているところが多いようです。元がMacのCADなので意匠デザイン系の設計者で使っている方が多いような気がします。私も使っていましたがちょっとした3次元の構想を練るのには非常に便利でした。
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 Mac版もWin版も販売されている貴重なソフトです。

 使っているユーザーのレベルが高いな、と思うのはDRA-CADユーザー。最近あまり見かけませんが、構造トレインのユーザーの中のDRAユーザーの能力は非常に高いです(たまたまかも?)。最近、動作が重いなと思うこともありますが、痒いところに手が届くうえ、他の建築専用CADほど自動化に特化されておらず、だからといって汎用CADと違い建築にある程度配慮しているで完全に汎用のCADよりは導入しやすいです。うちの若手二人もDRAユーザーですが、すぐにJWWなどなれることが出来たのではじめてのCADとしても良いかもしれません。
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2008年12月にバージョン8になり改正法などの対応が強化された。

 もっともCADは製図を助けてくれるツールの一つに過ぎないわけで、プロはその操作だけにとらわれては駄目なのだが。どうもソフト好きの私はそっちに流されやすい。反省!

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CADを考える” への0件のコメント

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    仕事が忙しすぎて、僕と渋谷でうまい飯でも食おうだなんて死んでもいえんと、そうおっしゃるのですね。

    いいもんいいもん、しろなまず抜きで美味しいものいっぱい食べに言ってやる~

    …早く暇になってくれ!

  2. SECRET: 0
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    Naokeyさん こんにちは。
    この間はお誘いお断りして申し訳ないです。
    もう少し待ってくださいな。