HOUSE-DOCの屋根形状入力機能

 使い勝手が良好の耐震診断ソフト「HOUSE-DOC」は、どちらかというと余計な機能が少なく、診断・補強設計に集中できるという点がメリットだが、他社との差別化のためだろうか?変な?機能を搭載しています。
 まったく使い物にならないと評判の「バードビュー(そんな名前だったっけ?)」。この鳥の絵のボタンを押すと、なんと鳥の目線!で建物3D表示画面を飛び回ってランダムで色々な角度から建物を見ることができるのだ!!。ヘルプにも書いていないが、何のためにあるのだろう??
 計算結果のアニメーション表示も理解に苦しむ。他社が振動アニメーションで、コマンドを選択すると入力建物自体を揺らせるのに対し、HOUSE-DOCのアニメーション表示は診断と同時に揺れるうえ、絵を揺らしているだけ(壁がずれ落ちたり、傾いたりするが)。診断時には非常に邪魔で、機能をOFFしている人も多いのでは?
 上記二つは使いたい人だけ使えばいいので、ソフトの評価を落とすものではない。他社も同じような??の機能はありますから。さて、今回紹介するのは、最近のバージョンで搭載された屋根形状入力機能。
 診断をまじめにやっているだけの方はこの機能自体を知らないかもしれません。屋根形状入力機能とは、通常、屋根の形は寄せ棟や切妻など基本的な形しか再現できず、3D表示が売りのHOUSE-DOCでは、非常に変な表示になってしまって魅力が半減していました。そこで、屋根の形状を自由に入力できる機能を搭載したとのこと。もちろん診断には関係ありません。本来なら診断機能を充実してほしいところだが、既に診断は完成したということなのでしょうか?
 ただ、使ってみると結構便利。同社は3DCAD(DRA-CAD)の開発元だけあって、入力手法は斬新!!。母屋下がりや入母屋、途中で勾配が変わる屋根も入力できるのだ!!質感はイマイチだが結構簡単に入力できます(そのうちテクスチャを貼れるようになったりして)。ここまでくると、外壁や床なども色やテクスチャが貼れるようになると簡易パースのようにも使えますな。
 しかし、画面上でなければあまり意味がなく、調査書に反映できるのは表紙のみ。しかも角度が指定できない・・・。せっかくなのだからもっと活用できるといいのに。私の場合画面キャプチャーで保存し、その画像に補強箇所や悪い部分を記入します。非常にわかりやすい調査解説書の出来上がり。正直他社のソフトより、相当簡単にわかりやすい悪い部分の指示や補強指示のラフ図が出来上がります。屋根形状がリアルに再現できるということは、屋外からの指示が非常にしやすいのです。なぜこの機能を積極的に開発しないか疑問です。しばらくはキャプチャーで利用するようにします。
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