模型の設計・製作

 建築には模型がつきもの。模型によって考えたり、お客様に説明したり・・・。私の場合はもっぱら考えるためです。しかし今回は商工まつりで利用する模型なので、きれいに見せなければなりません。
 しかも、構造模型。しかも地震動を加えて明確に違いがわかるように!という厳しい条件付き。春から準備していましたが、なかなか理想の挙動をするものが作れません。オリジナルなもの、という考えから作り出したのですが、やはり実力不足なようです。
 実物大のをそのまま小さくすれば同じ挙動になるのでは?と考える方もいらっしゃいますが、力学の世界はそんなに甘くありません。小さくすれば挙動も小さくなるし、目に見える表現は難しいです。しかも節点などを再現するのは不可能に近いです。更に完全にミニマムな模型を作っても実は挙動は異なってしまうのです。ですからある程度大げさな挙動をするモデルを作る必要があります。二次元なら何とかなるのですが三次元だと手に負えません。取りあえず自信があるものから完成させ、なんとか商工まつりに間に合わせたいものです。
 そんな中で自信作は、耐震金物の必要性が理解できる模型。これは簡単でした。振動装置も一方向で良いのでゴムで作成でき、実験モデルも軽量なので簡単に調整できました。ただ、現状のモデルだとねじれが発生してしまい挙動にばらつきが見られるので、もう少し調整が必要そうです。このばらつきが無くなれば、偏心率モデルも可能になるのですが・・・。
 自分の不器用さが嫌になる今日この頃です。
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