大分、広島、愛媛で震度5弱

 今日(12日)午前5時1分ごろ、大分県中部を震源とする地震があり、大分県佐伯市や広島県呉市、愛媛県今治市などで震度5弱を観測。九州から東海までの広い範囲で地震を計測しました。マグニチュードは6.1と先日発生したジャワ島の地震とさほど変わらないものの、震源の深さは約140キロと深く被害はあまり出ませんでした。
 9時現在で計8人。倒壊家屋や死者は発生していない。

 震度5というと大きな地震というイメージで、実際体験すると非常に恐怖を覚える揺れです。しかしながら震度5弱では建物の倒壊はよほどのことがない限り発生せず、損傷もわずかである。やはり怖いのは震度6弱からか?それでも近年の地震では震度6弱ならそれほど被害は大きくならない。本当に被害が大きくなるのは震度6強からで、震度7になると被害はまったく予想は出来ない。というわけで耐震補強の場合、私の場合震度6強で倒壊しない補強を目指します。新築では震度7で倒れないレベルを目指したいのですが、実は決定的な基準がなく「阪神大震災程度」などという非常にあいまいなレベルを目指しています。

 震度6強で倒れないレベルを実現する方法は、複数あります。しかし一般住宅の耐震補強の場合、古い住宅では非常に費用がかかってしまう現実があります。実際、新築したほうが良いのでは?と思える見積書を見たこともあります。先日お伝えしたとおり、特に基礎の件は深刻で、地盤が悪く基礎が悪い場合、事実上新築しか手段がない場合もあります。私の担当している地域ではそこまで悪いものはありませんが。また、震災のたびに思うのですが、老朽化して今にも倒れそうな家が、地震後無傷な場合もあります。原因はさまざま考えられます。逆にこういう建物の事例から補強方法を考えられないか?と思うこともあります。出来るだけ費用を少なく補強したいのですが、いい加減な補強をしても意味がありません。木造の場合、精密耐震診断といってもすべての構造要素を的確に判断できるものではありません。ですからある程度余裕をもって補強設計をする必要もあります。だからといって高価な補強金物を使えばいいというものではありません。
 出来るだけ安価で安心な補強方法はないか?私も様々な工法を試し、メーカーからの説明を受けたりして自分なりの結論ということで「Z制震化リフォーム」として6月にリリースしました。古い住宅向けですが、基礎にあまり負担を掛けず木造の特徴を活かした方法だと思っています。部分的な補強で済まない古い住宅で間取りをあまり変えたくない方向けです。今のところ施工できる住宅に結構制限があるのですが、今後改善していきたいと思っています。

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