今週のなまあず通信と構造トレインNZXリニューアル

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今週のなまあず通信は

■特集 住宅性能表示制度の改正について
■連載 バリアフリーへのいざない3
■なまあずセキュリティ
■住まいのお手入れQ&A

 でお送りいたします。

 構造計算受発注システム「構造トレインNZX」のリニューアルを5月8日に行いました。ラインナップはほとんど変更はないのですが、木造の場合、従来のリーズナブルなプランと、より精密なプランの2プランを用意。精密なプランでは、構造計算の精度を更にあげ、構造設計者からの構造に対する説明(耐震性能レポート)がついたり、他の振動解析ソフトでの結果を添付したりというプランが充実しました。構造計算が正確なのは当たり前。これからは説明責任が生まれます。そんな近未来の機能を含んだ構造トレインは従来に比べ値頃感がなくなりました。責任がある仕事ですし、価格で競争するのも駄目になる企業の典型みたいで好みません。低価格のサービスにはやはり満足出来ないお客様も多くなることが予想されます。今は批判を受けるかもしれませんが、思い切って価格を高めに設定しました。ただし、業務の適正化の面で、なまあず本舗制作の「いちもくさん」で構造や意匠をきちんとチェックした方への割引や、プレカット図を添付された方への割引など、負担軽減に強力してくださった方への配慮もするようにしております。4月までに登録されたお客様には年内は従来の価格体系と新価格体系を選べるようにしております(新価格のほうが安いプランも存在するので)。
 構造計算書偽造問題は、我々構造設計に携わるものにたくさんの課題を投げかけました。その課題を一つ一つクリアしようと努力している最中です。国や自治体も努力していくと思うのですが、まずは設計者自身が変わらねばならないと思っています。真面目に正しくやっているだけが良い設計者とはいえません。それは当然のことで、現在はそれ以上を求められています。私はそこに「説明責任」と「構造技術者の地位の向上」が必要と考えています。地位がなければ正しいことが行いにくいし、行ったことに対して説明がつかなければ専門家とはいえないからです。
 まだまだ課題はあると思いますが、とりあえず一歩目を踏み出したということに意義を感じております。
 

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