人によって違う構造計算

 あまりにも構造計算が多いので、自分ではムズカシ目な基礎の計算を社長に依頼。で、出てきた結果を見て思わず「???」。で、質問ををしてみて計算根拠を確認すると、ちょっと勘違いしていた部分はあるものの間違いはない。でも結果は違うのだ。簡単な基礎の計算なのに計算者が違えば評価の仕方も違う。最近のあまりにも神経質な構造計算への世間のこだわりを見ていると、あまりにもアバウトだ。でも地震力を半分に!とか違法な飛び道具を使っているわけではない。役所に出せばどちらも大丈夫だろう。しかも父子で師匠と弟子という関係であるのに異なってくるのだ(注:確かに一方がかなり安全で、一方がそれなりに安全という程度で、両方ともぎりぎりの設計をしていたわけではない)。このあたりのことは一般の人にはわかりにくいかもしれません。なら、もう少し基準をきつくすれば?などという意見もインターネットの掲示板やブログで見ることもある。しかし住宅だってどれひとつ同じものがないのと同様、構造設計の仕方もさまざまあるのだ。これはすべて同じように作られている自動車などの工業製品とまったく異なる部分です。
 逆に、このあたりのことを、どう一般の方々に説明し「自分の構造設計・計算は、こういう理由があってこうしたので、どれくらい安全か?」ということをアピールしても良いと思います。でも説明してもわからないだろうなあ。新たな基準は作って欲しくないし・・・。
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