関東地方の地下にもう一枚プレート?

 昨日の地球惑星科学関連学会合同大会で、産業技術総合研究所活断層研究センターの遠田主任研究員が発表した内容に驚いた方は多いのではないでしょうか?
 関東地方は、フィリピン海プレートと太平洋プレート、ユーラシアプレート、北米プレートの境界が近いので地震が発生しやすい地域といわれています。今回の発表では、そのうちのフィリピン海、太平洋という2つのプレートが沈み込んで複雑な構造を作っている関東地方の地下に新たなプレートの存在の可能性を指摘している。これにより首都直下で起きる地震の想定を見直しを迫られる可能性もあるという。
 遠田主任研究員によると1979年から2004年の関東地方の地下深さ200キロより浅いところで起きたM2以上の約地震15万個!のデータから3次元で震源の分布を再現しプレートの形状を分析。結果フィリピン海プレートは東京湾直下付近までしかなく、その先に伸びていると考えられていたプレートは実は独立のブロックで地下のプレートは部分的に4層になっているとみられることが分かったという。ブロックは太平洋プレートの破片とみられ約100キロ四方、厚さは約25キロになるという。(産経新聞より)

 さて、本当かどうかはともかく、首都東京をかかえる関東地方の地下構造は、その重要性にもかかわらずほとんどわかっていないのが現状です。厚く積もった上層の土(ローム層他)で断層すらはっきりと分かっていない地域が多いのです。今後、より一層の調査・研究を希望します。

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