基礎の補強について

 最近、連続で基礎の補強工事をしています。いうまでもなく住宅の基礎は、重要で割れていたりすると上部が頑丈でも地震等で簡単に家が壊れてしまうことがあります。古い住宅ですと基礎に問題があることが多いので注意が必要です。
 しかし基礎工事のリフォームの悪徳業者が少ないことからわかるように(!?)既存の基礎の補強工事は非常に難しく時間がかかるものです。また工事のスペースも必要で、内周から工事を行うと床を剥がさなければならなかったりで一大事です。
 基礎の少々のひび割れ程度ですと鉄筋が入っていれば、ひびをふさぐだけで大丈夫です。鉄筋が入っていなくても費用対効果で考えれば補修材を注入することで多少の効果はでるかもしれません(水も入らなくなりますし)。この方法はコスト的に安価なので、大げさな基礎工事はいやだが、何らかの対策をしたい方には基礎補強ではないことを説明した上で施工しています。
 基礎の割れが貫通している場合は、既存基礎に鉄筋をはわせコンクリートをうつポピュラーな方法で対応します。スペースが必要なのと多少格好が悪いのですが、部分的に行えば費用も工事期間も短くて済むので好評です。
 今行っている基礎補強は、本来あるべきはずのところに基礎が回っていなく沈下の可能性がある部分に新規の基礎を作成する工事です。工事期間はかかり費用も結構かかってしまいましたが、現実に建物が沈んできていることを実感されていたようなので工事を行いました。
 夏には研究中の繊維とコンクリートを用いて基礎の割れを補修する方法を投入する予定です。割れた部分の進行を抑え、荷重がかかる部分を重点的に補強する方法です。コスト的には既存と変わらず、従来方法よりもスマートに補強できそうです。引き抜き対策が難しいので現在その部分を思案中です。
 おつきあいのある工務店さんも色々と工夫と提案を行ってくださるのでうれしい限りです。相談しながらよりよい方法を考えていきたいと思っています。
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