建築の耐震性能のスペックは?国の認定って本当に信用できるのか?

 どの業界でもそうなのかもしれないが、国(もしくは省庁)が認定すれば、絶対大丈夫!のような気分にさせられる。果たして国や公共団体は、そこまで信用できるのか?
 耐震に絞れば最近、次々に耐震化の商品が発売され検査機関で性能が認定されたり国土交通省の認可が下りたとか色々出てきています。研究が認められた成果だと思えば喜ばしいことなのですが、一定の機械で検査したものにそこまでの信頼性があるとは思えません。これはメーカー製の住宅にもいえることです。
 よく阪神大震災の何倍も大丈夫!といっている住宅の宣伝を見かけますが、入力地震波はXY方向のみだったり、劣化度を計算していなかったりと不安要素が結構あります。試しに某免震住宅の免震部分の技術者に縦揺れ対策を聞いてみたら、「当社の免震技術では縦揺れは抑えきれない。(一般的に)縦揺れは横揺れの数分の1しかなくそれほど心配する必要はない。ただ全体として縦揺れを吸収できるだけの余力をもつよう設計してあるので心配はない」との発言も。ようは免震技術で縦揺れを吸収していない(他のメーカーはわからない)で設計全体で押さえ込んでいるものらしい。まあどの技術であっても安全であれば問題はないのですが、高級な免震技術ですらこうなのだから他はもっと心配である。
 まあ、実験施設の問題や、実験範囲の設定など難しい問題が多いので、仕方がない部分が多いのですが、メーカー等が公表する数値を鵜呑みにするのは危険なように感じます。
 最近、某住宅ビルダーが、住宅保証が降りないので、設計図から構造計算をしてくれ!って無理な注文をしてきました。幸い構造計算がギリギリ通ったので問題は発生しませんでしたが、完成後の話だから非常に怖い話です。使っているものが良くても、設計がおかしく施工が変であったら何の意味も無いので実際はこういった事態のほうが怖いです。
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    明けましておめでとうございます!

    そうですか、2004年は、大変なこと&後世に残ること、織り交ぜた年でしたか。

    私もそうなって欲しい2004年でした。

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    2005年も「住まう」をテーマに、生活に即したヒント集を書いて行きたいと思います。