最近感じる住宅事情

 年末になって、マイホームを持とう!と思っている方の相談が増えています。間取りにこだわる方、構造にこだわる方、健康にこだわる方、犬との同居?にこだわる方・・・。様々な方がいらっしゃいます。
 「では自分はどうなんだ!」と問われると「暖かい住宅」って応えます。これだけ地震関連、耐震関連のことを書いているのに自分自身の住宅に対する興味のキーワードは「健康」「暖かさ」です。それは気温20度未満だと極端に機動力が落ちる体質とあまり体が頑丈でないことからです。
 冬の暖かさを優先すると「気密性」「断熱性」が重要視されますが、近年のトレンドのような住宅は息苦しく感じて嫌です。だからといって、自然素材を多用していかにも「自然を愛しています」的住宅や「木のぬくもり」を謳う住宅にも抵抗を覚えます。
 木がぬくもりがあるという言葉を非常に疑っています。元来木は、自然の厳しい環境の中で長い時間をかけ成長してきたものです。成長していく過程で様々な外敵や自然災害等のトラブルに負けないで成長してきたものです。暖かいだけのはずがありません。手入れも面倒ですし劣化もします。
 それでも私が木造にこだわるのは、比較的安価に、軽量に強度を保てるという構造面の問題と、木のもつ風情を愛するからです。リフォームがしやすいとか現場加工がしやすいこともポイントの一つです。
 健康面での良さを引き出しながら、家屋全体が暖かく且つ開放感のある家を目指しています。そうすると構造上犠牲になる部分が出てきてしまうのでそのあたりのバランスが難しいところです。
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