今から始めるwallstat

木造住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat」は、国土交通省国土技術政策総合研究所 建築研究部 基準認証システム研究室主任研究官の中川貴文氏(所属はホームページより。2017年7月21日現在)開発です。無料で公開されていることから、利用しようとする動きは広いです。

ただし手軽にモデルを作れる環境が無かったため、挑戦しても挫折した方が多いと思います。近年、CADライクに入力出来る機能を実装したり、ARCHITRENDに変換機能が搭載されたりと、過去に比べて敷居が低くなっています。

ここでは導入時の注意点など現時点で使ってきた感想等も含めて書いていきます。

 

要注意事項

・計算時間が長いです。簡単な木造2階建てで、私が最新バージョン(Ver3.3.9)を利用して計算したら約15分かかりました。

このクラスです(梁など入力前)

私のパソコンもCore i5-7500 3.4GHzと決して遅くないのですが、こんなものです。

十分な時間を確保するか、別パソコンを用意して計算させ、実務に支障がでないようにしましょう。

・エラーチェックなどはされているようですが、実現不可能なモデルでも計算できてしまうことがあります。これはモデル化するときに、入力者が注意すれば気がつくはずなのですが。特に3Dにしたとき、耐力要素の上下に梁が抜けていないか?など初歩的なものを目視で十分注意してください。計算が長いので計算後に間違えに気付くとショックがでかいだけでなく、時間の無駄です。

 

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